企業は活用すべき!SNSマーケティングのメリット・デメリット・手法・事例を解説
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SNSを上手に利用しよう

SNSアプリの代表格のインスタグラム(Instagram)

今、世の中で利用されている人気のSNSといえば、

などがあります。
10代や20代の若者を中心に、多くの方がSNSを利用しています。
そして、今やSNSを使っていない方は、ほとんどいない状況です。

SNSの利用者の中には、自ら投稿せず、相手がアップしているものを閲覧している方は多いです。
そして何か迷いがあったり、購入するか悩んだりした時にSNSを参考にする人が多いです。
したがって、マーケティングを行う時には、SNSを上手に味方につけましょう

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティング

SNSマーケティングとは、SNSを利用して自社の製品をアピールし、購入までに繋げていくことです。
自社の商品をアピールする方法はいくつかあります。
その中でも、SNSマーケティングは、気軽に利用できるので、より多くの人に知ってもらえるチャンスが広がります
魅力のある広告をSNSで打ち出し、無名だった商品が人気を博したものはいくつもあります。

SNSマーケティングの例として、

などが存在します。
上記のマーケティング戦略をとるために、数多くの大手企業がSNSを利用しています。

SNSを活用している企業は多い

黒いスーツを着ている人がBusinessと書かれた新聞を読んでいる画像

すでにSNSの効果を知っている企業は、自分たちの新商品やひと押ししたい商品を上手に宣伝しています。
最近の10代や20代の若い世代は、TVを見ないでインターネットの中の動画を見て過ごすという方が増えています
したがって、TVのCMを行いつつも、SNSでも広告を上手に打ち出す企業が増えていきます。

SNSに関しては、若い人だけのものではなく、40代や50代以上の方も多数の方が利用しています。
したがって、SNSで情報を発信することで、非常に多くの方に見てもらえます

シニア世代の方は、SNSの使い方が分かると、自らも写真をアップしてSNSを利用している方もいます。
また、他の人の投稿なども見ているので、シニア世代にも広告を打ち出しやすくなります。

調べものをする時にSNSを利用している

青い背景の上に虫眼鏡があるがそう

「この商品についてもっと知りたい」と思った時に、今までは検索エンジンを利用して調べている方がほとんどでした。
もちろんグーグルなどで、検索バーに知りたいことを入力して調べている方は多いです。

しかし、今はSNSを使って調べものをしている方が大変増えています
特に、

  • 何か商品の口コミを知りたい時
  • 実際に購入してどうだったのか知りたい時

などは、ユーザーは生の声を知りたいと思っています。
したがって、商品について解説しているページより、もっと親近感のあるSNSで調べる方が多いです。

SNSで人気のソーシャルメディア

SNS

様々なSNSが存在しますが、皆が使っているようなものでなければあまり意味がありません。
どんなに良い広告を打ち出そうとしても、見てくれている人が少ないと結果に繋がりません。

ある程度世界的に知名度があり、登録者数や見ている人が多いSNSを利用して宣伝するのが効果的です。
どのようなソーシャルメディアがあるか、人気の高いSNSを紹介します。

人気のあるSNS

つぶやくだけで簡単なTwitter

Twitterは、自分が思ったことなどを簡単につぶやくだけで利用できます
したがって、世界で見ても大人気なSNSです。

ショートメッセージの入力も簡単で、一般の方から芸能人まで、様々な方が利用しています。
企業側からすると、一般のユーザーの方に意見を聞きたい時、簡単にやり取りができるため人気です。

すでに、大手の企業をはじめ、良さを知っている会社などでは、Twitterを通して商品の宣伝をし販売を成功させています。
リアルタイムに起きた出来事がつぶやきやすいため、利用しやすいと感じている方は多いです。

企業がTwitterを使って宣伝する際には、リツイート機能を利用しているケースが多いです。

  1. 企業のアカウントをフォローしてもらう
  2. キャンペーンの内容をユーザーにリツイートしてもらう
  3. 豪華賞品が当たる

というようなキャンペーンを行っています。

参加する側は、そんなに難しい手間がないため、比較的簡単にキャンペーンに参加してくれます
リツイートしてもらうことで、リツイートした人の知り合いにも見てもらえます。
したがって、広告の拡散率がアップするため、企業の宣伝の戦略としてよく使われています

画像や動画を楽しめる大人気のInstagram

スマホを持っている方は、Instagramをインストールしている方がほとんどです。
自分が動画や画像を頻繁にはアップしないという方でも、他の人の投稿をしっかりとチェックしています。

誰でも、パっと見た時に文字数が多いと読むのが大変に感じてしまいます。
しかし、Instagramの場合、動画や画像がメインとなるため、抵抗なく楽しめます

画像で素敵なものをアップしておけば、見た人が「これ何?この商品欲しい。」という気持ちになりやすいです。
画像に魅力が感じられると、説明文も読まずに一目惚れをして、商品を購入してくれる可能性があります。
したがって、画像や動画が魅力あるかないかで、商品のPR力は変わってきます

ちょっとしたことをサクっと投稿したい時には、24時間で消えるストーリーズ機能がおすすめです。
さらに、より距離を縮めたい時は、フォロワーと会話ができるライブ配信機能などもあります。

企業が宣伝する際に、インスタグラマーに投稿をお願いして、より多くの人に自社の商品のアピールも可能です。
自社だけでアピールをするよりも、より皆が憧れている人や影響力がある人とタイアップすることで、興味を持ってもらえます。
Instagramを上手に活用して、売り上げを伸ばしている企業は多々あります。

Instagramの親会社でほとんどの方が登録しているFacebook

Facebookは、スマホを持っている方のうち、ほとんどの方が登録していると言っても過言ではないSNSです。
Facebookでは、自分では投稿しなくても、広告や気になる相手の投稿をチェックしている方は多いです。

さらに、Facebookの場合、実名での登録が必要で、中には

  • 学歴
  • 職業
  • 好きなもの

などを細かく載せている方もいます。
広告を打ち出す際に、その人がどういったものを好んでいるのか情報から提示できます。
したがって、より個人に合わせた宣伝が出来ます

日本でFacebookが大きく流行った時に比べると、今は落ち着いています。
それでも、投稿はしなくても他の人の投稿は見たいと思っている方は多いです。
したがって、上手に宣伝して活用はすることは可能です。

Facebookは、世界で見るとまだまだ人気が高いです。
したがって、海外を視野に入れて宣伝したい時は、有効的に活用することが出来ます

YouTubeを上手に活用すると人気が出やすい

若い世代では、一人暮らしをした時にテレビを購入せず、家に帰ってきたらYouTubeばかり見ている方がいます。
若い世代をターゲットに宣伝したいのであれば、YouTubeは大変おすすめです。
特に、10代や20代などの若い人たちに何か自社の商品を知って欲しいと思ったら、YouTubeは外してはいけません。

さらに、TVの人気俳優やタレント並みに皆が知っているような有名ユーチューバーもいます。
人気のあるYouTuberたちとタイアップができれば、多数の方に見てもらえます

しかも、リアルで商品の良さが伝われば、

  • 同じものを使ってみたい
  • 欲しい

という気持ちにさせられます。

事前に撮影してYouTubeで流す他に、ライブ配信をして生で商品などについて宣伝も可能です。
最近では、投げ銭システムのスーパーチャットなどもあり、多くの収益を得ている人たちもいます。

スマホを使っている方のほとんどが利用しているLINE

LINEは、

  • 長時間電話をしても無料
  • 相手が送った文章を見たのか見ていないのかが分かる既読機能

などがあり、大変人気のSNSです。

LINEを使えば、より多くの人に広告を打ち出すことが出来ます。
年代としては、シニア世代では使っている方が少ないため、10代、20代の若い世代から、50代の方をターゲットにして宣伝をする良いです。
より多くの人に見てもらいたいという時には、LINEニュースなどでも広告を出せます。

若い世代をターゲットにするならTikTok

TikTokは、短いムービーで上手に伝えることが出来れば、人気が出やすいSNSです
音楽をムービーに合わせて様々なものの中から選べ、大変人気があります。

自分で動画を作成した時、動画の編集をするのが難しくないため、広告を打ち出す時に使いやすいです。
TikTokでは、起動させる時にも広告を表示させて宣伝が出来ます
見ようと思って立ち上げた時に目の中に入ってきやすいため、気にも留めてもらいやすいです。
ハッシュタグチャレンジ」というユーザーも参加できる広告の配信の仕方があります。
上手に活用して、宣伝してみましょう。

SNSマーケティングのメリット

コルクボードに貼られた黄色い紙に書かれた光っている電球の絵

SNSマーケティングを行うメリットについて紹介します。
どのようなメリットがあるのか把握しておくことで、より効果的にSNSを活用することが出来ます。

SNSマーケティングを行うメリット
  • 費用を抑えられる
  • ユーザーとの距離感を近づけられる
  • リアルタイムで情報を伝えられる

費用を抑えられる

SNSマーケティングには、ほとんど費用が掛かりません
登録費は基本的には無料なので、簡単に始めることが出来ます。

キャンペーンをするとなると、商品の準備には費用が掛かります。
しかし、応募条件として拡散することを入れることで、自動的にユーザーによって拡散されます。
SNSの拡散力は、非常に大きいので、少ない費用で多くの人のところへ行き届きます

また、広告を出稿する際には、費用に合わせて、

  • どれほどの人
  • どれほどの期間
  • どのような人

など細かく設定することが出来ます。
少ない費用でも、広告として出稿できるので、非常に利用しやすいです。

ユーザーとの距離感を近づけられる

SNSを通じて、企業とユーザーは身近な距離感でやり取りが出来るようになりました
今まで、メールや電話などでの堅苦しいやり取りが主流でした。
しかし、企業の投稿に対して、気軽にユーザーがコメントすることで、距離感の近いやり取りが実現しています。

ユーザーとの距離感が近づくことで、より親身になって応援してくれます。
したがって、SNSを通じてユーザーとのコミュニケーションを取ることは重要です。

リアルタイムで情報を伝えられる

雑誌などの情報誌では、月に1度、早くて週に1度の更新になります。
しかし、SNSでは、その日のうちに新しい情報をどんどん更新することが出来ます
したがって、新鮮な情報で溢れています。

キャンペーンを行うことになっても、月に1度の情報発信では、開催期間的に長くなってしまいます。
しかし、毎日情報を更新できるSNSでは、短期間のキャンペーンでも、度々開催することが出来ます。
新たなマーケティング戦略をどんどん打ち出せるのが、SNSの強みになります。

SNSマーケティングを行うデメリット

困って頭をかかえる男性

SNSマーケティングを行うデメリットについて紹介します。
どのようなデメリットがあるのか把握しておくことで、ユーザーにとってマイナスになる行動を避けることが出来ます。

SNSマーケティングを行うデメリット
  • 炎上する恐れがある
  • リテラシーが求められる

炎上する恐れがある

SNSマーケティングには、広く拡散できるというメリットがあります。
しかし、広く拡散されることは、いいことだけとは限りません。
多くの人の目に留まるということは、批判を受けるリスクも高まるということになります。

SNSには、様々な考えを持っている方が存在します
自分が良いと思った内容でも、他人からすれば悪い内容であることもあります。
気に食わないと思ったユーザーによって、炎上させられることもあります。
したがって、企業が投稿する際には、細心の注意が必要となります。

リテラシーが求められる

リテラシーが求められることは、前述した炎上に関係することです。
企業のSNS運営には、リテラシーが必要不可欠となります。
リテラシーが欠けていると、炎上に繋がります

また、ユーザーに嫌な思いをさせてしまう恐れがあります。
ユーザーから嫌われることで、売り上げの低下に繋がります
したがって、リテラシーがある担当者を運営者にする必要があります

SNSマーケティングのコツ

手を挙げているスーツを着た女性の画像

SNSマーケティングを行う際のコツについて紹介します。
どのようなことを意識すると成功しやすいか、参考にしてみてください。

SNSマーケティングのコツ
  • 自社に適したSNSを利用する
  • SNSの特性を理解する
  • SNSに合ったコンテンツを発信する

自社に適したSNSを利用する

自社メディアとしてSNSの運用を開始する際は、自社に合ったSNSを利用しましょう
例えば、自社製品のターゲットが50代である場合、10代や20代の若い世代に人気なTikTokを選んでも効果は薄いです。
自社のターゲットに合ったSNSを選ぶことで、より効果的に宣伝することが出来ます

SNSの特性を理解する

SNSの特性を理解することは重要です。

  • 強み
  • ガイドライン
  • 利用層

など、どのような特性のSNSなのかを理解することで、特性に合わせた投稿をしやすくなります。
上手く特性を利用することが出来れば、売り上げアップに繋がります

SNSに合ったコンテンツを発信する

SNSに投稿する際に、SNSに合ったコンテンツを配信することは重要です。
例えば、Instagramで投稿するコンテンツとして、文章がみっちり書かれている画像を投稿しても、注目されません。
どのような投稿がSNSに向いているのかを、十分に理解して発信することで、注目を集めやすくなります。

逆に、SNSに合っていないコンテンツを投稿し続けることで、ユーザーが離れてしまいます
結果的に、売り上げの低下に繋がるので、注意しましょう

SNSマーケティングの手法

様々なSNSアプリのアイコン

SNSマーケティングの手法について紹介します。
SNSと言っても、様々な種類があります。
そして、マーケティングのやり方にも様々あり、自分たちがしたい宣伝の方法を選べます

また、商品によって効果的かどうか、違いがあります
したがって、企業ごとにどういった作戦でいくか考えていきましょう。
より魅力的で、ユーザーが「欲しい」「使ってみたい」と思えるような広告がSNSの中で打ち出せると、リピート購入に繋がります

SNSマーケティングの手法

SNS広告

自社のカウントを持っていても、興味がある人しか訪問してくれないケースが多々あります。
もっと多くの人の目に触れたいと考える時には、SNSの中にある広告へ載せてもらうことが可能です。

広告欄は、様々な方の目に触れやすいようになっています。
したがって、より多くの人に自社について触れられる機会が増えます

広告は、興味を持ってくれそうなターゲットに向けて発信が可能です。
配信期間なども融通が利き、自社の都合に合わせて設定が出来ます。
したがって、効率良く宣伝が行える方法となります。

インフルエンサーマーケティング

TVのCMで人気女優に宣伝してもらい自社製品について知ってもらうように、ある程度影響力がある人に伝えてもらうと反応が大きくなります
SNSには、素人の方でも様々なユーザーに影響を与えるインフルエンサーがいます。
インフルエンサーにお願いをして、宣伝してもらうことをインフルエンサーマーケティングと言います。

ユーザーからすると、「好きな人が進めている商品だから使ってみよう」となります。
インフルエンサーは、すでにかなりのフォロワーを抱えています。
また、魅力的な発信の仕方について分かっています。

ただ、誰を選んでもいいのではなく、自社の商品に関連がある人を選んだ方が良いです。
どんなに人気があっても、インフルエンサーのファンのユーザーがターゲットとなる年代や性別ではない場合、興味を示してくれません。
タレントなどが宣伝するよりも、インフルエンサーの方が宣伝する方が、いかにも宣伝している雰囲気を払拭することが出来ます
もっと自社の商品を知って欲しいと思っている時には、インフルエンサーを上手に活用しましょう。

SNSアカウント運用

SNSで宣伝する時には、宣伝する為の自社アカウントを作る必要があります
どのような商品を取り扱っているかにもよりますが、ターゲットの年代によってどのSNSに登録するか考えた方が良いです。
利用する年代が10代や20代という若い世代のSNSで、50代向けの商品の動画を一生懸命作っても、見てくれる人はほとんどいません。
したがって、ターゲットの年代に合わせたSNS選びが非常に重要です。

公式アカウントを作る際、1つのSNSに絞る必要はありません
例えば、

の3種類のSNSに公式アカウントを作り、それぞれで宣伝をしても良いです。
Instagramでの反応はいまいちでも、Twitterではバズることもあり得ます。
公式アカウントを持っていると、自社に興味があるファンとのコミュニケーションが取りやすくなります

SNSキャンペーン

ユーザーの中には、お得なものが好きな方は多いです。
そして、キャンペーンという文字を見ると、つい反応してしまいます。

自分が欲しいと思っていた商品が当たるキャンペーンがあると、参加しようという気持ちになります。
SNSを使ってキャンペーンをすることで、最終的には購買意欲にまで繋げるキャンペーンを行うと良いです。

キャンペーンを行う際に利用しやすいSNSは、

  • Instagram
  • Twitter

になります。
InstagramやTwitterを始めたばかりの企業は、多くのフォロワーを集めるほど認知度が上がっていません。
普段から魅力的な写真や動画、内容をアップしていくだけでは、フォローを集めるのに限界があります。
世間からの注目を集めるためには、キャンペーンを上手に打ち出し、応募の条件にフォローを入れておくと良いです。

キャンペーンを打ち出せば、全てが成功するわけではありません。
皆が魅力的に感じるような案を考えていく必要があります
キャンペーンの内容が良く、多くのユーザーが参加してくれれば、結果的に利益に繋げることが出来ます。

ソーシャルリスニング

自社商品について意見が欲しくても、直接意見を聞くのは難しいです。
何か意見を伝えようとしても、お問い合わせなどを利用して伝えるのは、面倒だと感じる方は多いです。

しかし、SNS上では簡単に意見を伝えやすいので、企業や商品に対しての本音を探りやすくなります。
また、自分たちの企業や商品について、自分たちの知らないところで書かれている意見は、リアルな意見としてとても参考になります
悪いこともズバっと書いてくれていますし、忖度がない分本音を探れます。
上辺だけではなく、本当の意見を探ることが出来るので、商品の改良などに取り入れやすくなります

SNSマーケティングの成功事例【8選】

4人でタブレットを見ている画像

SNSマーケティングの成功事例を8つ紹介します。
これからSNSマーケティングを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Twitterでの事例

Twitter画像

ほっかほっか亭(@HokkahokkaP)


ほっかほっか亭は、お弁当を提供する企業として有名なほっかほっか亭が運営するアカウントです。
ほっかほっか亭が開催したキャンペーンは、条件を満たすことで、結果がすぐに分かるキャンペーンです。
当選すると、温玉付回鍋肉丼の1色無料券がもらえるという内容です。

キャンペーンの応募方法は、

  1. ほっかほっか亭のTwitterアカウントをフォローする
  2. キャンペーンツイートをリツイートする

当選者数は1,000名となっています。
応募することで、公式アカウントからダイレクトメッセージが届き、その場ですぐに当否が分かるのが魅力的です。

キャンペーンとは、大体忘れたころ合いに当選通知が来るものが多いです。
また、はずれていた場合は忘れていることがほとんどです。
しかし、結果がすぐに分かることで、参加者はキャンペーンに参加した実感を味わえ、フォロワーの獲得に繋がりました。

ブラックサンダーさん(@Black_Thunder_)

ブラックサンダーさんは、コンビニなどで見かけるブラックサンダーというチョコレート菓子を製造する有楽製菓株式会社が運営するアカウントです。
サクッとカリっとした触感が人気なお菓子です。
開催したキャンペーンは、ブラックサンダーとブラック3号(サンゴ―)のどちらが本物か決めるという内容です。
自分の好きな方のハッシュタグを付けて応募することで、どちらの方が人気商品なのかを決定する、ファン必見のキャンペーンです。

キャンペーンの応募方法は、

  1. ブラックサンダーさんのTwitterアカウントをフォローする
  2. 「#サンダー」または「#3号」と付けて、キャンペーンツイートを引用リツイートする

となります。
当選者数は、それぞれ10名ずつの合計20名となっています。

お気に入りの商品を応援すると、応援した商品が当たる可能性があるという、ファンなら嬉しい内容になっています。
短期間の開催にもかかわらず、多くの参加が見られたことから、ブラックサンダーの人気が伝わるキャンペーンとなりました。

Instagramでの事例

Instagram(インスタグラム)のロゴ

西陣織会館 (@nishijinorikaikan)


西陣織会館では、京都の西陣織の歴史や資料の展示、西陣織製品の販売などを手掛けています。
2021年は、コロナ禍で業界団体も売り上げが伸び悩むなど、苦戦を強いられていました。
テレワークの増加で、スーツやネクタイの需要は減っています。
京都観光に訪れる日本人はもちろん、西陣織のターゲット層であったインバウンド需要が望めなくなったのが大きな痛手です。

そんな中、西陣織会館の頑張ろうという意気込みが見えるキャンペーンとなっています。
しかし、「コロナ禍でネクタイの需要が減っているので、商品を買って応援してくれ」といったネガティブキャンペーンではありません。
とても前向きな感じのキャンペーンになっています。

コンセプトとしては、「新型コロナウィルスの影響で大変な時期で、外出も難しい時だからこそ、今私たちにできることを」という内容でした。
抽選で゙5名に父の日にネクタイをプレゼントしてくれるというものです。
当選者には、父の日必着でプレゼント包装で配送してくれるというのは、嬉しい内容です。
応募方法は、以下のようになっています。

  • 西陣織会館のInstagramアカウントをフォロー
  • ネクタイが゙写っている写真をアップする
  • 「#父の日ネクタイ 」のハッシュタグをつけて投稿する

投稿する写真は、ネクタイが写っていれば、どんな写真でも良いです。
当選した際の商品は、

  • 優秀者5名にAmazonギフト券3,000円
  • 最優秀者5名に西陣織ネクタイ

となっていました。

ロイズ Royce'_official チョコ/スイーツ (@royce_jp)

ロイズは、チョコレートを中心としたお菓子やパンなどの製造・販売を行う企業です。
毎年、バレンタインの時期になると「#ロイズとバレンタイン」フォトコンテストを開催しています。
バレンタインに送りたい・貰いたいと思うロイズの製品の写真と共に、

  • 「#ロイズとバレンタイン2021」
  • 「#おいしいロイズ」

の2つのハッシュタグを付けて投稿することで参加出来ます。
参加することで、参加者から抽選でロイズのチョコレートがもらえるといったキャンペーンでした。
バレンタインというチョコレート業界にとっては一大イベントの時期に、毎年確実に認知度を広めている事例となっています。

Facebookの成功事例

Facebook画像

スターバックス コーヒー ジャパン Starbucks(@StarbucksJapan)

スターバックスのFacebook

スターバックスジャパンでは、新作商品が出るたびにカバー写真を変更しています。
誰が見てもおすすめの商品だと分かるように、大きく宣伝されています。
また、飲みたいと思うような、美味しそうなデザインがされているのも特徴的です。

Facebookページでは、

  • コーヒーの淹れ方について、バリスタがライブ配信で紹介
  • グッズの紹介
  • キャンペーンの紹介

などを行っています。
スターバックスが好きな方だけでなく、あまりよく知らない人にとっても、魅力的に感じられるコンテンツの配信を行っています。

LINEの成功事例

LINE画像

有限会社味源

lineの成功事例

有限会社味源は、菓子類、麺類、健康食品など自社ブランド商品の製造・販売のほか、他社ブランドの企画・開発を主な事業としています。
LINE公式アカウントを導入することで、売り上げが5倍以上に増加したという結果を残しています。

LINE公式アカウントからの投稿は、お買い得情報などの事前告知やクーポンの配布などを行いました。
登録している方だけが得をするようなシステムとなっています。

今やLINEは、日常生活になくてはならない存在となっています。
連絡を取るためにはLINEが必須になっていると言っても、過言ではありません。
そんなLINEの友達登録をしてもらうことによって、定期的に送られてくる情報には、必然的に目を通すようになります。
今までどのような企業かも分からなかった場合でも、キャンペーンを通じて登録してもらうことで、自社について興味を持ってもらいやすくなります。

YouTubeの成功事例

YouTube(ユーチューブ)のロゴ

モンスト(モンスターストライク)公式

モンストのYouTubeチャンネル

モンスターストライクは、スマートフォン用のゲームです。
モンストでは、新たなキャラクター紹介や、イベントについての告知をYouTubeにて行っています。

ユーザーは、ゲームの新要素について気になる方は多いです。
したがって、YouTubeにて動画で告知することで、大きな人気を集めています。
ゲームの内容に関して告知するためには、プレイ画面を動画で見せることが一番効果的です。
したがって、YouTubeを利用したマーケティング方法を取っているのは、非常に参考になります。

TikTokの成功事例

TikTok(ティックトック)のロゴ

ユニクロ(@uniqlo_jp)

@uniqlo_jp 平野歩夢選手の全身ユニクロコーデ 👕🛹#平野歩夢 #ayumuhirano #uniqlo #ユニクロ #ユニクロコーデ #スケボー#Tシャツコーデ ♬ lazy - Official Sound Studio

ユニクロは、大手アパレルメーカーとして非常に知名度の高い企業です。
ユニクロがTikTokを活用しておこなっていることは、

  • インフルエンサーを起用した商品紹介
  • キャンペーン告知
  • コーディネート紹介

などです。
TikTokの特徴を活かした宣伝方法で、ユーザーに興味を持ってもらいやすく仕上げています。

短い時間の動画だからこそ出来る、

  • 豆知識の紹介
  • 新商品の告知

など、上手くTikTokを活用しています。

まとめ

ペンでノートに英語が書かれている画像

SNSマーケティングとは、企業がSNSを利用して、自社の商品やサービスを売れるように仕組みを作ることです。
現在、多くの大手企業がSNSマーケティングを利用しています。
SNSの利用者数は、世界中で非常に多いです。
したがって、宣伝効果は抜群だと言えます。

SNSマーケティングとしての手法には、

などがあります。
それぞれのSNSの特徴を理解し、自社のターゲットに合ったSNSで適切な方法で運用しましょう。
上手く運用することが出来れば、売り上げアップに大きく貢献できます
企業の発展に向けて、ぜひSNSマーケティングを始めてみてはいかがでしょうか。

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