目次
マーケティングはSNSに頼る時代
SNSでのマーケティングを考えるなら、4大SNSの特徴や影響力を把握する必要があります。
主要SNSに限定しても、国内ではさまざまなSNSが使われています。
- LINE
- TikTok
など、そういったサービスでマーケティングをする場合には、それぞれのユーザーの特徴を把握していなければ、十分なマーケティング効果は発揮できません。
今回は、それぞれのSNSの影響力や特徴と、向いているマーケティングについて紹介しますので、これからSNSマーケティングを実践していくつもりならば、しっかりと確認しておくとよいでしょう。
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日本におけるSNS利用率
2020年7月日本国内においてのSNS利用者に関して以下の調査の結果が発表されています。
(普及率:80%)※2022年末:8,241万人に拡大
- LINE利用率
:77.4% - Twitter利用率
:38.5% - Instagram
:37.5% - YouTube
:23.2% - Facebook
:21.7% - TikTok
:8.1%
上記のICT総研が発表した調査結果によるとSNS全体の普及率が約80%となり、LINEの利用率が77.4%を占めています。
LINEに関しては普段の電話やメールなどの連絡ツールとして使用され、他のSNSと比較してもずば抜けた利用率なのも納得です。
日本においてSNSユーザー数ランキング
日本におけるSNSのユーザー数ランキングは以下を参考にしてください。
※発表年月日をタップすることで、出典元リンクが開きます。
国内ユーザー数 | ||
---|---|---|
SNS名称 | 月間利用者数 (MAU) |
発表 |
LINE | 8,600万人 | 2020年10月 |
YouTube | 6,500万人 | 2020年9月 |
4,500万人 | 2017年10月 | |
3,300万人 | 2019年6月 | |
2,600万人 | 2019年7月 | |
TikTok | 950万人 | 2019年2月 |
利用者の満足度に関して
- Instagram
:81.2ポイント - YouTube
:80.8ポイント - LINE
:79.1ポイント - TikTok
:78.5ポイント - Twitter
:78.0ポイント - Facebook
:73.5ポイント
上記のICT総研が発表した調査結果によるとSNS利用者の満足度に関して、Instagramが第一位を占めており2位がYouTubeと言った結果になっております。
若年層のSNS利用事情に関して
上記のTesTeeが発表した調査結果によるとSNS利用者の10代〜20代男女1,237名を対象に「利用しているSNS」について調査した結果、9割の男女がLINEを利用しているとの事でした。
また、Twitterの利用率は10代の女性が約70%。
Instagramの利用率は10代の女性が約70%とTwitterと同等の利用率を誇ります。
その他にも10代の男女の利用率が伸びてきているTikTokも今後主要SNSと成長する可能性が高そうです。
各SNSの影響力と特徴について
上記では、SNSの利用率・利用者の満足度・若年層のSNS利用事情について解説してきました。
ここからは各SNSの特徴について解説していきます。
各SNSを主に利用するユーザー層を把握した上で、自社の商品やサービスに合わせてSNSマーケティングを成功させましょう。
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Facebookの特徴
Facebookは、30代〜50代男女の利用者率でトップクラスのSNSとして君臨しているといえるでしょう。
Facebookの大きな特徴としては、実名登録がルールになっているという点です。
日本人は実名登録には、かなりの抵抗があるのですが、そんな中、トップクラスの使用率を誇るSNSにまで上り詰めるのは、そのサービスのレベルの高さが評価されたからだといえるでしょう。
さらに、SNSは、手軽にその他のユーザーとつながれるのが魅力の一つですが、Facebookは友だち申請をした後に、それが承認されなければ、そのユーザーとはつながれません。
そのため、SNSの中でも、一歩踏み込んだ付き合いができるサービスと認識されているのです。
「30代〜ビジネスマン」をターゲティングするのに適している
Facebookは、若者に人気というよりも、30代以降に人気のSNSだといえるでしょう。
ノリで付き合うよりも、落ち着いた関係を気づきたいユーザーなどに向いています。
これは実名登録だからこそのメリットともいえるでしょう。
このようなFacebookの特徴を踏まえた上で、マーケティング方法を確認してみると、トップクラスの使用率を誇るSNSなものの、マーケティングをするのは難しいともいえるでしょう。
Facebookは、その他のSNSに比べると、やや閉鎖的なサービスになっているため、情報の拡散力はSNSの中ではそれほど大きくありません。
そのため、広く浅くマーケティングをするよりも、ピンポイントに狭く深くのマーケティングが向いているといえるでしょう。
その方法としては、Facebook内に何らかのコミュニティを作成して、そこでマーケティングをする方法があります。
また、仕事で利用しているユーザーが多いという特徴を利用して、ビジネス系のサービスや商品でアプローチするのもよいでしょう。
Twitterの特徴
Twitterの1番の特徴であり、1番の魅力は拡散性が高いという点でしょう。
Twitterで本格的に拡散され始めると、凄まじい勢いで情報が拡散されていきます。
Twitterの拡散力をサポートしているのが、サービス内で他のユーザーとつながりやすいという部分です。
片方がフォローする気さえあれば、まったく見ず知らずのユーザーといきなりつながれます。
また、実名登録のように自分の素性を明かす必要がないので、ディープな意見や消費者の素の意見が聞けるのも魅力だといえるでしょう。
短文文化が形成されていますので、情報量こそ多くありませんが、消費者の生の声をダイレクトに聞けるのは、侮れないものがあります。
一人のユーザーが複数アカウントを所有していることも
Twitterの利用者は若者がもっとも多く、10代、20代のユーザーがかなりの割合になります。
しかし、トップクラスのSNSとしても有名なので、30代以降のユーザーもそれなりに多いといえるでしょう。
ただしTwitterの場合、注意が必要なのは、一人で複数のアカウントを利用するのが当たり前という点です。
ヘビーユーザーの中には、数十というアカウントを駆使して、Twitterで活動しているユーザーも存在しているくらいなのです。
これも、Twitterが生み出した特異な文化といえるでしょう。
「インフルエンサー施策・キャンペーン施策」に適している
Twitterの特徴を踏まえてみると、インフルエンサーマーケティングに適しているといえるでしょう。
Twitterの拡散力にはある条件が必要で、その条件の一つがインフルエンサーです。
実は、まったく無名であまり知られていないアカウントが情報を発信しても、それほど拡散力を発揮することはありません。
たとえば、Twitterではよく災害情報などが凄まじいスピードで拡散されることがあります。
こういった情報の拡散を確認してみると、第一発信者の後に、インフルエンサーがそれを取り上げ、そこから爆発的に拡散しているケースが見受けられるのです。
そのため、Twitter上でマーケティングをするのならば、インフルエンサーを活用しなければ、十分な効果を発揮してくれない可能性があります。
また、インフルエンサーの他に、キャンペーンを利用したマーケティングにも向いています。
プレゼントなどを用意したキャンペーンであれば、ユーザーが積極的に参加してくれますので、爆発的に情報が拡散される可能性が高いです。
もちろん、キャンペーンとインフルエンサーの両方を活用したマーケティングであっても問題はありません。
LINEの特徴
LINEもトップクラスのSNSとして確かな存在感を持っています。
2020年の時点で、すでに国内の約8割以上が利用しているほどのSNSなのです。
LINEのユーザーを確認してみると、40代以降の利用者が非常に多いことがわかります。
その数は若者よりも多くなっているのです。
LINEが40代以降に重宝される理由には、ビジネスツールとして確立されているからという点もあるでしょう。
LINEの利用者の多くは、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとして利用しているのです。
また、年齢層だけではなく、ユーザー属性を確認してみると、会社員が利用している割合がもっとも多いのです。
顧客管理「CRM施策」に適している
LINEの特徴を踏まえると、ビジネスに関連した商品やサービスのマーケティングに適しているといえるでしょう。
また、LINEマーケティングは少しハードルが高くなっており、その理由がCRMシステムと連動して行うマーケティングが一般的だからです。
LINEマーケティング自体は公式アカウントの作成さえできれば、無料で実施することもできます。
しかし、メッセージ送信が主のマーケティングになってくるので、それをサポートしてくれるCRMシステムが重要になってくるのです。
こういったシステムを導入できれば、最適なタイミングで一人ひとりにメッセージを送信できます。
Instagramの特徴
Instagramの大きな特徴は、写真文化が根付いているというものです。
今回紹介したSNSと比べて、Instagramが違っているのは、文字ではなく写真や動画が主流のSNSということでしょう。
多くの投稿が写真がメインになっていて、より視覚効果を利用したマーケティングを行えるというのが特徴になっています。
さらに、その他のSNSと比べると、海外ユーザーとのつながりをもちやすいサービスだといえるでしょう。
実際に、インスタグラムを利用して、日本の商品の良さを海外に向けて発信するアカウントも多くあります。
また、写真が主流という文化も、海外の人たちにわかりやすいというメリットもあるでしょう。
インスタグラムのユーザーは、40代を頂点とした山型です。
どの世代にもバランスよくユーザーが分布しているかたちになり、そういった意味ではマーケティングの可能性は無限大ともいえるのではないでしょうか。
「インフルエンサーマーケティング施策」に適している
Instagramは、Twitterほどの拡散力はありませんが、インスタグラマーというインフルエンサーが存在する部分は共通しています。
つまり、Instagramでのマーケティングは、このインスタグラマーをどう使うかによって大きく変わってくるでしょう。
また、写真が主流のSNSになるため、写真と親和性の高い商品やサービスのマーケティングに向いています。
たとえば、グルメや観光地、ファッションなどとの親和性はかなり高いといえます。
TikTokの特徴
TikTokの特徴は、15秒尺の「リップシンク動画」を投稿します。
※「リップシンク」=「口パク」
また素人でもアプリ内の動画編集機能を使うことで簡単に動画が作成・投稿ができます。
動画素材に関しても、利用できるBGMなどが数万種類用意されていて、凝ったネタをユーザーが自ずと考えなくても気軽に投稿できることから、国内では中高生の男女を中心に火がつきました。
Twitterと同等の拡散力の高さ
TikTokはTwitterと同等の拡散力を誇ります。
実際にInstagramやTwitterなどのSNSではフォロワー数が少ない投稿者がTikTokに動画を公開したことをきっかけにバズって始めた途端に数千のフォロワーが付くことも例外ではありません。
女子高生をターゲティングした「インフルエンサーマーケティング」に適している
商品やサービスによりますが、従来企業が広報活動としてインフルエンサーマーケティングを実施する際、
- YouTube
の3つをセットに施策を実施することが多くありました。
それが、今では女子高生を中心とした若年層をターゲティングする際はTikTokを加えたインフルエンサー施策を実施する企業が急増しています。
まとめ
Facebook・Twitter・LINE・Instagram・TikTokのそれぞれの国内利用率や各SNSの影響力と特徴について解説してきました。
SNSとは言えども、それぞれ異なった特徴や利用しているユーザー層が存在することが把握できたと思います。
企業が実際にSNSを活用したプロモーション施策を実施する際は、自社のサービスや商品、ターゲット層を明確にすることが重要になってきます。
また、SNSを活用したマーケティングを確実に成功させる為にはインフルエンサーマーケティング会社に依頼することも検討された方がいいでしょう。
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出典元:INFLUENCER CLOUD
INFLUENCER CLOUDは、株式会社EMOLVAが運営するインフルエンサーマーケティング支援サービスです。
代表取締役の榊原自身もインフルエンサーとして活動する経験をいかし、様々なテレビ番組にも出演させていただいております。
また、このSNSマーケティングメディア「インフルエンサー」の運営も行っており、業界の最新トレンドやノウハウを駆使したディレクションを得意としております。
最低出稿金額は2万円〜大手ナショナルクライアントまで対応可能で、中間業者を排除することによって「フォロワー単価」を業界最安値「1.5円〜」という低価格を実現しております。
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- 自社の商品にどのようなインフルエンサーを起用すれば効果が高いのか分からない
- とにかく安価でまずは試してみたい
- メインSNS: Instagram・YouTube・Facebook・Twitter・TikTok
- 支援形式:ディレクション型
- プロモーション対象国:日本