目次
- 1 インスタグラムで話題の商品は売れる
- 2 インスタグラムで話題の商品にするためには?
- 3 キャンペーンを上手に活用する
- 3.1 キャンペーンでもらえる商品に魅力を持たせる
- 3.2 インスタグラムのキャンペーンに参加しやすくする
- 3.3 「フォローだけ」のキャンペーンがおすすめ
- 3.4 段階を踏むキャンペーン
- 3.5 メンションを付けてもらう
- 3.6 もしキャンペーンの条件に入れるなら簡単にできることを伝えよう
- 3.7 インスタグラムのみにこだわらない
- 3.8 まだ参加していないSNSがあれば登録して運用してみよう
- 3.9 ユニークなキャンペーンを考える
- 3.10 自社の売上に繋がる商品にする
- 3.11 様々な当選品を準備するのもおすすめ
- 3.12 店舗と一緒にインスタグラムのキャンペーンを行う
- 3.13 店舗でフォローをきっかけに情報を見てくれる
- 4 話題作りのためのキャンペーン手順とは?
- 5 インスタグラムで話題作りに成功して売れた事例
- 6 インスタグラムで話題になるポイント
- 7 まとめ
インスタグラムで話題の商品は売れる
今まであまり知られていない商品であっても、インスタグラムで「使ってみたら良かった」「またこれ買いたい」と評判になると売れます。
なぜなら、良い商品であれば、自分たちも欲しいと思うからです。
インスタグラムに自社商品や自社サービスを紹介するために投稿しても、話題になる程でなければユーザーに興味を持ってもらえません。
インスタグラムで話題の商品にして、『皆に知ってもらう』ことが重要です。
成功事例はたくさんある
インスタグラムを利用して、自社商品をアピールし、ユーザーに興味を持ってもらえて、大人気商品になった成功事例はたくさんあります。
皆が興味を持ちそうなインフルエンサーにギフティング(商品を配る)し、投稿の中で紹介してもらいます。
例えば、普段からおしゃれで憧れの的であるインフルエンサーにファンションに関するおしゃれなアイテムを身に着けてもらいアピールするなどです。
「この人の身に着けている商品おしゃれ」と感じられると、大変興味を持たれ「私も買いたい」という気分にさせられるのです。
多数の人がインスタグラムに商品をアップしていることで、「みんな使っているなら私も使ってみよう」という気持ちにもさせてくれます。
インスタグラムで話題の商品にするためには?
どうすれば、自社商品や自社サービスがInstagramで話題になるのか知らない人が多いです。
ただ商品の説明をして投稿しても、ほとんど興味を持ってもらえません。
話題な商品になるよう、戦略的にインスタグラムを活用する必要があります。
インスタグラムで話題の商品にするための方法について詳しく解説します。
#ハッシュタグを活用する
インスタグラムで重要になってくるのが、ハッシュタグ(#)になります。
インスタユーザーが「何か話題の商品を調べたい」と思った時、ハッシュタグ検索を行います。
ハッシュタグ検索した時、ハッシュタグが魅力的で調べられやすいものになっていないと、自社商品が検索にヒットしません。
インスタグラムに投稿されている写真やコメントは多数あるため、他の投稿に埋もれてしまいます。
どのようなハッシュタグを付ければ良いかは、
- 競合の投稿
- 顧客になりえるユーザーの投稿
などを分析する必要があります。
ハッシュタグによって検索ボリュームもバラバラです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
オリジナルハッシュタグを作る
皆が調べそうなハッシュタグにするのも大切です。
しかし、多くの人が使ってそうなハッシュタグだと、他の同じようなハッシュタグに埋もれてしまって自社の商品が検索できない可能性があります。
少し工夫をして、検索してもらえそうな他の人が考えていないような言葉を活用するべきです。
例えば、オリジナルハッシュタグです。
オリジナルハッシュタグを作ってしまえば、ユーザーは自社商品の投稿を検索しやすくなります。
自社へのアカウントへ導線を作るためにも、オリジナルなハッシュタグも必要です。
特にインスタグラムでキャンペーンをした時には、どの程度参加してくれている人がいるのか計測するために必要となります。
他の人も利用しているようなハッシュタグにすると、計測する時に余計な投稿が混ざって、上手く計測できません。
長すぎるハッシュタグはNG
オリジナルハッシュタグを作る時に、オリジナルという部分を意識しすぎると、長くなってしまう可能性があります。
文字が長ければ、他の人と一緒になる心配もないですし、計測もしやすくなります。
しかし、自社としては良くても入力するユーザーは大変です。
特に心配なのは、入力ミスが多くなってしまいます。
入力する語句が少なければ大きく間違うことはありませんが、長すぎる場合は、間違ってしまう可能性が高くなります。
せっかくキャンペーンに参加してくれたにもかかわらず、スペルが間違っているためにカウントできない場合があります。
友人や知人と話題にするにも、言いにくく長いオリジナルハッシュタグは不利です。
簡単に言えるようなハッシュタグだと、皆の話題にもしてもらいやすくなります。
メンションを付けて自社商品を紹介してもらう
ハッシュタグから検索するため、ハッシュタグを工夫するだけで効果は大きく変わります。
さらに、自社のインスタグラムアカウントへのメンションも付けてもらえると気になった人に自社のアカウントを調べてもらえます。
様々な商品の紹介やためになるような投稿をしている場合、1つの投稿だけでなく、過去の投稿をさかのぼって、いくつも見てほしいです。
ハッシュタグだけでは、なかなか企業名まで検索してくれるというのは期待できないため、商品を検索してもらったついでに自社のアカウントも見てもらえるような導線を作っておきましょう。
キャンペーンを上手に活用する
インスタグラムで話題の商品にするには、キャンペーンを活用しない手はありません。
何もなく商品の紹介をされても、目を引くような特徴がないと見てもらえません。
ユーザーの心を動かすためには、キャンペーンが効果的です。
キャンペーンでもらえる商品に魅力を持たせる
いくらキャンペーンを実施していても、「この商品はそんなにいらない…」と思われてしまったら、キャンペーンに参加してくれなくなります。
「この商品ほしい」「使ってみたい」と思わせ、お得感を出すことが重要になります。
例えば、豪華なディナーを楽しめるなど、ユーザーの心を動かさなければなりません。
自分たちがもらって嬉しい商品を考え、ユーザーはどう思ってくれるかを考えましょう。
インスタグラムのキャンペーンに参加しやすくする
素敵だと思う景品があり、自社の商品にも興味を持ってくれたとします。
興味を持ってもらっても、参加ハードルが高いと少し面倒くさいと思われてキャンペーンが盛り上がりません。
例えば、素敵な写真を撮影してほしいと思ったときにも、どこでも気軽に撮影できないようなものを条件にしてしまうと参加できません。
身近で条件の内容もそんなに厳しくなければ、インスタグラムのキャンペーンに応募してくれる人も増えて盛り上がります。
「フォローだけ」のキャンペーンがおすすめ
写真を応募するというのも人によっては面倒に感じてしまい、興味はあってもインスタグラムのキャンペーンに参加まではしてくれない場合が多いです。
少しでも多くの人に参加してもらいたいと思ったら、まずはフォローしてもらうだけのキャンペーンをしましょう。
何か複雑なアクションを起こすわけではないですし、簡単にフォローボタンを押すだけになるため普段は面倒くさがりの人も参加してくれる可能性が高くなります。
もし「写真を投稿すること」も追加で条件にしていると、人によってはハードルが高いと感じてしまいます。
少しでもフォロワーを増やして盛り上げたい、話題にしていきたいと思ったら、フォローだけのキャンペーンにしてみましょう。
段階を踏むキャンペーン
まずはフォローだけしてくれた方の中から抽選するものと、フォローと一緒に写真投稿もしてくれた方の抽選に段階を踏むのもおすすめです。
面倒に感じる方や写真撮影には抵抗を感じている方でも、フォローだけのキャンペーンであれば参加しやすくなります。
中には、写真撮影も苦痛ではなく、むしろ参加してもっと楽しみたいと思っている人もいます。
写真撮影をして投稿する人へ向けてお題を出し写真投稿をお願いし、少しグレードアップした商品をプレゼントしてもいいです。
キャンペーン参加への様々な高さのハードルを持った人でも気軽に参加ができ、写真投稿もあるためインスタグラムの中でも盛り上がります。
キャンペーン実施を続けているうちに、キャンペーンを知らない人も投稿を見て興味を持ち、参加して話題づくりの連鎖を起こしてくれます。
メンションを付けてもらう
メンションやタグ付けなどをしてもらうキャンペーンをします。
メンションやタグ付けを見て気になった方が写真やストーリーを見た時に表示し、クリックしてもらえれば宣伝になります。
キャンペーンでは、アカウントメンションやタグ付けも一緒に条件に入れることも出来ます。
しかし、普段からキャンペーンに応募をしている人は簡単に応募できますが、応募していない人からすると大変に感じることもあります。
応募し慣れていない人の中には、フォローや写真を載せることができても「アカウントメンションやタグ付け」という言葉を聞いただけで嫌だと感じる人もいます。
写真を見て気になった人にクリックされやすく効果もありますが、キャンペーンの条件に入れる時には、慎重になるべきです。
もしキャンペーンの条件に入れるなら簡単にできることを伝えよう
人は簡単にできることやハードルの低いものであれば安心しますが、よく分からないものに対しては不安を感じてしまいます。
もしメンションやタグ付けを条件に入れる時には、やり方の流れも一緒に説明しておくと安心感が生まれます。
メンションの手順は簡単で、以下の3ステップで出来ます。
- 「Aa」のボタンをタップ
- 「@」を入力し、ユーザーネームを入力する
- 候補から該当アカウントを選択
数文字入れれば予測で候補が出ますので、最初の数文字覚えていれば簡単にメンションすることが出来ます。
実際にやってみれば「あーこれだけか」とユーザーに思ってもらえるような簡単な手順です。
あまり日常生活でメンションという言葉は聞かないですし、やったことない人からすると不安なため、どんな風にすればいいのか説明も一緒にしておくだけで、キャンペーンへの参加人数が変わります。
インスタグラムのみにこだわらない
インスタグラムで話題作りをして自社の商品やサービスについて知ってもらいたいと思っても、インスタグラムのみにこだわってしまうと人数にも限りが出てきます。
今は、SNSの種類が豊富で、多くの人が複数のSNSに登録している時代です。
InstagramよりもTwitterの方が見やすい、普段から友人とのメールや電話も全てLINEしか使っていないという方もいます。
インスタグラムからも応募できるものの、TwitterやLINEからも応募できるようにしておくとさらに良いです。
インスタグラムをほとんどしない方でも、Twitterだったら参加できそうと感じ、Twitterから参加してくれるかもしれません。
中には、複数のSNSからキャンペーンに参加できるようにしていて、商品の話題作りに努めている企業もあります。
まだ参加していないSNSがあれば登録して運用してみよう
インスタグラムは今大人気のSNSですのでキャンペーンを実施するには外せません。
他にも
- LINE
- YouTube
- TikTok
など様々なSNSがあります。
特に、Twitterは気軽につぶやきやリツイートもでき、キャンペーンにピッタリなSNSです。
他にも、YouTubeは人気急上昇中でアクティブユーザーが多く、動画で商品やサービスについて説明できるため、キャンペーンの紹介をより丁寧に行えます。
初めて利用する時には、どのように使っていくと効果的か戸惑います。
各SNSはそれぞれの良さがあり、どのようにすれば自社の商品をヒットさせることができるか分かりません。
いくつも同時進行で運用するのは大変かもしれませんが、まずは登録をしてファンを増やしていきましょう。
もしも、アカウント運用が自社で上手く行えないなら、SNS運用代行を活用すると良いです。
ユニークなキャンペーンを考える
普通のキャンペーンでも商品に魅力を感じ、参加のハードルが低いものであれば、参加してくれる人は増えます。
しかし、ユニークなキャンペーンを考えると、話題性を呼んで、さらに参加してくれる人が増える可能性が高まります。
過去、参加者の人数に応じて当選者も増えるというものがあり、大変盛り上がっていました。
普段であれば、どうせ応募しても当たるかどうかわからないと感じている人も「自分が参加すれば、当選者も増えて当たるかもしれない」と感じるようになります。
「もしかして当たるかもしれない」「可能性が増えるのであれば参加したい」という気持ちになれば面白いように皆が参加してくれます。
自社の売上に繋がる商品にする
キャンペーンの目的として
- ユーザー数を増やす
- 認知度を高めて、商品を購入してほしい
など、様々な目的があります。
特に、自社を存続させるためにも、自社の売上に繋がる商品にしたいという気持ちは大きいです。
キャンペーンとしては盛り上がっても、自社の商品がほとんど売れずに変わらないのであれば意味がありません。
知名度・認知度を上げ、様々な商品について知ってもらうことで、直接購入してもらえるようにしたいです。
自社の売上に繋がる商品にするためには、キャンペーンの景品を工夫すべきです。
ある企業が行ったキャンペーンでは『自社の商品券をプレゼントしたことで、自社の売上向上に繋がった』という成功事例があります。
様々な当選品を準備するのもおすすめ
皆が同じ商品が欲しいとは限らないため、魅力を感じる物を数パターン準備しておくのもおすすめです。
バラエティ豊かに準備しておけば「Aの商品には興味なくても、BやCが欲しい」と思ってくれれば、キャンペーンに参加してくれる可能性が上がります。
いくつかの当選品を準備することで様々な方に興味を持ってもらってキャンペーンを盛り上げることができます。
なので、多少大変に感じてしまうかもしれませんが、複数の懸賞品を用意するのもおすすめです。
SNSもいくつかからキャンペーンへ応募できるようにしておけば、応募者も増え話題作りをしながら自社の商品もアピールできます。
店舗と一緒にインスタグラムのキャンペーンを行う
最近では、インスタグラムをフォローしたら店内商品10%OFFというキャンペーンをしているショップが多くなりました。
ショップは好きでも、インスタグラムアカウントをフォローしていないユーザーは多いです。
「店内商品10%OFF」と見ることでインスタグラムアカウントへの興味を持ってくれます。
スマホを持っている人であれば、インスタグラムをしている人は多いです。
インスタグラムをしている方は簡単にインスタグラムからショップを探してフォローするだけですので、レジ前などで気軽に行ってくれます。
本当であれば正規の価格で購入しなければならなかった服なども思いがけず10%OFFで購入できるため喜ばれます。
店舗でフォローをきっかけに情報を見てくれる
服を販売している場合、シーズンごとに新商品を出します。
これまでは店舗を中心に購入していた方も、インスタグラムのフォローをきっかけに新しい情報をチェックして、ネットでも購入するようになってます。
他にも、事前にこの組み合わせの服がほしいと決めて、お店まで来てくれることもあります。
今までは思い立った時にたまたま寄っていたお店の存在が、インスタグラムをきっかけによく見るお店になる可能性も秘めています。
服も頻繁に購入してもらえるようになれば、お店としては売上を伸ばすことができます。
話題作りのためのキャンペーン手順とは?
自社の商品を知ってもらうための話題づくりのためのキャンペーンを行うためには、丁寧に手順を踏み、戦略を練る必要があります。
ここからは、どんな手順で行うとキャンペーンが成功しやすいのか紹介していきます。
キャンペーンの手順
- 目的の設定
- キャンペーン内容を考察
- 参加者のメリットを用意する
- キャンペーン期間や運用体制を整える
- 結果の分析
①目的の設定
キャンペーンを行う上で、どこを目的にするかをまず決めます。
例えば、フォロワーを1,000人増やすなどです。
インスタグラムを始めて間もない企業は、フォロワーの数が少ないです。
一気に自社商品の売上を考えるのではなく、まずはフォロワーを増やすという部分に目的を合わせると効果的です。
他にも、商品購入を10%増やすなども目的としてふさわしいです。
ある程度フォロワーの数は増えてきたにも関わらず、お店としての売上がいまいちな場合は、何%売上をアップさせるのか具体的な数値を決めて目的にするのがおすすめです。
何を目標とするのかが曖昧になってしまうと、自社はどこを目指しているのか分からなくなり、キャンペーンの方向性がブレてしまいます。
せっかく時間をかけて行うキャンペーンですので、目的はハッキリとしておきましょう。
目的設定する時は、具体的な数値を目標値として設定すべきです。
具体的な数値を設定しないと、後々結果を分析する時に、目標達成率を算出できなくなります。
②キャンペーン内容を考察
目標が決まったら、目標を達成するためのキャンペーン内容を考えます。
例えば、フォロワーを増やすことが目標なら、魅力的な商品で人を集めて、フォローのみでキャンペーンに参加できるようにするなどです。
自社商品のギフティングが目的なら拡散してもらえるような参加条件にするなどです。
話題作りをするためにキャンペーンを企画する場合、ある程度の予算が必要になります。
商品もどのようなものが喜ばれるのか考える必要がありますし、キャンペーン終了した後どの程度自社のやったキャンペーンが効果があったのかを比べなければいけません。
他にも、具体的にKPI(重要業績評価指標)を設定する必要があります。
自社商品に興味を持ってくれそうなターゲットをどのような人にするのかペルソナも考えておくといいです。
具体的にどんな人をターゲットにするか決めるだけでも、適切な商品やキャンペーン内容を決めることができます。
③参加者のメリットを用意する
キツい仕事をする時に、見合った対価があれば頑張ることができます。
しかし、大変でありながら何も報酬も意味もないとしたら、誰も動こうとせず、やろうとも思いません。
キャンペーンも同じように、まだよく分からない企業のために、何もなくフォローする人はいません。
なんとなく名前を聞いたことがある程度であっても、キャンペーンの内容が自分にとってメリットがあると感じなければ参加する可能性は低いです。
全員に商品を配れなくても、当選のプレゼントを準備する、自社の商品を割引価格で購入できるようにするなど、メリットは用意しましょう。
④キャンペーン期間や運用体制も整える
キャンペーンを実施する期間をどれくらい設けるのか考え、運用体制はどのように採っていくのかも相談していく必要があります。
実施期間が短いとキャンペーンに気付いてもらえない可能性があります。
逆に、実施期間が長くてもダラダラしてしまい忘れられてしまいます。
2週間〜1ヶ月くらいが適切なキャンペーン期間となります。
キャンペーンの告知の方法、当選者が決まった時の発送はどうするのかなども合わせて決めておきましょう。
⑤結果の分析
インスタグラムで話題を作り商品を知ってもらうためにキャンペーンを行っても、思ったような効果が得られない可能性があります。
逆に思った以上の反響があり、「こんなに盛り上がるなんて…」と嬉しい悲鳴があがる結果になる可能性もあります。
成功・失敗に関わらず、キャンペーンが終わった後に振り返りをするのが重要です。
上手くいった場合はどこが良かったのか、思い通りにならなかった場合はどこが良くなかったのかを確認します。
原因を分析をしておくことで、次のキャンペーンに活かすことが出来ます。
インスタグラムで話題作りに成功して売れた事例
ここからはキャンペーンなどを上手に活用して、インスタグラムで商品が話題になり成功したキャンペーン事例を紹介していきます。
チェキ / #チェキ
チェキではインスタグラムで独自のタグを作り、ユーザーに写真を投稿してもらっています。
フォトコンテストを行うなど、ユーザーが喜ぶキャンペーンも取り入れています。
他にもチェキ会というイベントを行い、さらに人気が高まったのです。
タピオカ / #タピオカ
インスタグラム映えする飲み物ということもあり、タピオカは瞬く間に人気になりました。
タピオカ総選挙などもあり、自分たちの想いをインスタグラムで投票できさらに投稿する人も増えて話題になりました。
アラビカコーヒー / #アラビカコーヒー
「% Arabica Coffee Roaster & Farm」は香港を拠点とするコーヒーロースターのメーカーです。
日本では京都を1号店としてオープンしています。
今では多くの人が毎日訪れるほどの人気店となっています。
%のロゴがシンプルで覚えてもらいやすくなっています。
メイソンジャー / #メイソンジャー
メイソンジャーは気密性のあるネジ蓋のガラス瓶のことです。
食べ物を保存するのに使うのはもちろんですが、蓋に穴をあけて飲み物をカップとして利用することで流行しました。
元々はアメリカで流行していたものが、日本にまで影響したものです。
3CE / #3CE
3CE(スリーシーイー)は韓国のコスメメーカーです。
韓国に3店舗構える大人気ブランドで、インスタグラムグラムでのマーケティングに成功したブランドです。
日本では韓国ブームが来ている今、韓国だけでなく日本の女性にも大きな人気があります。
コスメとしての良さだけではなく、インスタグラム映えを狙った投稿も多く見受けられるため、若者の間で非常に人気が伸びています。
キャンバストートバッグ / #llbeanトート
アメリカのアウトドアメーカーであるL.L.Bean。
L.L.Beanの中でも日本で流行ったのはキャンバストートバッグです。
実際に商品を使って出かけている写真が多く投稿されており、日常生活で役立つのが一目で分かるようになっています。
また、オリジナルの文字の刺繍を入れることができるため、自分のためだけではなくプレゼントとしても人気が高くなっています。
チーズドッグ / #チーズドッグ
チーズドッグは韓国式のアメリカンドッグです。
ウインナーとチーズを衣で包んで揚げている食べ物です。
チーズドッグは韓国発の食べ物で、韓国ブームに伴って日本で流行ったもののうちの一つです。
食べるときに中からチーズが伸びているのを利用してインスタグラム映えする写真を投稿している人も多く、投稿された写真を見た多くの人がチーズドッグに興味を持ち大人気となりました。
Daniel Wellington / #danielwellington
「Daniel Wellington(ダニエル・ウェリントン)」は腕時計のブランドで、「WD」のロゴで有名です。
名前を聞くとあまりしっくりこない人もいるかもしれませんが、ロゴは見たことあるという方は多いです。
Daniel Wellingtonはインフルエンサーを取り入れたマーケティングの先駆けと言える存在です。
インフルエンサーを用いたマーケティングが流行る前からインスタグラムグラムに可能性を見出していました。
インフルエンサーに自社の腕時計を配布して着用画像を投稿してもらいます。
投稿してもらうことで、起用されたインフルエンサーをフォローしている人たちは、「この人がつけているなら自分も欲しい」という気持ちになって購入する人が続出します。
また、キャンペーンでの割引も加えてより多くの人に買ってもらえるような手法も取っており、インスタグラムグラムを使ったマーケティングとして成功しているいい例となっています。
インスタグラムで話題になるポイント
キャンペーン以外でも、話題づくりをするために企業で努力できる部分があります。
少しでも話題になるように、商品を紹介していきましょう。
インスタ映え
魅力的な写真があると皆の注目を惹くため、どのように撮影するかは重要です。
色彩が綺麗でなんだかうっとり見とれてしまうものや「これ素敵」と思わせるような写真は人気が出やすいです。
タピオカの写真もインスタ映えしますし、他にも話題になった商品は色彩がきれいで思わず目を留めてしまうものばかりになります。
何か撮影するときには統一感を持たせることや世界観を大切にするのは重要です。
トレンド情報
トレンドは常に変わっていて、皆が気になっている商品も違います。
現代では生活習慣病や新型コロナウイルスなど、皆が気になっている話題(トレンド)に結びつけた投稿をすると興味を惹きます。
多くの方が気にしていないことをアピールしても、イマイチ興味を持ってもらえません。
商品の良さをアピール
素敵だと思っても、中身がないような商品だと、すぐに飽きられてしまいます。
さらに「写真で見るよりもあまり…」と感じられ話題性もすぐになくなってしまいます。
商品を開発するにあたってこだわりや機能面など、様々な思い入れがあるはずです。
商品への思い入れの部分もハッシュタグや文章、写真でアピールするようにしましょう。
実店舗があればこだわる
インスタグラムを見て興味が出たら、投稿で見た商品を求めて実店舗まで来る方がいます。
写真や投稿だけでなく実店舗に来ても素敵だと思ってもらえれば、その世界観に心奪われ、商品についてインスタグラムに投稿してくれます。
どんどんと話題が増えていき、商品もいつの間にか様々な方に知ってもらうきっかけになるのです。
実店舗の中でも写真を撮影したくなるような工夫は必要です。
まとめ
インスタグラムで話題作りをし商品を知ってもらうには、様々な工夫が必要です。
写真もインスタグラム映えするようなものでユーザー側から盛り上がることもありますが、他人任せにずっと待っている訳にもいきません。
マーケティングの仕掛けをするのであれば、キャンペーンを活かして興味を持ってもらい、話題にしてもらって商品を知ってもらうのが良いです。
上手く型にハマれば、インスタグラムで話題になり商品が売れるようになります。