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Twitterのニュースレターとは?
ニュースレターとは、Twitterに導入されたメールマガジン機能のことです。
Twitterといえば、140文字までの短文で気軽につぶやくSNSとして活用されてきました。
ところが、ニュースレター機能を使うと、
- 長文
- これまでのツイート記事のまとめ
- Facebookに書いた記事
- Instagramにアップした写真
などを配信することが可能です。
ニュースレターは、配信登録をした特定の人たちに長文をはじめ、より柔軟で充実した内容を発信できるようになります。
買収によって実現
ニュースレターの機能は、アメリカに本拠を置くTwitter社が直接作り出したものではありません。
Twitter社は、2021年1月26日にニュースレター配信サービスを行う企業である、オランダのRevue社を買収しました。
そして、Twitter上に新たな機能として連動させることが出来るようになりました。
オランダのRevue社が提供しているニュースレター配信サービスに登録しなくても、Twitterの画面から利用登録を行うことで、気軽に利用を開始できます。
これまでメルマガは配信サイトを利用してきた方も、Twitterも愛用しているなら、メルマガ配信をニュースレターに移行させることも可能です。
長文ニーズにも対応
Twitterといえば、140文字までの短文で気軽につぶやきる点がメリットとされてきました。
しかし、長い文章を書いている方もしばしば見かけます。
長い文章を書くのが苦手な方にとって便利なツールとされてきました。
1日に何度もつぶやきく人も増え、タレントや有名人の中には1日のつぶやき回数を競い合っている人もいたほどです。
最近では、140文字では終わらず、2~3投稿にまたがって投稿をしている方も少なくありません。
また、企業が情報配信などに使っているケースも多いです。
したがって、短文でのお知らせ機能としてだけでなく、特定のファンには、より充実した内容での情報提供ニーズがあると言えます。
収益化をはかる
買収の意図や目的を問われたTwitter社は、
- 長文を共有できない
- 収益化・マネタイズ化に不向き
という点を解消することを挙げています。
無料だけでなく、有償でのニュースレター配信も出来るようにすることで、ライターが購読者から収益を確保することも可能にしてくれます。
ニュースレターを使用するメリット
Twitterのニュースレターを使用する主なメリットを紹介します。
Twitterで長文を投稿することが多い方は、ぜひ参考にしてみてください。
ニュースレターを使用するメリット
- メールリストのインポート
- ツイートなどの既存投稿の埋め込みが簡単
- エンゲージ分析
メールリストのインポート
すでに保有しているメールリストをインポートすることが可能です。
インポートする手段としては、
- Mailchimpからインポートする
- CSVあるいはペーストでインポート(一括)をする
- 地道に1件ずつ手動で追加する
などがあります。
他のメルマガ配信ツールから、既存読者の合意のもと、移行させることもスムーズです。
ツイートなどの既存投稿の埋め込みが簡単
ニュースレターは、特別な知識や技術がなくても、簡単に見栄えのよいニュースレターを作成して配信できるのが魅力です。
Twitterアカウントで登録すれば、ニュースレターの作成画面に過去のツイート投稿一覧が表示され、ドラッグ&ドロップで投稿を組み込むことも出来ます。
Twitterだけでなく、
などのアカウントと連携することが出来ます。
したがって、Instagramに投稿したおしゃれな写真や商品画像などを埋め込むことも出来ます。
ニュースレターを使うことで、過去の記事やInstagramの写真などを集約して配信し、購読者との繋がりを強化できます。
エンゲージ分析
ニュースレターには、インサイト機能が存在します。
インサイト機能を使うことで、ニュースレター配信後の
- 開封率
- クリック率(CTR)
をチェックすることが出来ます。
また、登録者数の推移などのエンゲージメント分析機能があるのも便利です。
ニュースレターの使用方法
ニュースレターを使うにはTwitterのアカウントを持っているだけでは足りず、連携させることが必要です。
また、パソコンが必要となるので、注意してください。
ニュースレターへ登録する
①ユーザーネームを入力します。
初期設定では、TwitterのIDが入っています。
②ニュースレターのタイトルを入力します。
③居住国を選択します。
ニュースレターを配信する
次に、ニュースレターの導入文を設定します。
そして、本文を作成します。
本文は、画面下部の
・見出し
・テキスト
・リンク
・メディア
を用いて制作します。
確認方法は、
・Show online preview
・Show email preview
・Send a preview
の3つの方法が存在し、任意の方法で確認することが出来ます。
①投稿日を設定します。
すぐさま投稿するか、予約投稿をすることが出来ます。
②シェアする方法を選択します。
以上でニュースレターの投稿が完了します。
インサイトで分析する
投稿したニュースレターは「Insights」タブにて、分析を行うことが出来ます。
インサイト内で確認できることは、ニュースレターの
- 開封率
- クリック率
です。
どれほど配信したニュースレターに興味が持たれているのか、分析することが出来ます。
企業が利用することで、ユーザーの興味のあるジャンルなどを調査することが出来ます。
まとめ
Twitterは、最大140字までの短い文章を投稿するのが特徴のSNSです。
しかし、近年では、140字を超える文章を投稿するために、複数のツイートに分ける方が増えてきています。
また、企業のTwitter利用が増えてきたことで、多様な使い方が生まれています。
ニュースレターは、長分を見出しやテキストでまとめて配信することが出来るサービスで。
ニュースレターの受信者は、Twitterとは違い、新たに登録した方のみとなります。
したがって、Twitterと切り離して、さらに限定的にターゲットを絞って配信することも可能になります。
気になる方は、本記事を参考にして利用してみてはいかがでしょうか。