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InstagramでPRや広報活動を成功させる為に重要なこと
インスタグラムはご存じの通り、写真や動画を投稿し、情報発信するSNSのプラットフォームです。
この仕組みを利用して商品PRや広報に役立てている個人事業主や企業も多く、ぜひ積極的に活用したいと考える経営者も増えました。
この動きは世界的に広まっており、各国の企業だけでなく自治体も活用を進めています。
こうした中、これから利用しようと考えている人も、すでに利用しているけれどさらに効果的な活用をしたいという人も、インスタグラムの理解をさらに深めることはとても重要です。
特にポイントとなるサイト内検索機能については、
- より深く仕組みを理解すること
- キーワードと関連の深いユーザーやハッシュタグ(#)を把握すること
などが大切だと言えるでしょう。
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2017年9月時点で広告主は全世界で200万超え
Instagramは9月25日(米国時間)、全世界でInstagramの広告主が200万を超えたことを発表しました。今年3月に広告主が100万を突破したことを発表以降、半年間で世界における広告主の数が倍増したことになります。世界中の利用者が趣味・関心にまつわるコンテンツをシェアしたり、家族や友達、お気に入りのビジネスと繋がるためにInstagramを利用しており、中でも最近ではモバイル動画のエンゲージメントが劇的に増加しています。
2017年9月26日のリリースでは、全世界でインスタグラムの広告主が200万を超えたと発表されました。
2017年3月23日のリリースの時点では広告主が100万を超えたと発表したばかりでしたが、わずか6ヶ月で倍以上の広告主を獲得していることが把握出来ます。
このリリースはInstagramの急激な成長のアピールとなりましたが、同時に企業アカウントとユーザーをつなぐプラットフォームであることのアピールともなりました。
ユーザーの80%が企業アカウントをフォローしている
発見は最初からInstagramの経験の一部でした。80%の人がビジネスアカウント1をフォローしており、6億人を超えるグローバルコミュニティがあるため、Instagrammerはお気に入りのブランドから新しいものを探して見つけたいと考えており、企業はこれらの貴重な顧客との関係を構築する機会を増やしたいと考えています。
インスタグラムによると、実にユーザーの80%が企業アカウントをフォローしているとのことですので、現代において非常に有力な広告メディアになったと言えるでしょう。
ユーザーが進んで企業や商品・サービスを知り、企業がユーザーの真のニーズを知る理想的な相互関係が成り立っていると言えます。
サイト内検索を制するものはインスタグラムを制す
Instagramは6月5日、ビジネスが利用できる新たなツールとして「ショッピング機能」を日本国内で導入開始することを発表しました。ショッピング機能によって、ビジネスはフィード投稿に表示される商品に商品名や価格が記載されるタグを付けることができ、よりスムーズな形で利用者に購入を促すことが可能となります。
ユーザーと繋がり、良好なコミュニティを築くことはとても重要です。
ただ、優良顧客を獲得して売上につなげるためには、リーチしたいユーザーとの双方向の繋がりを築く必要があります。
それにはユーザーの投稿やエンゲージメントを正しく分析することが必要ですし、より効果的に活用するためにはサイト内検索の仕組みを理解することが必須です。
インスタグラムのサイト内検索では、一般的に検索バーに特定キーワードをユーザーが直接入力し、投稿やハッシュタグ(#)を選択することで情報にアクセスします。
つまり、サイト内検索を制するものはインスタグラムを制す、と言っても過言ではありません。
特定のハッシュタグを選定することでターゲットユーザーを把握することが可能
サイト内検索をうまく活用すると、
- ユーザーが求める情報を発見できる
- 有力なインフルエンサーを発見できる
上記のことが可能となります。
企業側としては、自社の商品やサービスをユーザーに直接発信したり、インフルエンサーと接点を持ったりすることでファン獲得のチャンスを得ることができるでしょう。
現代のプロモーションでは、自社と関連するハッシュタグ(#)を活用する手段はもはや常套手段と言えます。
4つの有力なサイト内検索の手段
インスタグラムで、自社のファンとなり得るユーザーを探したり、関連の強いハッシュタグを検索したりする手段は4つあります。
いずれもインスタグラムの検索バーの機能ですが、
- 上位検索結果
- アカウント
- タグ
- 場所
上記の画像を参考にして左側からそれぞれ紹介しましょう。
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1「上位検索結果」
「上位検索結果」とは、インスタグラムが検索画面で自動的にオススメするアカウントを案内する機能です。
- よく閲覧しているほかのユーザー
- ハッシュタグ
など、ユーザーの興味、関心度が高いと思われる情報を先回りし、フォローしていないアカウントからの投稿をおすすめ(サジェスト)として表示してくれます。
2「アカウント」
「アカウント」とはその名の通り、アカウントIDや氏名などでユーザーを検索できます。
※「アカウントは旧ピープル」となります。
- 一般ユーザー
- インフルエンサー
- 企業
などが対象となります。
3「タグ」
「#」ハッシュタグ(投稿時に写真に付ける文字列)から情報検索が可能です。
ほかのユーザーの検索時に表示されやすくすることが目的であり、投稿検索を容易にするための手段です。
4「場所」
「場所」は位置情報に紐付いた情報が検索できます。
地名だけでなく店舗検索などに有効な手段です。
検索履歴は削除できるのか?
インスタグラムでは検索を利用すると履歴が自動保存されます。
これに基づき上位検索結果にほかのユーザーやハッシュタグが表示されるわけですが、そのために常に同じものばかりにアクセスが集中するという結果も招きます。
ユーザーが不要と判断した過去の検索履歴は、検索画面の「×ボタン」を選ぶことで削除が可能です。
また個別にアカウントを非表示にすることも可能で、検索バーを長押しすると「非表示にしますか?」というメッセージを得ることができます。
選択するとその個別アカウントは再表示されなくなり便利なのですが、企業側としてはそうされないことが重要と言えます。
Instagramのコメントを非表示にする4つの方法!必要に応じて使いこなそう!
知っておきたいアルゴリズムの考え方
検索で重要となるのがInstagramの検索アルゴリズムです。
もちろんインスタグラムでも、プラットフォーム上に投稿されたすべての情報から、そのユーザーに最も関連性の高い情報を表示するため搭載されています。
アルゴリズムは非常に多くの要因を基に働きますが、特に関係するのは
- エンゲージメント
└ポスト・投稿自体の注目度 - 関連性
└ユーザーが興味を示したジャンル - 関係
└ユーザーがよく絡むアカウント - 適時性
└新鮮な投稿かどうか - プロフィール検索
- シェアした投稿
└ユーザーが投稿した内容 - 滞在時間
└投稿の閲覧時間
などが主な変数と言えるでしょう
ただしこれらの変数は日々追加され、常に修正されるためすべてを追い切れるものではありません。
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検索上位表示されるかは関係性+興味関心+タイムリーさが重要
Instagramのアルゴリズムで検索上位で表示される為最終的に普遍と言えるのは、
- 両者の関係性
- 興味関心
- タイムリー
です。
企業であれユーザーであれ、強い関係性が築かれているか否かで、検索表示の上位性が判断されることは間違いありません。
企業としては常日頃から、いかに狙うターゲット層と強いつながりを持ち続けることができるかを考える必要があるでしょう。
商品やサービスの宣伝だけでなく、ユーザーを惹きつける魅力的なコンテンツの提供が欠かせないことはいうまでもありません。
現在のアルゴリズムは機械学習能力が向上し、いわゆるBotなどはフェイク情報としてランク外に弾き出されます。
アカウントは個人であれビジネスであれクリエイターであれすべて平等に扱われ、何十億というコンテンツから勝ち抜いたものだけが上位表示されるのです。
持続可能なエンゲージメントを構築する方法、それは常に「本物」であり、「透明性」のある発信であることが大切だと言えるでしょう。
一貫性のある投稿がポイント
2021年現在、インスタグラムのアルゴリズムは「コンスタントな投稿」を重視する形に変革されています。
ポイントは投稿数ではないという点で、毎日投稿する必要に迫られるのではなく、一貫性のある定期的な投稿スケジュールを維持することが最重要と言えます。
企業が必死に1日何回もの投稿を毎日続けることに非現実性を感じるのは、至極当然と言えるでしょう。
それよりもきちんとスケジューリングを行い、定期的に有用なコンテンツを提供する質の高い広報活動に切り替えることが重要だと言えます。
こうしたインスタグラムの仕組みを理解し、有効な情報発信でユーザーと強い繋がりを築きましょう。