オピニオンリーダーとは13.5%の選ばれし人間!?
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オピニオンリーダーとは?

オピニオンリーダーとは、一定の集団やコミュニティにおいて、発言力が高く、意見を代表する立場にある人をいいます。
政治的な意見、経済的な意見をはじめ、近年では様々な分野やトレンドを引っぱるオピニオンリーダーが登場しています。
テレビの情報番組でご意見番として登場したり、ニュース番組でとある話題が取り上げられたり、特定のテーマが取り上げられた際に取材を受ける人たちで、基本的には一般人です。
最近はメディアでの露出も増え、一度オピニオンリーダーとして取材を受けると、それに関連することは、あらゆるテレビ局や新聞などでその人を取材するので、有名人化しているケースも少なくありません。

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影響力がある

口コミで拡散

オピニオンリーダーは、そのコミュニティや業界などにおいては、影響力を持っています。
意見を引っぱる人なので、その人の意見に従い、自分もと同調する人が多いのが特徴です。
影響を受ける人たちのことは、「フォロワー」と呼ばれることもあります。
以前であれば、特定のコミュニティや組織など、ある程度狭い領域での意見を代表し、フォロワーを引っぱっていく立場に置かれる人でした。
しかし近年では、メディアに露出する人も増え、かつ、情報スピードや拡散スピードが速いことから、特定の領域を超えて、オピニオンリーダーの発言が社会一般に影響を与えることも少なくありません。

オピニオンリーダーとマーケティングの関係性

価値と金額・料金のバランス(価格競争)

オピニオンリーダーは、日本では報道番組や新聞の社説などでも取り上げられることが多いですが、実は商品開発や商品販売などにおけるマーケティングの場でも活用されています。
これは、スタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャーズ教授が提唱したことに端を発するものです。
エベレット・M・ロジャーズ教授が提唱した有名な理論である、「イノベーター理論」の中でオピニオンリーダーについて大きな意味を与えたのです。

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イノベーター理論とは?

イノベーター理論は、新しいアイディアや新たな技術をもとに企画されたり、開発されたりした商品やサービスなどを市場に普及させるにはどうすべきか、というマーケティングに関する理論をまとめたものです。
1962年にエベレット・M・ロジャーズ教授が、「イノベーション普及学」の中で提唱しました。

新しい技術や商品の普及の流れ

課題発見につながる分析・解析

イノベーター理論においては、革新的な新技術、いわゆるイノベーションが社会に普及するにあたって、イノベーターと呼ばれる革新者、アーリーアダプターとも呼ばれる最初にそれを使いはじめる初期採用者であるオピニオンリーダーが生まれます。
さらにオピニオンリーダーのアクションを得て使いはじめる前期追随者であるアーリーマジョリティ、周囲が使いはじめたのを見て使ってみる後期追随者であるレイトマジョリティ、普及した後に必要を感じればようやく受け入れる遅滞者であるラガードの順に広まっていくとされます。
イノベーターは全体の2.5%オピニオンリーダーは全体の13.5%であり、アーリーマジョリティになると34.0%、残りの50%はレイトマジョリティが34%、ラガードが16%で構成されるとしました。

消費者の分類

イノベーター理論

イノベーター理論では、市場にあふれる消費者を5つの層に分類しました。

①イノベーター

イノベーターは、革新的な新商品を、いち早く購入してくれる層です。
新たな商品の良し悪しや、実際に自分に役立つかなどよりも、最先端の技術や新しいアイディアを重視する人たちです。
新たに生み出されたものを、他の人よりもいち早く手に入れることで満足感を得られます。

②アーリーアダプター(オピニオンリーダー)

アーリーアダプター(オピニオンリーダー)は、常にアンテナを張り巡らしているタイプであり、新しいものや最新トレンドをキャッチアップしようと、積極的に情報収集をしています。
その上で、良いと判断したものを購入する層です。
新しいものなら何でもいいのではなく、有効性や利便性、購入したり、利用したりすることのベネフィットも考えます。
それゆえに他の消費者への影響力が大きく、アーリーアダプター(オピニオンリーダー)によって流行が作られるといっても、過言ではありません。
新たな商品や技術が普及するかどうかの鍵を握ります。

③アーリーマジョリティ

アーリーマジョリティは、すでに話題になっているものを購入する購買層です。
主流になりつつある技術や巷で話題を集めている商品について、他の人より乗り遅れることを恐れる人たちです。
流行に乗り遅れることを恐れる人たちなので、市場全体の平均よりも早くに購入しようとします。

④レイトマジョリティ

レイトマジョリティは、革新的な技術や新たな商品に対しては、不安をもつ人や、懐疑的な人たちです。
周囲の過半数が受け入れたことを確認し、それだけ使われているなら安心だ、便利なんだろうと、周囲の意見や利用者の声を確認してから購入する層です。

⑤ラガード

ラガードは、もっとも保守的な人たちであり、そもそも新しいものにまったく興味や関心がない方も少なくありません。
今の生活で十分、新しいものがなくても困らないといった保守的な考え方をもち、今の生活を変えられるのを好まない方も多いです。
新たなものを受け入れたくないと考える人も多く、周囲に促されて仕方なく導入する、子どもや孫などに便利だからと贈られて手にするといった場合なども挙げられます。

普及率16%の論理

普及率16%の理論(イノベーター+アーリーアダプター)

イノベーター理論では、これまでにない新しい技術や新商品が普及するかどうかは、イノベーターとオピニオンリーダーを合わせた全体の16%が鍵を握ると提唱しています。
画期的な技術や製品を市場に浸透させていくには、2つの層が重要でることから、普及率16%の論理と定義しています。

オピニオンリーダーが鍵

スマホを触る女性の手

中でも全体の13.5%を占めるアーリーアダプター(オピニオンリーダー)は、次に続くアーリーマジョリティに対し、新たな技術や商品のベネフィットやメリットなどを説明する重要な役割を担うと位置づけました。
つまり、オピニオンリーダーに受け入れられるかどうかが、新技術や新商品が市場に流通して成功するかの鍵を握るというわけです。
イノベーターは新しいものを自ら進んで採用する人たちであるのに対し、オピニオンリーダーは流行に敏感で、自ら積極的に情報収集を行って、意思決定や判断を下していく人たちです。
しかも、その意思決定が他の人や他の消費者への影響力が大きくなる層となります。

マーケティングでも重視されてきた

ECサイト

イノベーター理論は、企業などで新たな技術を使ったサービスをリリースする際や、新たな商品開発をする際にも重視されてきました。
マーケティングの現場では、オピニオンリーダーを対象に事前にリサーチを行うために対象者の絞り込みを行うことや、リサーチ会社にアンケート調査を依頼したりすることがあります。
また、新しい企画について、オピニオンリーダーに受け入れられる施策をとることや、オピニオンリーダーが他の層に与える影響を先に調査してから、新商品の開発を進めていくといったケースも少なくありません。

近ごろ話題のインフルエンサーとは?

最近はインフルエンサーという言葉が、ネットメディアを中心に話題となっています。
インフルエンサーもオピニオンリーダーと同様、一定のコミュニティなどにおいてフォロワーに対して影響力をもつ人たちです。
ブロガー、インスタグラマー、YouTuber、ティックトッカ-、ライバーなど、SNSごとのインフルエンサーを指す言葉も普及しています。

インフルエンサーとマーケティングの関係性

料理の写真をスマホで撮影

オンラインショッピングが普及し、かつ、オフラインでの買い物や旅行先をはじめ、様々な流行がネットを駆け巡る情報に左右される中、SNSは、企業においても消費者生成メディアとして重視されるようになってきました。
2002年に出版されたマルコム・グッドウェルの「急に売れはじめるにはわけがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則」では、商品やブランドがターゲットとするコミュニティやセグメントにおいて、周囲に影響を与えるインフルエンサーを見つけ出し、インフルエンサーに対して最初にアプローチすることで拡散的な影響をもたらすインフルエンサー・マーケティングが提唱され、注目を集めるきっかけとなりました。

Instagramにおけるインフルエンサーの位置づけ

インスタグラム(Instagram)のショッピング機能のロゴ

Instagramでは、美容やグルメ、旅行やレジャー、ファッションやDIYなど、人それぞれの興味や関心、趣味などを通じて、自分好みの人をフォローする傾向があり、その中でもフォロワーたちが憧れ、真似したい、参考にしたい、同じ場所に行って写真を撮りたいといった熱狂的なフォロワーをもつインフルエンサーが登場しています。
インフルエンサーに観光地や飲食店、商品などを紹介してもらうことで、国内外に何万人、何十万人といる彼らのフォロワーにアプローチできる効果が期待できます。
さらにフォロワーからフォロワーに拡散し、それをネット以外のメディアでも取り上げてもらえるため、相乗効果が高いのがメリットです。

 

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