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漫画・イラストを描くインフルエンサーとは?施策で起用する3つのメリット
漫画・イラストを描くインフルエンサーとは、自身で書いた漫画やイラストをSNSにアップしているユーザーのうち、フォロワー数を多く獲得して高い影響力を持っている人のことです。
ただ漫画やイラストを描いてSNSに投稿しているだけではインフルエンサーとは呼べません。
質の高いユーザーを抱え、投稿に高い影響力を持っている人だけをインフルエンサーと呼びます。
企業は施策で漫画・イラストインフルエンサーを起用することで、インフルエンサーが抱えている多くのフォロワーにリーチすることができ、高い広告効果が得られるメリットがあります。
数多く存在するインフルエンサーの中でも、漫画・イラストを投稿しているインフルエンサーを施策で起用するメリットについて詳しく解説していきます。
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漫画やイラストによる投稿は少数派
漫画やイラストによる投稿は、数あるSNSの投稿の中でも少数派です。
理由としてはイラストを描く技術を持っている人が少ないからです。
そのため、SNSユーザーは漫画やイラストの投稿に新鮮味を感じます。
フォロワー数の多い漫画・イラスト投稿者は、絵心のような才能はもちろんのこと、センスも持ち合わせています。
写真や動画はスマホのカメラ性能向上と加工アプリが普及していることもあって、漫画やイラストに比べると簡単です。
そのため、投稿も飽和状態になっており、漫画・イラストは差別化をはかる意味でも優れています。
イラストや漫画によるマーケティングは、その他大勢よりも目立っていると言えます。
表現の自由度が高い
漫画・イラストは0から描くことで作品が完成しますので、現物が無くても描くことができます。
写真や動画は被写体がないと作品が完成しませんので、現物がないといけません。
漫画やイラストは、自分の頭の中にある事柄を自由自在に表現できるコンテンツなので、表現の自由度が、写真や動画に比べて、圧倒的に高いのです。
柔軟性の高い表現が可能
参考:https://www.calbee.co.jp/gijinka/
発想力さえあれば、柔軟性の高い表現が可能なので、自社に合致したマーケティングを行いやすいというメリットがあります。
例えば、漫画やイラストを使ったマーケティングには、自社の商品を擬人化するといった試みがあります。
商品やサービスの擬人化などといった柔軟性に富んだマーケティングを出来ることは大きなポイントになります。
漫画やイラストは創造性に溢れるので、企画の幅が広がります。
アイデア力さえあれば、企画の幅は無限大で、アカウントで使っている漫画やイラストを、そのまま製品のデザインに取り入れるのも有効なマーケティング手法です。
コラボレーションしやすい(人気キャラクターなど)
参考:https://www.lmaga.jp/news/2020/07/134956/
企業との相性の良いイラストや漫画を作れるので、どんな企業とも柔軟にマッチしてくれます。
動画や写真の場合は、相性の良い業界には強いのですが、相性の悪い業界では、全く活用できないといった状況も考えられるので、漫画やイラストによるマーケティング企画の幅の広さは大きな強みになってくれます。
他にも、侮れないのが人気キャラクターとのコラボです。
コラボレーションは誰もができるわけではありませんが、コラボ出来るチャンスに恵まれると、絶大な効果をもたらせます。
人気キャラクターは、すでに多くのファンを持っているので、人気キャラクターが、自社の商品とコラボをすることによって、大きな信頼性を勝ち取れます。
例えば、今流行りの『鬼滅の刃』は数々の企業とコラボして絶大な経済効果をもたらしています。
漫画やイラストなら人気キャラクターと自社との関連性の深いコンテンツを作成することができます。
フォロワー数の多い漫画・イラスト系のインフルエンサー
SNSには、漫画やイラスト系のインフルエンサーがたくさんいます。
フォロワー数の多い有名インフルエンサーを紹介します。
インフルエンサーマーケティングを検討しているなら要チェックです。
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BUSON
BUSONさん(@buson2025)は、インスタグラムでフォロワー数70.5万人を誇る人気アカウントです。
BUSONさんのアカウントの特徴は、歴史上の人物とインスタグラムのコラボです。
もし歴史上の人物が生きている時代にインスタグラムがあったらという想像力をかきたてる内容のイラストを投稿しています。
どちらかといえば、笑いながら見られるおもしろいアカウントになっていて、ネット民のノリとも非常にマッチしているといえるでしょう。
また、イラストについても、歴史上の人物の誰を取り上げているのかがわかりやすくなっており、共感を呼んでくれます。
BUSONさんは、実際にインフルエンサーマーケティングを実施しており、あの大企業のサムスン電子とコラボしています。
これまで行ってきたキャンペーン内容も、サムスンの通信機器がプレゼントされるという豪華なものだったり、BUSONさんのイラストがプレゼント
されたりと、話題性のあるマーケティングになっているといえるでしょう。
パントビスコ(pantovisco)
パントビスコ(pantovisco)さん(@pantovisco)は、イラストによって、人気アカウントまで上り詰めた人物です。
pantoviscoさんもインスタグラマーを舞台に投稿を続けていて、フォロワー数は57.8万人となっています。
イラストや漫画系のインスタグラマーの中では、トップクラスのフォロワー数といっても過言ではないでしょう。
pantoviscoさんのイラストは、日常のよくある風景をイラストにしたものになっていて、多くのユーザーの共感を呼ぶものになっています。
インスタグラムにおいては、どれだけ他人に共感されるかがフォロワー数を多くするのに重要なので、そんな意味では日常の風景を切り取ったイラストは、SNSにマッチしているといえるのです。
また、pantoviscoさんをフォローしているユーザーの意見を聞いてみると、独特の画風が人気という意見も多数見受けられます。
日常のありふれた一コマとオリジナリティ溢れる画風というギャップもpantoviscoさんの魅力といえるのではないでしょうか。
もちろん、pantoviscoさんもインフルエンサーマーケティングに参加していて、日本では誰もが知っているメーカーの花王とコラボをしています。
花王の肌に優しいというコンセプトと、pantoviscoさんの優しさを彷彿とさせるイラストが、見事にマッチしたといえるでしょう。
また、pantoviscoさんは、イラストだけではなく、イラストを使った動画によるマーケティングにも参加をしているのです。
きくちあつこ
きくちあつこさん(@oookickooo)もインスタグラムで活用するイラストレーターです。
フォロワー数は29.2万人とトップクラスのイラスト系インフルエンサーといえるでしょう。
きくちあつこさんは、ファッション系のイラストが多く、細部にわたるまで再現される洗練されたイラストが人気です。
また、ファッション関連のイラストが多いことから男性よりも、女性に絶大な人気を誇っているインスタグラマーだといえるでしょう。
また、イラストレーターだけではなく、リアルではファッション雑誌などでも活躍するマルチな面も持っています。
他にも、書籍なども発売しており、ファッション関連ではかなりの影響力を持っている人物だといえるでしょう。
とても丁寧なイラストが魅力的なアカウントなので、イラスト中でおすすめのコーディネートなどを紹介することもあります。
さらに、あのユニクロとタイアップしたこともあり、おすすめユニクロコーデなどの投稿は多くの人に指示されました。
きくちあつこさんの場合は、ファッション関連という明確な方向性を持っているので、SNSマーケティングを考えている企業も扱いやすいといえるでしょう。
特に、ファッション業界の企業ならば、きくちあつことの相性は抜群です。
あわのさえこ
インスタグラムにおけるファッション系のイラスト系インフルエンサーの中でも見逃せない存在なのが、あわのさえこさん(@saeko55)です。
あわのさえこさんも数21.6万人のフォロワーを抱え、ファッション関連においては絶大な影響力を持っています。
あわのさえこさんも細部にまでわたる丁寧なイラストが得意で、人気のコーディネートを投稿で紹介することもあります。
イラストだけではなく、丁寧な説明も加えた投稿になっているので、きくちあつこさんの投稿のファッションを参考にする女性も多いのです。
また、ファッション関連が中心に投稿を続けているので、フォロワーはやはり男性よりも女性の方が多くなっています。
きくちあつこさんもインフルエンサーマーケティングに参加する人物で、少し奇抜なコラボレーションを実施しています。
森永製菓のハイチュウとのコラボで、ファッションとお菓子という異色のコラボだといえるでしょう。
異色のコラボながら、その橋渡しを性格診断に任せることによって、意外なほど相乗効果を生み出しました。
人気アカウントと奇抜な題材のマーケティングは、成功すれば大きな話題を生み出すので、とても参考になるマーケティングの事例だともいえるのではないでしょうか。
よこみねさやか
よこみねさやかさん(@sayakayokomine)は、インスタグラマーで活躍するフォロワー数29万人のイラストと漫画系のインフルエンサーです。
イラストも投稿すれば、漫画も投稿するという多彩なアカウントになっていて、自分自身とその子供を投影したキャラクターを作中に登場させて多くの人に共感を与えています。
どちらかといえば、さりげない日常とちょっとした笑いを提供する作品が多く、支持層はやはり女性が多いといえるでしょう。
特に作中では子育てに対する投げかけが多いことから、実際に子育てをしている主婦層に絶大な人気を誇るアカウントになっています。
また、画風が癒やし系なことから、子育てや家事に疲れてしまった女性が癒やしを求めてアカウントをフォローすることもあります。
よこみねさやかさんは主婦という属性を持っているので、インフルエンサーマーケティングに起用しやすい存在だといえるでしょう。
実際に、インフルエンサーマーケティングにも参加していて、製パン会社とコラボしたことがあります。
具体的には、横峰沙弥加さんがデザインしたイラストのキャラクターが、そのまま企業の商品のイメージキャラクターに使われたというケースです。
イラストや漫画を使ったマーケティングは、人気キャラクターの方から歩み寄ってくれることもありますが、このように企業側がインスタグラマー
に歩み寄って、キャラクターとのコラボが実現することもあるのです。
こういったキッカケによって、超人気キャラクターが誕生することもありますので、イラストや漫画の力には侮れないものがあります。
山田全自動
山田全自動さん(@y_haiku)もインスタグラムでは多くの人が知っているイラスト系のアカウントです。
フォロワー数101.2万人のインフルエンサーになっているので、影響力はかなりのものだと言えます。
また、山田全自動さんはイラストレーターという肩書だけではなく、ウェブデザイナーという肩書も持っています。
山田全自動さんの投稿も共感系の投稿が多く、投稿を閲覧したユーザーが共感できるような日常のあるあるネタです。
また、昔話を再現したような独特のイラストも味があります。
非常に人気のイラストレーターで、有名人やメディアに取り上げられたことも多数あるのです。
このことからも、山田全自動さんを起用してインフルエンサーマーケティングを実施できれば、満足できる効果を得られるのではないでしょうか。
すでにインフルエンサーマーケティングに起用された実績もあり、新宿伊勢丹とコラボをしています。
父の日のイベントだったのですが、父に対するあるあるネタをイラストで披露して、大きな話題を呼びました。
SNSはイラストレーターの活躍の場
SNSは個人で活動して多くの人から注目を浴びれる格好の場です。
才能のあるイラストレーターはどんどんSNSに自分のイラスト作品を投稿すべきです。
SNSをきっかけに仕事に繋がることがありますし、SNSで人気になれば個展や個人での活動を行いやすくなります。
漫画やイラストを投稿するアカウントは数が少ないため、目立てる可能性が高いです。
インスタは画像の世界観が大切
インスタグラムを利用して、写真や動画によるマーケティングをするのは今となっては当たり前です。
しかし、最近はその流れにも変化が見受けられるようになり、それがイラストや漫画を利用したマーケティングです。
イラストや漫画によるマーケティングは、写真や動画に比べると、差別化をはかれるので、それだけ目立ちやすくなります。
SNSマーケティングにおいては、目立つことは非常に重要になってきますので、その意味でもこういったマーケティングは見逃せない存在になっているのです。
イラストや漫画を使ったマーケティングにおいても、インフルエンサーの存在は見逃せません。
インスタグラムでは画像・動画を必ず添付しないと投稿できません。
なので、インスタグラムを利用しているユーザーは活字よりも画像・動画を見てフォローを決めます。
Instagramは、漫画・イラストと相性が良いSNSと言えます。
Twitterもおすすめ
漫画・イラスト系のインフルエンサーの存在は、インスタグラムに限ったことではありません。
イラストや漫画で話題を呼んでいるインフルエンサーは、Twitter(ツイッター)のようなSNSにも存在します。
ツイッターは画像や動画を必ず投稿しなくてもOKなSNSです。
180文字以内で、何気ないことも呟くことができる気軽なSNSです。
そのため、ツイッターではイラストだけでなく、イラストレーターの素の声が聞ける特徴があります。
インフルエンサーを起用したマーケティングを実施するつもりならば、インスタグラムだけではなく、Twitterなども検討してみてはいかがでしょうか。
その中でもTwitterはイラストや漫画系のインフルエンサーに強く、インスタグラムに負けないくらいたくさんのインフルエンサーを抱えています。
SNSマーケティングは、適材適所でやっていきたいところなので、多ければ多いほどよいのです。
コラボ企画を成功させたいならインフルエンサー選びが重要
インスタグラムのイラストや漫画で話題の人気アカウントを紹介してきましたが、実際にこうしたインスタグラマーとのコラボをしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
その際に注意したいのが、ブランドイメージと合致したインスタグラマーを選ぶことです。
InstagramやTwitterなどのSNSでマーケティングをする際も同様で、ブランドイメージに合致したアカウントとコラボをしなければ、それほどユーザーに響かない可能性もあるでしょう。
また、今回紹介したインスタグラマーは、いずれもトップクラスからミドルクラスのインフルエンサーになっていますが、特定の方向性を持っていることがわかります。
ファッションに強いイラストレーターだったり、ユーザーに共感を与えるイラストが得意なアカウントだったりです。
ユーザー独自の特性をしっかりと踏まえて、インフルエンサーとコラボすることによって、双方にとってメリットの大きいコラボを実践できるようになります。
インフルエンサーマーケティングの専門サービスを利用
参考:https://emolva.tokyo/influencer/
動画や写真によるインスタグラムマーケティングをする際には、インフルエンサーマーケティングの専門サービスを利用することもあるはずです。
そして、イラストや漫画を利用するマーケティングにおいても、こういった専門業者は役立ってくれます。
こういった専門サービスは、各分野のインフルエンサーとつながりを持っていて、それはイラストや漫画系のインフルエンサーも例外ではありません。
最近は、イラストや漫画によるアプローチが増えてきたので、今回紹介したレベルのインフルエンサーの場合、なかなかスケジュールが合致しない可能性があります。
大企業クラスの知名度があるならば、仕事を受けてもらえるかもしれませんが、まだ無名の企業の場合は、なかなか難しいかもしれません。
そんな時に役立ってくれるのもインフルエンサーマーケティングで、人気のインフルエンサーと企業との間に入って、調整をしてくれるので、オファーを受けてもらいやすくなるのです。
このように、イラストや漫画を利用したマーケティングの際にも、インフルエンサーマーケティングの専門業者は役立ってくれますので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。
サービスを依頼した場合、マーケティングの結果の解析なども取り組んでくれるので、いろいろな意味で手間が省けます。
また、うまくコラボレーションが成功して、インフルエンサーが好印象を感じてくれれば、次回以降はよりスムーズにコラボレーションが実現するかもしれません。
インスタでイラストや漫画を使ったマーケティングをする際のポイントを把握したのではないでしょうか。
一番重要になってくるのが、インスタグラムで人気となっているイラストや漫画を投稿するアカウントを味方につけることです。
インスタグラムには、たくさんのイラスト系や漫画系のインスタグラマーがいます。
その中には、絶大な影響力を持っている存在もいて、今回何人かそういったインスタグラマーを紹介しました。
このような人たちとコラボレーションができれば、企業が大きく躍進するキッカケになるかもしれません。
これまで動画や写真を使ったインスタグラムの投稿を続けてきたものの、いまいちユーザーの反応がよくないという場合は、イラストや漫画による
マーケティングに転換してみてはいかがでしょうか。
インスタグラムで写真や動画を投稿するというのは、とても当たり前のことなので、すでに飽和状態になっているという考え方もできます。
そこでイラストや漫画に目が向けられていて、うまく活用できれば、ユーザーの目を引くことでしょう。