目次
インフルエンサーマーケティングの市場規模は2021年425億円、2025年には723億円規模に拡大予想
調査会社の市場調査とそれに基づく分析によれば、2020年のインフルエンサーマーケティング市場規模は317億円で前年比105%とアップしています。
2021年は、425億円規模になると予想されています。
市場規模の内訳は、YouTubeが170億円で40%、Instagramが115億円で27%、ブログやTwitterが90億円で21%、その他が50億円で12%と見込まれています。
今後の市場規模の推移予測では
- 2022年:519億円
- 2023年:605億円
- 2024年:670億円
- 2025年:723億円
の成長見込みとなっており、2020年度の約2.3倍の市場規模に成長する見通しとなっています。
今後も市場規模は拡大し、影響力の高いインフルエンサーも増加していきます。
それぞれのインフルエンサーでコミュニティを形成しているので、広告効果が高いことが特徴です。
check!インフルエンサーマーケティングで実績No.1の代理店はコチラ
SNSアカウント運用支援/キャンペーンプランニング・コンサルティング/分析ツールの市場規模は2021年307億円、2025年には436億円規模に拡大予想
調査会社の市場調査とそれに基づく分析によれば、2020年のSNSアカウント運用支援/キャンペーンプランニング・コンサルティング/分析ツール市場規模は270億円で前年比112%とアップしています。
2021年は、307億円規模になると予想されています。
市場規模の内訳は、SNSアカウント運用支援が167億円で54%、キャンペーンプランニング・コンサルティングが56億円で18%、分析ツールが85億円で28%と見込まれています。
今後の市場規模の推移予測では
- 2022年:342億円
- 2023年:376億円
- 2024年:405億円
- 2025年:436億円
の成長見込みとなっており、2020年度の約1.6倍の市場規模に成長する見通しとなっています。
弊社では、数多くのInstagramアカウントの運用を代行しております。
運用をプロに依頼したいと考えてる人は、気軽にお問い合わせ下さい。
ソーシャルメディア広告の市場規模は2021年5982億円、2025年には1兆12億円規模に拡大予想
調査会社の市場調査とそれに基づく分析によれば、2020年のソーシャルメディア広告(SNS広告)市場規模は4,932億円で前年比106%とアップしています。
ソーシャルメディア広告(SNS広告)とは、YouTube、Facebook、Instagram、LINE、Twitter、TikTokにて提供されている広告のことで、ブログサイトの広告は含みません。
2021年は、5,982億円規模になると予想されています。
今後の市場規模の推移予測では
- 2022年:6,972億円
- 2023年:7,966億円
- 2024年:8,997億円
- 2025年:10,012億円(1兆12億円)
の成長見込みとなっており、2020年度の約2倍の市場規模に成長する見通しとなっています。
若年層へのリーチを目的とするならソーシャルメディア広告(SNS広告)が最も効果的です。
インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングとは、InstagramやYouTubeなどのSNSで、ユーザーに対して大きな影響力を持っているインフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらい、インフルエンサーの熱狂的なファンによる商品購入や利用、口コミやSNSを通じた拡散効果などを通じて、販売促進や集客に繋げるマーケティング手法です。
ソーシャルマーケティングの中には、ネット広告や企業の公式SNSなど様々な手法が生み出されてきましたが、今話題を集めている新たなマーケティング手法の一つです。
check!インフルエンサーマーケティングで実績No.1の代理店はコチラ
そもそもインフルエンサーとは
企業がインフルエンサーマーケティングを行うとなれば、インフルエンサーを選び出す必要があります。
誰もが知っているようなメディアにも露出しているインフルエンサーに依頼すればいいと、単純に考えるわけにはいきません。
それぞれのインフルエンサーによってアピールに繋がる商品やサービスも異なりますし、影響を与えるターゲット層も異なるためです。
さらに人気のインフルエンサーに依頼するほど、忙しくて納期が遅くなったり、なかなか約束が取り付けられない、報酬が高いなどコスト面にも影響が出ます。
しかし、人気のインフルエンサーはフォロワー数が多く、多くのユーザーにリーチできるため広告効果はかなり期待できます。
インフルエンサーマーケティングを成功させるためには「どのインフルエンサーに依頼するか」が重要な要素になってきます。
では、そもそも、インフルエンサーとはどんな人たちを指すのでしょうか。
一般的には各SNSにおけるフォロワーの数で分類されます。
ナノインフルエンサー
数千人のフォロワーを抱える人をナノインフルエンサーと呼んでいます。
フォロワーとは友だち感覚で親しみのある関係性が築かれているケースが多く、「いいね!」やコメントの投稿など投稿への反応率が高い傾向がみられるインフルエンサーです。
マイクロインフルエンサー
数万人のフォロワーがつくマイクロインフルエンサーレベルになると、特定のジャンルにおいて強い影響力を持つケースが増えてきます。
フォロワーとの距離はまだ近いことから、フォロワーからの親近感や共感が得やすく、購買などのアクションにもつながりやすいです。
マクロインフルエンサーorパワーインフルエンサー
数十万人のフォロワーを抱えるケースを、マクロインフルエンサーまたはパワーインフルエンサーと呼んでいます。
SNS上ではかなり話題を集めているインフルエンサーで、ファッションや美容、グルメなど特定の分野において、カリスマ的な存在となっているケースが多いです。
トップインフルエンサーorメガインフルエンサー
100万人を超えるフォロワーを抱えるケースは、トップインフルエンサーまたはメガインフルエンサーと呼ばれます。
テレビなどでも取り上げられたり、テレビ番組のコメンテーターにも抜擢されるなど、SNSやネット以外での知名度も高い人たちです。
タレントなどもその一例で、フォロワーの中にもインフルエンサーが多く、2次拡散による爆発的な拡散が期待できます。
各SNSの売れ筋の特徴
これからインフルエンサーマーケティングを始めたいという場合、市場規模が大きいからYouTubeがベストというわけではありません。
それぞれのSNSにはユーザーのコア層がいる他、動画が基本のYouTube、インスタ映えする画像が人気のInstagramといった特徴の違いがあり、各SNSの特徴をとらえた商品やサービスをアピールしてもらわないと、せっかくのインフルエンサー効果も薄れてしまうためです。
例えば、YouTubeは家電製品や美容家電、コスメをはじめ、食品や子供向け商材などの販促がしやすいSNSです。
動画を通じて実際に家電製品やコスメを試す様子を映しながら使用感などを伝えてもらったり、スイーツなどを実際に食べてもらう、食品を一から調理して食べてもらうところまでリポートしてもらう、食べ方のアレンジを紹介してもらうなどで、ユーザーが知りたい情報を流したり、興味を引けます。
また、YouTubeは小さなお子さんにも馴染みが深いので、お子さん向けの商品を説明してもらい、お子さんの反応を見ながら親が商品の良し悪しを判断したり、インフルエンサーの動画を見て購入を決めるなどのアクションが期待できるのです。
Instagramはインスタ映えに夢中な女性を中心に人気のSNSのため、女性向け商品やサービス、女性好みの料理やスイーツをはじめ、女性に気に入ってもらうことで販売を促進していきたい商品などに向いています。
ショッピング機能もあるので、フォロワーが多い人気のインフルエンサーが、洋服を着たり、アクセサリーを身につけたり、コスメなどを紹介するだけでも、すぐに購入に結び付くケースも少なくありません。
インフルエンサーマーケティングの手法
インフルエンサーマーケティングを行う場合、どのような方法でアピールしてもらうのかも検討しなくてはなりません。
商品やサービスを使った感想を動画や画像でリポートしてもらう方法が一般的ですが、そればかりではありません。
まず、一番多いパターンはギフティング手法です。
インフルエンサーに紹介してもらいたい商品を送ったり、オンラインでアプリなどを使ってもらって、その使用感や感想などをリポートしてもらうものです。
現地訪問の手法はインフルエンサーを実際のお店やイベント、観光地などに招いて、現地レポートをしてもらう手法です。
観光地のアピール(PR)や、お店やイベントへの集客をしたい場合に適しています。
コラボレーション手法はインフルエンサーを通じた消費者目線や、ネット上の最新トレンドなどを踏まえた新商品の企画や監修をインフルエンサーに行ってもらう、企業との共同開発スタイル。
近年人気が高まっているライブコマースは、商品の魅力などをライブ配信してもらう手法です。
フォロワーなどからリアルタイムの反応や、その場での質疑応答を行えるので、その場で購入の判断につながり、即購入につながりやすい魅力的な手法です。
インフルエンサーマーケティングの解説記事
インフルエンサーマーケティングの事例
出典・調査概要
出典 | サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ |
---|---|
調査主体 | 株式会社サイバー・バズ |
調査時期 | 2020年4月〜9月 |
調査方法 | 広告会社、ソーシャルメディアマーケティング会社、インフルエンサーマーケティング会社、その他各種ソリューション事業者へのヒアリング、調査主体並びに調査機関が保有するデータ、関連企業・機関データ、公開情報の収集 |
調査の対象 | ソーシャルメディアマーケティング市場 |
調査機関 | 株式会社デジタルインファクト |