一般人インフルエンサーと企業のコラボ事例13選!一般人を起用するメリット・デメリット
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一般人がいきなり一攫千金

お金
今日、一般人のインスタグラマーがいきなり一攫千金を手に入れるようなことは珍しくありません。
SNSというのは、芸能人などの有名人と一般人の差が非常に少ないコンテンツであり、時には一般人が芸能人を凌駕します。
いきなり一攫千金を手に入れるということは、一般人にとってインスタグラムは夢があるコンテンツです。
とはいえ、一般人が活躍する姿を企業がただ指をくわえてみているのはもったいないです。
なぜならば、一般人のインフルエンサーは企業の売り上げに貢献してくれる可能性があるからです。
一般人インフルエンサーを上手に使って、企業も成功を掴むことができます。

【13選】インスタグラムにおける一般人と企業のコラボ事例

岩の上でのんびりと過ごしているサングラスをかけた女性の画像

次に、インスタグラム内での一般人と企業とのコラボ事例を確認していきます。
実際に、他の企業はどういった起用をしているのかを把握すれば、自分たちがコラボする際に、イメージしやすくなります。
合致するジャンルがないかなどを確認しながら、比べることもポイントです。

山本ゆり(@yamamoto0507)

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山本ゆりさんは料理ジャンルのインスタグラマーです。
一般人ながら、かなり有名なインスタグラマーになっていて、主に好きな料理の写真を投稿しています。
自分が好きな料理を投稿するので、投稿に対する熱意があり、さらに自然体です。
料理好きで自然体な姿勢が多くの共感を呼んでいるため、私も買ってみたいとフォロワーに思わせることができます。
さらに、料理の写真だけではなく、実際に作る工程を写真として投稿することもあり、人気の秘訣です。
料理に関連した投稿をこつこつと続けてきて、今では40万人程度のフォロワーが存在します。
今までの人気がゆえに、過去にはレシピ本の出版やテレビ出演を果たしたこともあります。
お菓子を販売している企業ならば、インスタント食品のアレンジレシピなどの投稿でコラボすることが可能で、時短料理なども相性のよいジャンルです。
また、時短料理に使った調味料といった感じでもコラボすることができるので、かなり汎用性の高いコラボが考えられます。
ここまでくるともはや一般人ではないといえるかもしれませんが、一般人インスタグラマーから一躍有名になった人物であることには間違いありません。
料理関連の商品で山本ゆりさんとコラボすることができれば、効果は大きいです。

Mari.K(@mari_loves_beauty)

Mariさんは、コスメ紹介で有名になったインスタグラマーです。
具体的には、最新コスメを紹介する投稿をすることや美容情報やそれに関連した投稿をすることが多数あります。
インスタグラムとコスメジャンルは非常に相性がよいため激戦区ですが、コスメジャンルの中でもかなりの実力者です。
また、Mariさんが支持される理由は、成功した例と失敗した例を両方提供してくれることにもあります。
成功した例ばかり掲載されていると、なかなか共感することができません。
もともと綺麗な人だから、コスメでもファッションでも輝くと思われてしまいますが、失敗例を載せることによって、自分は失敗しないようにできると対策もとれ、親近感を与えることもできます。
Mariさんのような有名な人でも失敗すると思うことによって、ぐっと距離が近づくことができ、ファンからMariさんはとてもセルフプロデュースのうまい人だと思われる可能性があります。
どちらかといえば、美をトータル的にプロデュースするようなイメージのアカウントなので、さまざまなコラボ事例が考えられます。

KAI(@kai_prw)

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KAIさんはインスタグラムのベテランで、ひとつのアカウントを所持しているだけではなく、複数のアカウントを管理しています。
具体的には、それぞれのジャンルに応じて、アカウントを使い分けています。
ネイル関連のアカウントや、私生活に関する投稿をする日記のようなアカウントもあります。
沢山アカウントを分散させてしまうと、フォロワーの熱意も分散してしまいそうですが、KAIさんは人気を維持しています。
理由として、アカウントただ複数に分散しているのではなく、しっかりと意味を持って分けていることです。
さらに、KAIさんは非常に写真を撮ることが得意なので、写真技術の点からもインスタグラムのスキルの高さが垣間見られます。
商品写真などを魅力的な状態で掲載できるので、写真技術の高さは、企業とコラボした際にも大きなポイントになります。
KAIさんの場合は、どんな撮影方法をすれば、どんな写真にすれば、フォロワーに受けるかを熟知しているので、投稿に関して心配する必要がありません。
KAIさんのようにスキルを持った人ならば、企業担当者も安心して任せることができます。
なお、KAIさんのアカウントでは、お得情報などを掲載することもあり、自然なかたちでクーポンを掲載できるので、企業にとってはメリットの大きいポイントです。
普段からお得なクーポンなどを掲載しているので、他の企業が加わってもまったく違和感がなく投稿できます。

mayo(@ema.217)

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mayoさんもファッション系のインスタグラマーです。
mayoさんの場合は、ママ系のコーディネートが人気の秘訣です。
ママ系コーディネートに特化したアカウントなので、ファッションとはいっても、特定層にアプローチする場合に有効です。
インスタグラマーでは、各ファッションの人気アカウントが多数あって、それぞれアプローチしている層が違います。
属性についてはしっかりと確認しておくことが重要になります。
mayoさんがアプローチしている特定層は、ママ系コーディネートを紹介しているだけあって、フォロワーの中心は主婦層です。
mayoさんのアカウントはターゲットが非常にわかりやすいので、あまりSNSマーケティングに慣れていないような企業であっても、ターゲットを見失わないことは大きなメリットです。
主婦層にファッションでアプローチしたい場合には、mayoさんに依頼することがおすすめです。

まめ丸(@mamemarukun)

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今までのアカウントとは違い、まめ丸さんは動物ジャンルを扱っています。
動物ジャンルも巨大なマーケットを誇るので、まめ丸さんくらいの人気アカウントになると、かなりの影響力になっています。
まめ丸さんのアカウントは、とてもプロデュースが上手で、ペットが主役の動物アカウントであり、柴犬のまめ丸がメインで登場します。
なんと、飼い主はほぼ登場しません。
もはやまめ丸は人気キャラクターといっても過言ではありません。
企業がSNSマーケティングをする際に、何らかのキャラクターが投稿をしているという設定をつくることがあるので、まったく同じことをしているのがまめ丸さんです。
人間ではなく、犬が投稿をしているイメージをつくり出すことによって、人間が投稿するよりも、ずっとやわらかいイメージになってくれます。
ペット関連の商品のPRが多いので、ペット関連の商品を扱っている企業ならば合致する可能性が高いです。
まめ丸さんのアカウントは、コラボするだけではなく、ペット関連の運営方針が非常に参考になるコンテンツです。

めぐみるく(@mdmilk__)

めぐみるくさんは、カップルジャンルのインスタグラマーです。
ユーチューブなどではカップルの私生活を紹介する動画が大人気ですが、カップルユーチューバーのインスタグラマーバージョンです。
最近は、インスタグラムでもカップルアカウントが非常に話題で、特に若年層から大きな支持を得ています。
若年層から大きな支持を得ているという意味では、企業が外せないジャンルです。
カップルでいろいろなシチュエーションの写真を撮影していることやフォトジェニックな写真の投稿が多いです。
カップルの私生活を投稿するアカウントなので、かなり広範囲のコラボが考えられます。
また、若い世代、特に女性がフォロワーには多いので、若年層をターゲットにしている商品ならば、起用するとかなりの効果を発揮してくれます。
めぐみるくさんのチャンネルもインスタグラムの使い方が非常にうまく、洗練された写真は多くのフォロワーをうならせてきました。
プロのカメラマンと比べても遜色がないぐらいなので、コラボの際には素敵な商品写真を期待できます。

もくもくちゃん(@mok2mok2chan)

もくもくちゃんは、イラストジャンルのアカウントです。
イラストは広告や商品紹介ととても相性が良いので、たとえば、漫画家とコラボして、漫画のキャラクターが商品を紹介すると、大きな効果を得られます。
イラストレーターについても同様の効果を期待することができます。
もくもくちゃんのおなじみのイラストが何らかの商品とコラボしていたら、多くの方々が気になるはずです。

Lisa(@honeylisabee)

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Lisaさんは、ライフスタイル系のインスタグラマーです。
自分のライフスタイルを広めるためにインスタグラムの投稿をしています。
ライフスタイルを投稿するアカウントなので、投稿の内容はかなり多岐にわたっています。
日常で使用しているお気に入りのアイテムを投稿することや、コスメなどを紹介することもあります。
Lisaさんのアカウントはハイセンスで、Lisaさんのセンスにほれているフォロワーも沢山います。
だからこそ、Lisaさんの紹介するものは買いだと考える人たちも少なくありません。
Lisaさんのインスタのように非常にハイセンスなアカウントの場合は、自社商品がハイセンスなアカウントで紹介されるだけでも効果を得られます。

KURUMI(@kurumipurarine)

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KURUMIさんのInstagramは、世界に誇る日本の文化である、「アニメ」「コスプレ」を発信しています。
自身がコスプレした写真を投稿し、国内外から大きな反響を集めています。
数多く存在するコスプレイヤーの中でも、KURUMIさんのアカウントが注目される理由は、クオリティが高いからです。
面白味のある企画と、クオリティの高いコスプレによって、企業名や商品が大勢に知れ渡ることとなりました。
KURUMIさんは、日本国内に限定されない大きな発信力を持っているため、今後は海外へ向けたマーケティングへの起用も期待されるインスタグラマーです。

守谷恵介(@mori_keke)

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写真で日本各地の魅力を発信しているのが、守谷恵介さんのInstagramです。
日本ならではの名所に関する写真から、何気ない風景を魅力的に切り取った写真など、魅力的な写真が数多く並んでいます。
守谷恵介さんのInstagramの驚くべきポイントは、「いいね」の割合です。
一般的に、SNSの「いいね」は、フォロワー数の3%以下だと言われており、多くても10%未満という数値が発表されていました。
ところが、守谷恵介さんのInstagramでは、フォロワーが0.8万人に対し、2,000~4,000件以上の「いいね」が寄せられています。
単純に計算して、20~50%以上の割合で「いいね」が返ってきていることになります。
「いいね」の割合の高さは、エンゲージメント率やオーディエンスの品質を表しており、マーケティングにとって大変重要なものです。
フォロワーが小規模であっても、「いいね」の数値が高い場合、低コストで多いな見返りを得ることができます。

あいりおー(@airio830)

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あいりおーさんはパンとお菓子が大好きな一般人のインスタグラマーです。
ケーキ屋さんやパン屋さんに勝るとも劣らないお菓子づくりはプロの技です。
一般人とはいえ、投稿の見た目もとてもファンシーで可愛く、8万人以上のフォロワーを獲得しています。
ブログなども精力的に活動して、様々な媒体で自分のスイーツを発信しているので、女性からの人気が高いインスタグラマーです。
https://foodistnote.recipe-blog.jp/foodist/airio/

bon・pon(@bonpon511)

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世の中で流行しているものの多くが若者向けである場合が多く、近年大流行したタピオカドリンクも、若者世代の女性中心に大ブームとなりました。
インスタグラムも、若者女性なら誰もが利用していると思えるほどの人気コンテンツですが、決して若者たちだけに愛用されているわけではなく、お孫さんがいる年齢層の人達からも関心を集めています。
bon・ponさんのアカウントで投稿を行っているおふたりは、個性的な画像を多数公開し若者世代や同世代から支持されている夫婦のインスタグラマーです。
また、おしゃれなだけでなく仲の良さも伝わる画像を公開しており、理想の夫婦像を抱く人が続出しています。

唯一無二の絶品グルメ(@muni_gurume_japan)

ボリュームたっぷりなグルメ中心に食欲をそそる画像をたっぷりと更新している唯一無二の絶品グルメ。
多くの女性はかわいい見た目のスイーツや大流行のタピオカドリンクが大好きですが、実はこってりした肉類も大好き、という女性も多いです。
「本当はボリュームたっぷりな食事を取ってみたい…」と密かな願望を抱いている女性にも人気なアカウントです。
食べるのが大好きな男性からも注目されており、現時点でのフォロワー数は31万人以上。
年間で1,200件もの食べ歩きを行い、アカウントを盛り上げ続けています。

一般人インスタグラマーのメリット

鉛筆を持って驚くメガネ女子

今から一般人のインスタグラマーを起用するのならば、起用するメリットについて確認しておくことが必要です。
一般人インスタグラマーの対局にいるのが著名人や有名人のインスタグラマーですが、著名人や有名人と比べてどのような差があるのかを把握すれば、一般人を利用するメリットもより明確になります。

起用コストが低い

芸能人などの著名人に比べると、一般人のインスタグラマーは格安で依頼できます。
起用コストが低いという点は一般人インスタグラマーを使う際の大きなメリットになります。
芸能人を起用する場合は、効果に関係なく、莫大なお金を払わなければなりません。
さらに、トレンド真っ最中の芸能人ともなると、中小企業ではとても手が出ないような金額になってきます。
芸能人を起用する場合の具体的な金額は数百万円くらいが最低ラインで、トップクラスになってくると数千万は当たり前ですが、一般人インスタグラマーの場合は、トップクラスであっても数百万程度の金額で依頼できます。
現代におけるトップインフルエンサーの拡散力は芸能人に勝るとも劣らないので、格安といっても過言ではありません。
あくまでもトップインフルエンサーの話になりますので、もっと影響力の少ないマイクロインフルエンサーになると、より安く起用することができます。

意外とリスクが低い

一般人のインスタグラマーと提携するのは、リスクが高いと思うかもしれません。
確かに、広告塔として利用した際のルールの把握については、芸能人や有名人のほうがプロフェッショナルだといえます。
しかし、実は一般人の起用はリスクが低いという側面もあります。
芸能人は知名度が高く、知名度に比例してファンの数も多いですが、一方でアンチも一定数存在します。
芸能人が良いことをやっても、悪いことをやっても、アンチは難癖をつけてきます。
芸能人を起用して、アンチにつきまとわれてしまうと、芸能人だけではなく、起用した企業やその商品にまで飛び火してしまう可能性があります。
しかし、一般人インスタグラマーの場合は、失言などによる炎上トラブルを起こしたりしない限りはまず安全です。
よほどの有名人ならまた変わってきますが、一般人のインスタグラマーにアンチがついていることは稀であり、アンチによる被害も発生しにくいです。
インフルエンサーで考えてみれば、リテラシー面では芸能人のほうがリスクは低いものの、炎上リスクについては一般人のほうが低いといえます。
また、一般人だからといってリテラシーが低いわけではありません。
中には、自分の中に厳しいルールを貸している人もいるので、ルールがある場合は例外です。

宣伝くささがでにくい

芸能人が商品を紹介すると、どうしても宣伝くささが出てしまい、ビジネスライクになってしまいます。
インスタグラムというサービスは、かつて企業の広告色をなるべく排除していたようなサービスでした。
最近でこそ積極的に企業の広告を取り入れていますが、昔のインスタグラムの文化を忘れていないユーザーはまだ多いので、宣伝くささが出てしまうと、毛嫌いされてしまう可能性があり、企業にとってはリスクになってきます。
しかし、一般人が紹介すると、宣伝くささが無く、違和感がありません。
また、フォロワーがインフルエンサーに抱いている立場は「消費者の代表」なので、消費者の代表であるインフルエンサーがこの商品を紹介しているのならばきっとよい商品なんだろう、と考えてもらえます。
トップクラスのインスタグラマーになってしまうと芸能人などに近い存在ですが、マイクロインフルエンサーならフォロワーは上記のように捉えてくれます。

SNSを使うのが上手

インフルエンサーに登り詰めた一般人は、とにかくSNSの活用方法が上手です。
芸能人や著名人などよりも圧倒的にうまい人たちも存在しますので、SNS戦略においては、インスタグラマーに分があるといえます。
企業のマーケティング担当が、どれだけ頭をひねっても考え付かないようなアイデアを提供してくれることがあるので、起用するメリットは大きいです。
また、SNSの活用方法が上手なインフルエンサーたちには、消費者の代表という意識を持っている人が多いので、消費者の目線をよくわかっており、だからこそフォロワーに対して効果的にアプローチできます。
企業側だとどうしても消費者の立場がわかりにくいので、アドバイザーという意味合いでも、インフルエンサーを起用することは重要です。

企業とインスタグラマーの欲求が一致する

一般人のインフルエンサーは目立ちたがり屋が多く、沢山有名な企業とコラボしてマーケティングをすることになったというのは、誇りにつながります。
企業としても、影響力のある人物を使ってより多くの人に商品を広めたり、よりたくさんの商品を売りたいので、一般人のインフルエンサーと企業の利害はかなり合致しています。
同じ目的に進んでいくので、一般人のインフルエンサーは、ポジティブな行動をしてくれる可能性があります。
芸能人や有名人は、良くも悪くも、自分のネームバリューが商品なので、必要以上のことはやってくれない可能性があります。
しかし、一般人の場合はしっかりと線引きはしていないので、時には必要以上に頑張ってくれます。

一般人インスタグラマーのデメリット

ペイントが剝がれかけているオレンジの壁に描かれた注意マーク

一般人インスタグラマーを企業が起用するメリットは数多くあることがわかりました。
しかし、メリットだけではないので、デメリットの部分にもしっかりと注目しておきたいところです。
時には、デメリットを把握してこなかったことにより、企業の存続を脅かすほどのトラブルにつながることもありますので、トラブルならないためにもしっかりと確認しておくことが重要になってきます。

ステルスマーケティング

いわゆるステマです。
芸能人を起用する場合は、レベルの高い事務所が間に入ってくれるので、ステマになることは起こりにくいです。
もちろん、インフルエンサーの中には、危機管理意識を持っている人が多くいますが、一般人インフルエンサーを使うことによって、ステマにつながってしまったケースは多いです。
ただし、すべての人がすべてというわけではなく、芸能人や有名人ならありえないようなミスを犯してしまうことがあります。
ステルスマーケティングの問題は、一度発生してしまうと深刻な状態に陥りがちで、特にデジタルネイティブな世代はステマに敏感になっています。
しかし、インフルエンサーとの事前の打ち合わせでしっかりと確認すれば、ステマによる問題はほぼ防げます
つまるところ、重要になってくるのは、やはり企業担当者のリテラシーです。
マーケティングを担当する企業側が危機管理や、リテラシーを持っていないなかで一般人を活用するのは、非常にリスキーです。

責任感の差

SNS上では、一般人による炎上が定期的に発生しまが、炎上は、責任感の希薄さともいえます。
芸能人は発言によって炎上することがあり、企業とのコラボで炎上するようなことは多くありません。
なぜならば、芸能人はこういった仕事のプロであって、強い責任感を持っているからです。
また、事務所が絡み、より多くの人の運命を背負って、仕事をする立場なので、自分の立場の重さというのをしっかりと理解しています。
しかし、一般人が芸能人のように責任感が強いかといえば、強くはありません。
中には、与えらえた仕事を完璧に、もしくは完璧以上にこなす、責任感の強い一般人もいます。
しかし、どちらかといえば、責任感の強いタイプは少数だといえます。
もし炎上した場合、重要になってくるのが、担当者がしっかりとコミュニケーションをとることです。

採用の難しさ

一般人インフルエンサーを起用するデメリットには、人選の難しさがあります。
芸能人や著名人の場合は、事務所などに所属しているタレントも多いので、たくさんの情報が出回っており、いくらでも手に入れることができます。
しかし、一般人インフルエンサーだと、事務所に所属している人はほとんどいません。
ユーチューバーならば事務所に所属するケースも多いですが、インスタグラマーなどの一般人だと事務所に所属する習慣がないため、場合によっては採用ミスをしてしまう可能性があります。
一般人のインフルエンサーを起用する際に重要になってくるのが、しっかりとターゲットにアピールできるような人選です
人選から少しでもずれてしまうと、効果が一気に落ちてしまいますので、確実に合致させる必要があります。
採用の難しい状況にもかかわらずに、出回っている情報が少ないということで、人選はなかなか大変です。
また、企業の中には、SNSマーケティングに慣れていない人たちも多いので、ターゲットを設定して、ピンポイントで一般人を選ぶというのが難しい場合があります。

一般人インフルエンサーを上手に起用する方法

コーヒーの会計をする青い服を着た笑顔の女性の画像

次に、一般人のインフルエンサーをマーケティングに活用する際のメリットとデメリットを踏まえたうえで、上手に起用する方法を紹介します。
芸能人やトップインフルエンサーの場合は、高いお金を払うだけあって、多少ターゲットに合致しない人選であっても、利益につながることがあります。
しかし、マイクロインフルエンサーだとターゲットに合致しない人選での成功はまず起こり得ないので、起用方法をしっかりと把握しておくことが重要です。

フォロワー数だけで決めない

一般人インフルエンサーを選ぶ場合に、フォロワー数ばかり見ている人がいます。
しかし、単純にフォロワー数で勝負をするのならば、膨大な数のフォロワー数を抱えているので、芸能人や著名人に依頼する方が確実に効果は高いです。
もし、フォロワー数で一般人を選ぼうと思っているのならば、適切とはいえません。
一般人をマーケティングに起用する場合に重要になってくるのは、一般人のフォロワーが自社の商品がターゲットにしている層と合致するのかという部分です。
フォロワー数が多くても、ターゲットに合致しなければ効果を得られません。
また、何かの数値を参考にするのであれば、フォロワー数よりも、いいね、コメント数を参考にすることがおすすめです。
フォロワー数に対していいねやコメントの数が、ほかのSNSユーザーに比べて多いのであれば、魅力的な一般人といえます。
フォロワーの心を動かすためには、日頃から密接なコミュニケーションをとっているかということも重要になってきます。

ジャンルを選ぶ

一般人を起用する場合は、特定層へアプローチできるかどうかが重要になってくるので、ジャンルを選ぶことは絶対に避けられません。
特にインスタグラマーなどを起用する場合には、ジャンル選びが重要です。
ファッションやグルメなどのビックワードをあわせるのではなく、より詳細なキーワードを確認していき、ジャンルを通じて、どのくらいの年齢や男性、女性のどちらにアプローチしているのかなども確認しておく必要があります。
また、たとえば、ファッションの紹介をする場合には、所得層なども考えて、高級志向のユーザーにアプローチしているのか、プチプラのような低価格志向のユーザーにアプローチしているのかによっても、自社との相性はまったく変わってきます。

綿密なコミュニケーション

一般人が仕事を放棄して、コラボが失敗に終わるといったケースのほとんどは、事前のコミュニケーションが不足しているため、非常に重要です。
普段、有名人や著名人を起用している場合、一般人に依頼する時にはコミュニケーションが特に注意が必要です。
なぜならば、少しだけ言えばわかるだろう、という考え方が一切通用しない相手だからです。
芸能人や著名人なら、今までの仕事の経験から「何を言っているのか」想像ができますが、今回お願いするのはあくまでも素人です。
低価格で起用する弊害ともいえるので、低価格で起用する分をカバーするだけのコミュニケーションをとるようにします。
コミュニケーションをしっかりとることができれば、相手に自分たちの意図が伝わりやすくなり、相手も親近感を覚えて、積極的に仕事をこなしてくれます。
つまり、一般人をやる気にさせるも、やる気にさせないも、担当者次第です。

分析を忘れない

一般人を起用したマーケティングは、ターゲットを詳細に設置する必要があるため、分析が重要になってきます。
1回で勝負をかけるのではなく、1回目の結果の分析で2回目に微調整をするというように、分析と再トライが重要になってきます。
分析や再トライの施策を繰り返すことによって、少しずつ効果が上がってくることがあります。
つまり、1回で大きな成功を得ようとせず、分析を前提として、焦らずじっくりやっていくことです。

数で勝負する

一般人インフルエンサーを起用する場合には、数で勝負する方法があります。
芸能人などを起用する場合には、大きなお金が発生してしまうので、数で勝負するのは難しく、マイクロインフルエンサーは一人あたりの単価が安いので、数で勝負を仕掛けることは十分に可能です。
いくつか重要なジャンルを選定して、それぞれのジャンルに影響力を持っている一般人に声をかけ、同じジャンルで二人の一般人を使ってみて、効果を比べてみることも必要です。

さっそく一般人のインフルエンサーとコラボしてみよう

ひらめいている様子

SNSマーケティングにおいて一般人のインフルエンサーを起用する場合について、メリットやデメリット、おさえておきたいポイントなどを紹介してきました。
さらに、具体的にどんなインフルエンサーがいるのかについても紹介しました。

まずは、今回紹介した人物の中から検討してみることも一つの案です。
芸能人に依頼すると、どうしても高額な費用が発生してしまいますが、インスタグラマーなど一般人のインフルエンサーの場合は格安で依頼できます。
また、一般人インフルエンサーのフォロワーと自社のターゲットが合致すれば、時には芸能人とコラボしたとき以上の効果を発揮してくれることがあります。
つまり、インフルエンサーは一般人といえども侮れない存在です。

SNSが発達した現代においては、影響力を持つのは、必ずしも著名人や有名人だけではありません。
自社の商品を宣伝するのに最適なのは誰なのかについて考え、あらためて適切なインフルエンサーを選び、しっかりとポイントをおさえて依頼すれば、少ない費用で大きな効果を得られます。

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