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Instagramで「ハッシュタグ」とは異なる「タグ付け」の意義
インスタグラムというと、記事の内容やアップした写真と関連する「ハッシュタグ(#)」をたくさん付けることや「ハッシュタグ(#)」を使って興味ある記事がないか検索するのが、当たり前の使い方となっています。
最近ではテレビ番組などでも取り上げられ、インスタグラムを使用したことがない方の間でも少しずつ浸透している言葉ですが、「タグ付け」は「ハッシュタグ」を付けることとは異なります。
では「タグ付け」とはどのような機能で、どのような方法で行われるのでしょうか。
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投稿写真に「タグ付け」をすることでアカウントを紐付ける
インスタグラムはコメントなどの記事内容より、写真がメインとなるSNSです。
上記の写真の赤枠を参考にした場合、渡辺直美さんが投稿した写真に
- 「voguejapan」
- 「tomokoizumi」
の2つの「タグ付け」がされていることが分かります。
「タグ付け」はアップする際に関連するインスタグラムのアカウントを紐付けることができます。
アカウントをタグ付けしたうえで投稿すると、投稿を見た「ユーザー」が気になる写真をクリックすることやタップすることで、そのアカウントに飛ぶことができるのです。
「タグ付け」と「ハッシュタグ(#)」の違い
一方、記事内にハッシュタグ(#)が複数並んでいると見た目が混雑した状態になってしまいます。
ハッシュタグ(#)をクリックしたり、タップしたりすれば、ハッシュタグ(#)に紐付けられた記事を表示させることはできますが、それはその投稿者が投稿した内容とは無関係なことがほとんどです。
投稿を見て写真や記事内容が気になった方が、自分の意図するものへとアクセスしてくれるよう動線を作ることができるのです。
「タグ付け」の有効活用方法
「ハッシュタグ(#)」には検索によって記事を見つけてもらうようにする、関連記事を探しやすくするといった使い方ができます。
では、「タグ付け」はどんな活用の仕方ができるのでしょうか。
代表的な使い方を見ていきましょう。
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1「お互いのフォロワーを増やせる」
たとえば、「Aさん」と「Bさん」が一緒に食事をしたときや一緒にお出掛けしたときの写真などをアップし、
と「Aさん」が2人の写真や「Bさん」の写真をアップし、そこに「Bさん」のアカウントを「タグ付け」します。
一方、「Bさん」も、
と料理の写真や「Aさん」の写真をアップし、そこに「Aさん」のアカウントを「タグ付け」するというものです。
「Aさん」のフォロワーやたまたま「Aさん」の記事をチェックしたユーザーは、「Bさん」の存在について気になれば、投稿された写真を「タップ」することや「クリック」するだけで、「Bさん」のアカウントに飛ぶことができます。
そこで、「いいね!」をすることや投稿されている内容をチェックして気に入れば、フォロワーになってくれるでしょう。
同じことが「Bさん」から「Aさん」へのアプローチでも行われます。
つまり、「Aさん」「Bさん」がタグ付けされた投稿を通じて、リンクし合うことで、お互いに「いいね!」が増えることやフォロワーを増やせるメリットがあります。
よくタレントさん同士のアカウントや有名インフルエンサー内でも、行われている方法です。
2「商品の宣伝やアフィリエイトができる」
Instagramでは、
- 今日のコーディネートをアップしたり
- お気に入りのインテリアを紹介したり
- いただいたフラワーアレンジメントをアップしたり
など、さまざまなアイテムや商品の写真をアップする方も多いのではないでしょうか。
その際はアップする写真に、
- 「商品を販売しているお店のアカウント」
- 「自分が作っているもの商品のアカウント」
- 「応援しているお店や知り合いのお店のアカウント」
などを「タグ付け」することで紐付けることができます。
アイテムの写真を見てタップしたり、クリックしたりしてアプローチした「ユーザー」が、
- ファンになってくれる
- 実際に商品を購入してくれる
など、宣伝や販売促進につながり、アフィリエイト収入を得ることも可能です。
3「お店の紹介や集客アップにつながる」
レストランでの料理やスイーツショップでのスイーツなどの写真は、「インスタ映え」抜群の人気アイテムです。
また、
- エステやマッサージで癒された姿
- ジムで汗をかいたといった自分が頑張っている姿
など、美容デーとして綺麗になっている姿をアップされる方も少なくありません。
そんなとき、レストランやスイーツショップ、エステやマッサージなどの
- 「お店のアカウント」
- 「パーソナルトレーナーのアカウント」
などと「タグ付け」しておけば、お店の宣伝につながり、集客アップや売上アップにつなげることが可能です。
4「企業や媒体の認知度アップ」
インスタグラムには「企業の公式アカウント」も増えており、企業の認知度アップや高感度アップ、商品やサービスの販売促進に役立っています。
さらに、最近は「中の人」ブームも起きています。
「公式アカウント」での投稿とは別に、「公式アカウントの担当者」が「中の人」としてアカウントを開設し、日々の仕事のことや商品開発などの裏側、職場でのランチなど日常のことなどもいろいろとアップして、「公式アカウント」より人気を集めるケースも少なくありません。
日々のランチをアップして、企業周辺のレストランや飲食店を「タグ付け」で紹介しつつ、たまに企業の記事を書いて、投稿内容に企業の「公式アカウント」を「タグ付け」することで、企業の印象アップや認知度アップにつなげることが可能です。
5「キャンペーンの促進」
「企業の公式アカウント」が増えていますが、一定期間限定の販促キャンペーンなどを行いたい場合、「企業の公式アカウント」で行うと運用が複雑になるほか、記事が目立たなくなり、キャンペーンの認知度が上がらないリスクがあります。
キャンペーンの記事を投稿した後、別のニュースや投稿をどんどん追加することで、キャンペーン期間中であっても、キャンペーンの存在が目立たなくなってしまうためです。
そこで、「企業の公式アカウント」とは別に、キャンペーン特設アカウントを期間限定で開設します。
そして、「公式アカウント」でキャンペーンを紹介する際に、そのアカウントを「タグ付け」しておけば、そこからダイレクトにキャンペーンへといざなえます。
フォロワーなどが拡散する際も、「タグ付け」された記事をシェアしてくれれば、シェアされた記事を見た方は、「企業の公式アカウント」を経由せずに直接「キャンペーンアカウント」に飛べるようになり、効率的にキャンペーンの促進ができるようになるのです。