「いいね返し」とは、
など「いいね!」機能があるSNSで「いいね!」をしてくれた人に対して、そのアカウントにアクセスし、チェックした投稿に「いいね!」でお返しをするというものです。
「いいね!」してもらったのだから、「いいね!」でお返しするという、SNS上の礼儀やマナーとして実践している人も少なくありません。
目次
「いいね返し」はフォロワー数を増やす為に必須項目
Instagramでは自分の投稿に「いいね!」が欲しい方が、気になる方の投稿に「いいね!」を行い、「いいね!」を貰いたいとアプローチする手段について、ハッシュタグ(#)が作られているほどです。
「#いいね返し」が付いた投稿に「いいね!」すれば、自分の投稿にも「いいね!」が貰える仕組みで、お互いに投稿するたびに「いいね!」をし合って注目を集めることやフォロワーを増やすために相互に助け合う関係と言えるでしょう。
「いいね!」してもらったら、そのユーザーをチェックして、いいなと思った投稿を見つけたら「いいね!」するのは極自然な行動とも言え、Instagramでの出会いを楽しんだり、コミュニケーションを深めたり、フォロワーづくりのためには当然の行為と言えるかもしれません。
では、個人のアカウントではなく、企業のアカウントにおいて「いいね!」がされた場合、企業は「いいね返し」をするメリットを解説していきます。
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企業アカウントは消費者と親密なコミュニケーションが可能
企業がInstagramにおいて公式アカウントを開設する理由は企業の、
- 認知度アップ
- 印象アップ
- ブランド力の向上
- 商品やサービスの販促
- 集客
などが目的です。
またInstagramは、ホームページやお客様相談窓口でのやり取りでは実現できない、消費者との距離感の近いコミュニケーションができるのも大きな利点です。
ホームページは企業の信頼度向上には役立ちますが、消費者から見るとお堅いイメージを与え、気軽な情報交換には役立ちません。
これに対してInstagramは自社のヘビーユーザーなどのファンをはじめ、一般消費者との距離が近くなり、「いいね!」と評価を得ることやコメントをもらうことで消費者の声を聞く機会につながります。
製造される商品や提供されるサービスは身近に感じられるものであっても、企業の存在は消費者から遠い存在に感じるケースは多いものです。
「いいね!」を通じて企業の人気度UPや売上UPが期待できる
Instagramを通じて「いいね!」やコメントのやり取りを通じて、気軽にコミュニケーションを取ることで、企業に親近感を抱いてもらうことができます。
一般ユーザーが、企業アカウントの投稿などに
- 親近感を抱いた場合
- 印象がいいと感じた場合
いっそう企業の商品やサービスを利用につながり、他社よりもその企業を選ぶといったファンになってくれることが期待できます。
さらに口コミやシェアなどを通じて、その企業の良さを拡散してくれ、企業の人気度アップや売上アップにもつながるのです。
企業アカウントにおいて「いいね返し」の課題
企業アカウントを運営する上で、企業のInstagramに「いいね!」をしてくれたユーザーに対しては、「いいね返し」をしていくことが、コミュニケーションアップにつながり、根強いファンを増やして販促や集客、売上アップにも役立つように思えます。
確かにアカウントを開設したばかりの時期や認知度がない企業をはじめ、
- 「いいね!」の数が少ない
- フォロワーが少ない
といった状況なら、積極的に「いいね返し」をすることで、「いいね!」してくれる人やフォロワーを増やすことにつなげられます。
一方、距離感があると感じていた企業から「いいね!」をもらえれば、嬉しいものなので、根強いファンとなってくれ、商品やサービスを利用してくれることや投稿をシェアして拡散してくれる効果も期待できるでしょう。
企業が「いいね返し」をすると、その投稿に「いいね!」をしたほかのユーザーの目に留まることも少なくありません。
いいね返しを介して、新たなユーザーの関心を惹き、フォロワーになってくれることや商品やサービスの利用につながることもあります。
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「いいね返し」を自動化ツールでbot化した場合の注意点
企業のInstagramアカウントを運営する上で「いいね!」が国内外のアカウントから膨大に寄せられるケースも少なくありません。
そうなると、毎回「いいね返し」をすることが難しくなります。
自動ツール(bot)などを使うとユーザーの投稿内容などをいちいち確認して「いいね返し」をすることができなくなります。
すると、公序良俗に反する投稿をしているユーザーや企業の信頼や印象を保つために望ましくないユーザーの投稿に、「いいね返し」をしてしまうリスクが増えるのが問題です。
インフルエンサー贔屓は返って印象が悪くなるので注意
企業アカウントを運営する上で、
- 極一部の人のみに「いいね返し」をする
- 有力なインフルエンサーだけに「いいね返し」をする
といった方法を採ると、一般ユーザーの中には不公平感を覚える場合や企業への印象を悪くする人もいるので注意しなくてはなりません。
運営上、「いいね返し」でのコミュニケーション強化とリスクとなる「いいね返し」を抑える運用をどこでバランスを取るかの検討やルールづくりが必要です。
エンゲージメント率を指標にしてみる
企業がInstagramを運営していくうえで、どのくらい反響が出ているかと確認する1つの指標となるのがエンゲージメント率です。
check!エンゲージメント率とは「企業や商品、ブランドに対する消費者やユーザーの愛着度」を示します。
エンゲージメント率は一般的に(いいね数+コメント数)÷フォロワー数またはリーチ数で算出されます。
エンゲージメント率に一定の目標を設定し、目標値に達成するまでは
- いいね返し
- コメントへの返信
などをきめ細やかに実施し、いいね数+コメント数が増えるように積極的な対応をしていきます。
目標値が一定期間、安定的に達成できるようになったら、「いいね!」の数も膨大になってくるので、一人ひとりへのいいね返しなど個別対応はストップするのも一つの方法です。
反響が大きくなってきたら「プレゼント企画」を実施が◎
個別フォローの代わりとして、反響が大きかった投稿には、次回の投稿でお礼を言う、日頃の「いいね!」や「フォロー」へのお礼としてプレゼント企画などを開催するのもおすすめです。
プレゼント企画の参加条件として、「フォロー」+「指定の#タグを記載して投稿」が一般的です。
コメントを見て対応が必要と思われる場合には、メッセージ機能を使って個別にやり取りをすることで、不公平感なく問題への対処ができるようになります。
影響力があるインフルエンサーから積極的なフォローを受けている場合も、個別にやり取りをしたうえで、ギフティングなどを通じて自社商品などをアピールしてもらうなど、ほかのユーザーに不公平感を抱かせない形で上手に差別化を図ることがおすすめです。