Instagram(インスタグラム)を利用して、食べ物(レストラン)やヘアスタイルなどを探す人が年々増えています。
そして、「このお店に行きたい!」と考え、Instagramでお店を検索する人は少なくありません。
Instagramでは、お店のアカウントから席を直接予約したり料理を注文したりできる「Instagram予約機能」が実装されました。
Instagram予約機能を使用することで、多くのInstagramユーザーをお店へ誘導でき、売上アップが期待できるようになりました。
本記事では、Instagram予約機能について詳しく解説していきます。
目次
Instagramの予約機能とは?
Instagram(インスタグラム)の予約機能とは、Instagramのお店のアカウントから直接予約することが出来る機能です。
日本では、飲食店のみ使用できる機能でした。
海外では、
- 美容室の予約
- チケットの購入
などの機能も存在します。
そして、2021年11月に、日本でも美容室の予約が出来るようになりました。
予約機能を設定した美容室は、地図検索機能上でも「予約する」ボタンが表示されます。
したがって、より来店予約を促すことが出来るようになりました。
予約機能には、以下の2種類存在します。
- 席を予約する
- 食べ物を注文
上記の2つの機能について、それぞれ詳しく解説します。
席を予約する
席を予約するための機能は、2018年10月2日に実装されました。
お店のアカウントページより、「席を予約する」ボタンをタップすることで、利用することが出来ます。
「席を予約する」ボタンをタップすると、予約サービスへと接続します。
そして、希望の日時に席を予約することが出来ます。
「席を予約する」ボタンの提携企業は、以下の通りです。
Bistrochat | Chope | CoverManager | Eat App |
Eveve | Formitable Reservations | Guestonline | Gurunavi |
Mozrest | NBI | OpenTable | Quandoo |
ResDiary | Restoo | Resy | SEVENROOMS |
TableCheck | TableOnline | TableRequest | TheFork |
Tock | wikoti | Zenchef | ヒトサラ |
「席を予約する」機能を使用したい場合は、上記の企業と提携する必要があります。
また、提携企業は変更がある可能性があります。
したがって、利用する場合は事前に調べることがおすすめです。
食べ物を注文
食べ物を注文する機能は、2020年4月に実装されました。
食べ物を注文する機能を使用するためには、「食べ物を注文」ボタンをタップすることで、利用することが出来ます。
「食べ物を注文」ボタンをタップすると、配達サービスの注文画面に移行します。
「食べ物を注文」と提携している企業は以下の通りです。
Ambassador | BentoBox | ChowNow | Goomer |
IFood | inline | Kyte | Loship Quan |
pede.ai | Waitry | Zyda |
「食べ物を注文」ボタンを使用するためには、上記の企業と提携する必要があります。
また、提携企業は変更がある可能性があります。
したがって、利用する場合は事前に調べることがおすすめです。
Instagramの予約機能の使い方
Instagramの予約機能の使い方について、説明します。
予約機能を使用するためには、プロアカウントに切り替える必要があります。
プロアカウントに切り替えることで、プロフィール画面に
- 食べ物を注文
- 予約する
- 席を予約する
- リードフォームを追加
という4つのアクションボタンを設置することが出来ます。
予約機能を使えるようにするための方法について、詳しく解説します。
プロアカウントに切り替える
予約機能を使用するためには、プロアカウントに切り替えましょう。
プロアカウントに切り替える方法は、以下の通りです。
- プロフィールから「設定」をタップ
- 「アカウント」をタップ
- 「プロアカウントに切り替える」をタップ
カテゴリを決める
プロアカウントに切り替えるためには、カテゴリを決める必要があります。
カテゴリは、検索することで、簡単に見つけることが出来ます。
そして、カテゴリを決定した後は、事業主かどうかを選択します。
ここでは、「ビジネス」を選択しましょう。
連絡先情報の確認
プロモーションメールを受け取るかどうかを設定します。
そして、ビジネス用の連絡先の登録を行います。
以上で、プロアカウントへの切り替え作業が終了です。
プロアカウントから通常アカウントへ切り替えたい場合は、同様の手順で通常アカウントへ切り替えることが出来ます。
アクションボタンの設置
プロアカウントへ切り替えることが出来たら、アクションボタンを設置しましょう。
アクションボタンとは、
- 食べ物を注文
- 予約する
- 席を予約する
- リードフォームを追加
という4つのボタンです。
アクションボタンは、最大3つまで設置可能です。
アクションボタンの設置方法は、以下の通りです。
- プロフィール画面から、「プロフィールの編集」をタップ
- 「アクションボタン」をタップ
- 追加するアクションボタンを選択する
提携するサービスを選択する
プロフィールにアクションボタンを設置するために、それぞれのサービスと提携する必要があります。
今回は、「席を予約する」ボタンを例に説明します。
「席を予約する」ボタンを設置するためには、一覧表示されているサービスと提携する必要があります。
「Gurunavi」を選択すると、ぐるなびのログイン画面に遷移します。
必要な情報を入力し、「ログイン」をタップします。
そして、「席を予約する」ボタンを表示させたいURLを入力し、「完了」をタップします。
以上で「席を予約する」ボタンの設置は完了です。
「食事を注文」ボタンについても、同様の手順で設置することが出来ます。
Instagramの予約機能を導入するメリット
Instagramの予約機能を導入するメリットについて解説します。
主なメリットは、以下の通りです。
- アカウントから簡単に予約や注文が出来る
- 離脱率が低い
- 広告費を削減できる
上記のメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。
アカウントから簡単に予約や注文が出来る
TableCheck社の調査によると、2020年5月に「料理を注文する」ボタンを実装した結果、予約件数が3倍まで増加したことが分かりました。
上記の調査結果は、Instagramのユーザーが、お店のアカウントから簡単に予約や注文が出来ることが理由と考えられています。
また、Instagramがユーザーの情報を分析してお店を紹介している点も、大きな増加の理由と考えられています。
相性の良いお店が見つかりやすいことで、「予約したい」という気持ちにさせやすくなっています。
離脱率が低い
予約機能が実装されていない場合、Instagramでお気に入りのお店を見つけても、別の予約サイトで予約する必要があります。
したがって、面倒に感じることが多いです。
しかし、予約機能を実装したことで、その場ですぐに予約することが出来ます。
よって、離脱率を低くし、予約や注文を逃す可能性を低くすることに繋がりました。
広告費を削減できる
Instagramでお店のアカウントを持つことで、広告費を削減することが出来ます。
- 写真や動画の投稿
- ストーリーズでの投稿
など、広告に出稿せずにお店のことを宣伝することが出来ます。
また、美容室の場合は、スタッフ専用の予約ページを人数に関係なく作成することが出来ます。
さらに、ハッシュタグと予約メニューを自動で紐づけることが可能です。
したがって、Instagramで気になる美容師を指名予約することが可能になりました。
そして、新規顧客とリピーターの獲得に繋がります。
まとめ
Instagramの予約機能について解説しました。
Instagramの予約機能をお店のアカウントへ追加することで、利用客の増加をに繋がります。
簡単に利用できるため、離脱率を大きく下げることが出来ます。
また、広告費を削減できることも大きなメリットです。
したがって、お店のアカウントへ集客をすることが出来れば、大きな売り上げ向上をすることが出来ます。
ぜひプロアカウントへ切り替えて、予約機能を活用してみてはいかがでしょうか。