サービス系企業のInstagramアカウント11選まとめ
本記事ではサービス系のインスタグラムを紹介します。
トップクラスのアカウントになると、参考になる部分は多いので、積極的に学びたいところです。
HIS/エイチアイエス(@his_japan)
HIS(エイチアイエス)は、旅行会社の中でも有名な存在になっています。
旅行関連事業を手がけているだけあり、投稿されるのは、もちろん旅行に関連した内容になっています。
フォロワー数は6.7万人となっており、人気の高さが分かります。
エイチアイエスの投稿する写真は、フォトジェニックやインスタ映えを極めたものばかりで、国内だけにとどまらず、海外の絶景写真も数多く投稿しています。
エイチアイエスのアカウント自体が、ある種のプロの写真家の写真を集めたアルバムのような感じになっていて、写真を見るだけでも、十分に価値のあるコンテンツだと言えます。
実際に、エイチアイエスの写真に触発されて、海外への旅行を決意したユーザーは多いです。
さらに、場所についての詳細な説明が加えられていますので、旅行情報としての価値も高いコンテンツです。
ユーザーとのコミュニケーションも積極的にとっていて、ハッシュタグ(#)を付けて投稿することによって、エイチアイエスのメディアに紹介される可能性があるというものです。
ユーザーの投稿を紹介する試みは大変人気で、航空会社のアカウントなども、同様の試みで大きくフォロワー数を伸ばした実績があります。
実際に、自分の身つけた素晴らしい風景を共有してもらいたいと、多数の投稿が殺到している状態です。
楽天トラベル(@rakutentravel)
楽天トラベルは、言わずと知れた、楽天グループの旅行関連事業です。
楽天トラベルは、ハッシュタグを付けた投稿することで参加出来るフォトコンテストを開催しています。
旅行会社などは、ハッシュタグを用いたキャンペーンを試みているところが多いのです。
キャンペーンは、ユーザーに共感を与えられるだけではなく、コミュニケーションも円滑にしてくれるメリットがあります。
楽天トラベルのフォロワー数は2万人程度になっていて、投稿頻度は毎日と、気合いが入っています。
エイチアイエスとは対照的に、国内写真に力を入れている投稿で、各地のスポットが掲載されているのです。
さらに、季節感を大切にしていて、季節ごとに実施されているイベントについても詳細に紹介されています。
イベントに合わせて、旅行したいといった人にとっては、かなり役立つ情報サイトになってくれます。
また、ハッシュタグの使い方が上手く、ハッシュタグを自然に投稿の中に織り交ぜることによって、上手くカモフラージュしています。
あからさまなハッシュタグの使い方をしてしまうと、悪い意味で目立ってしまうので、どうやってアカウントの雰囲気に溶け込ませるのかが重要になってきます。さらに、ハッシュタグをキャンペーンのような使い方もしていて、特定のハッシュタグをつけて投稿をすると、楽天トラベルの公式アカウントに取り上げられる可能性があります。
「あの楽天のアカウントに取り上げられる可能性がある」とあって、多くのユーザーが積極的に投稿をしているのです。
他にも豪華プレゼントを用意して、ユーザーの参加を促したりと、様々な試みを展開しています。
旅工房(@tabikobo)
旅工房は、日本や海外の観光スポットに関する投稿を行っているアカウントです。
フォロワー数は2.7万人となっていて、更新頻度は週に数回と、積極的にインスタグラムを活用しています。
旅工房のインスタでこだわられているのは、全体的に統一感を出しているというものです。
インスタのアカウントなどでは、統一感が無くバラバラなところがありますが、旅工房はバランスに注意して、統一感のある内容にしています。
さらに、ユーザー同士のコミュニケーションも活発に行われている点にも注目したいところです。
具体的にはリポストを活用することによって、ユーザー同士の交流が生まれています。
アカウント内で、ユーザー間の交流が生まれてくれると、アカウント運用の効果も高くなっていきますので、注目したいポイントだと言えます。
ハッシュタグの活用法については、ユーザーファーストを心がけています。
旅工房のハッシュタグの使い方は、旅行先をそのままハッシュタグに設定しています。
自社をアピールするのではなく、あくまでも観光スポットや地名をアピールすることによって、ユーザーファーストを心がけているのです。
観光スポットや地名をアピールする試みからは、旅行ビジネスに真摯に向かう姿勢が読み取れます。
ライザップ(@rizap_official)
ライザップは、インスタグラムで自社を積極的にアピールしています。
フォロワー数は2万人程度になっていて、週数回の定期的な更新となっています。
ライザップの投稿は、写真だけではなく、動画も織り交ぜているのです。
また、動画か写真の一方に偏るということはなく、どちらも平均的な投稿をしています。
ライザップの魅力といえば、理想の体型になれるというものです。
魅力を最大限に引き出すことが出来るトレーニングコンテンツを紹介しています。
詳細な説明を加えて投稿しているので、「このトレーニングはここに効く」というのが一目瞭然です。
詳細な説明を見て、ライザップでトレーニングをしたくなる人が増えています。
さらに、手軽に実践することが出来るトレーニングに関するコンテンツも提供しているので、単純に学びとして活用する方法もあります。
ハッシュタグの運用方法としては、女子ウケを狙ったスタンスで運用しているのが分かります。
リクルート(@recruit___official)
リクルートは、フォロワー数は1.6万人程度になっており、様々な話題を提供しています。
料理関連の話題を出すこともありますし、リクルートに所属しているスポーツ選手の話題になることもあります。
他にも、サービスの紹介をされることもあって、徹底的にインスタを活用するという姿勢が見えてくるアカウントです。
リクルートの特徴としては、キャプションの長さにあります。
各投稿に登場する人に関する詳しい情報を事細かく書かれています。
どの様な活動をしているのかなど、紹介されている人に関するエピソードが書かれているため、様々な経験を知ることが出来ます。
帝国ホテル(@imperialhotel_jp_official)
帝国ホテルは、投稿頻度は週1回程度ですが、質の高い投稿をすることによって、フォロワー数は5.4万人程まで伸ばすことに成功しています。
帝国ホテルというのは歴史のあるホテルになっていますので、国内だけに限らず、海外の旅行者からも人気が高いです。
ですので、海外に伝えるための投稿を定期的にしていて、帝国ホテルの特徴と言えます。
また、歴史あるホテルということで、アカウントは高級感があるものや、重厚感のある内容に統一されています。
格式高さすら確認出来るので、まさに帝国ホテルらしいアカウントの運営方法と言えます。
海外のお客さんを意識したハッシュタグは、多言語にするなど、細部に渡るまでのこだわりが見受けられます。
帝国ホテルが提供するきめ細やかなサービスに合致します。
こどもチャレンジ(@kodomochallenge)
こどもチャレンジは、フォロワー数約6.7万人と人気が高いです。
こどもチャレンジが誇る人気キャラクターの「しまじろう」を前面に出してアピールしています。
また、定期的に開催されるイベントについて詳細を紹介や、告知にもアカウントは使われているのです。
自社のサービスで、しまじろうが圧倒的な人気を誇っているのを把握していますので、しまじろうを中心に組み立てられているという点についても確認したいところです。
こどもチャレンジのアカウントからは、選択と集中の上手さが垣間見えますので、しっかりと参考にしたいところです。
また、こどもチャレンジの顧客は、言うまでもなく子育てをしている家庭が多いので、同じ子育てをするママさん同士の交流がアカウント内で見受けられます。
ユーザーの交流を促すという点についても見逃せない部分です。
スタジオアリス(@studio.alice)
スタジオアリスは、写真サービスなので、インスタグラムとの相性は良いです。
実際に子ども用の写真館として利用されることが多く、可愛らしい写真が多数掲載されています。
また、動画も積極的に使っている姿勢が見受けられ、上手にインスタグラムを活用していると言えます。
フォロワー数は、17万人を超えており、非常に人気のアカウントとなっています。
また、スタジオアリスの場合は、スタジオで写真を撮影した姿を、ユーザー自身が投稿することが多くなっています。
ユーザーが投稿することによって、ビジネスらしさを消すことが出来ます。
スタジオのサービスがいい写真を掲載するというのは当然ですし、本当にスタジオで撮ってもらった写真が撮影出来るのか気になってしまう人がいます。
しかし、ユーザー自身が素敵な写真を投稿していれば、実際に使ってみようという気持ちにもなれます。
ハッシュタグは、写真を撮影するタイミングになってくる、人生の節目に関するキーワードを散りばめています。
クックパッド(@cookpad_official)
クックパッドは、様々なレシピを公開しているサイト「クックパッド」が運営するアカウントです。
フォロワー数は20万人と、大変人気のあるアカウントとなっています。
クックパッドでは、料理の写真を掲載しています。
しかし、クックパッドの特徴的な部分として、投稿された料理のレシピは書かれていないことです。
レシピを書かない代わりに、プロフィールに掲載されている自社のサイトから検索するような手法を取っています。
気になってもらえそう料理の投稿をし、作りたいと思ってもらえることで、自社のサイトを見てもらおうとしています。
インスタグラムのビジュアルで伝える特性を活かし、自社サイトへの誘導に成功しています。
自社サイトへの誘導を目的とするアカウントは、最近では増えてきています。
自社のアカウントで、同様の手法を取ろうと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
Uber Eats Japan(ウーバーイーツ)(@ubereats_japan)
Uber Eatsは、コロナ禍で急成長した企業のひとつで、配達サービスを行っている企業です。
フォロワー数は5.3万人と、飲食の配達の需要が高いことが伝わってきます。
投稿内容は主にキャンペーンについてのものが多いです。
また、写真だけでなく動画の投稿も多いことが印象に残ります。
どの投稿もユニークな投稿となっていて、サービスを利用したくなるようなものばかりです。
多くの企業が自社の宣伝をするために、インスタグラマーを起用するマーケティング戦略を取っています。
しかし、Uber Eatsは芸能人の起用が目立ちます。
話題性の高い芸能人を起用することで、多くの人に関心を持ってもらうことに成功しています。
サービス系インスタグラムは激戦区
サービス関連のジャンルのInstagram(インスタグラム)は、激戦区です。
インスタグラムだけを見ても、競争が激しいのがすぐに分かります。
強力なアカウントがしのぎを削っているのが確認出来、激戦な分だけ参考になるようなアカウントが多くなっています。
サービス系のインスタグラムから分かること
サービス系のインスタグラムの投稿から分かることを紹介します。
様々なジャンルのアカウントがありますので、学べることはたくさんあります。
有名企業でも苦戦している
サービス関連の企業のアカウントを確認してみると、多くの人が知っているようなサービスがずらっと並んでいます。
しかし、有名企業のフォロワー数を確認すると、数万程度のアカウントが非常に多いです。
トップクラスのアカウントすら、数万程度のフォロワー数の場合が多いです。
フォロワー数が予想より少ないのは、サービス関連のフォロワーの獲得が想像以上に苦戦するものだと分かります。
というのも、サービス関連のアカウントには、たくさんのライバルがいますので、どうしてもフォロワー数が分散される傾向があるのです。
サービス関連のインスタグラムのジャンルに切り込む場合には、相当工夫して運営していかなければ、フォロワー数を伸ばすのは難しいです。
扱っている商品との相性は良い
各企業はフォロワー数を伸ばすのに苦労している様子が見受けられますが、ジャンルとインスタグラムの相性は良いと言えます。
最近は、インスタグラムの検索で商品やサービスを探す人が増えています。
ユーザーの検索と合致することがあれば、爆発的に利益を伸ばせる可能性があります。
もちろん、ターゲットを設定することは重要になってきます。
そして、SNS上で欲しい商品を探すユーザーが多いというのは、大きなアドバンテージとなります。
インスタグラムでは、プロアカウントに切り替えることで、数多くの機能を利用することが出来ます。
プロアカウントとして使える機能で「ショッピング機能」は、物を販売したいアカウントにとって相性が良いです。
ショッピング機能が当たり前に利用出来るようになると、より商品やサービスをインスタなどでアピールすることの重要性が高まります。
SNS運用の方針はしっかりと組み立てておきましょう。
サービス関連のインスタグラムには、色々な投稿やアカウントがありますので、とても参考になります。
自分たちのアカウントを人気にするヒントが隠されているので、積極的に取り入れるようしましょう。
人気アカウントに共通するのは、アカウントに統一感をもたせたり、ハッシュタグ(#)を有効に活用したりしている点です。
ハッシュタグは無料で利用出来るコンテンツの割に効果が高いので、効果的なアプローチを学んでいくことが重要になっています。
今回紹介したアカウントには、ハッシュタグの使い方のヒントがたくさん含まれているので、参考にしてみてください。