Instagramの認証バッジを取得する方法！効果や注意点とは？

Instagramの認証バッジとは何か

Instagramを企業アカウントで運用しているなら、ぜひ取得すべきなのが認証バッジです。

耳にしたことはあっても、どういうバッジなのか見たことがないという人もいるでしょう。

実はバッジといっても目立つものではなく、プロフィールページでアカウント名の横にある青丸のチェックマークがそれです。

これは検索画面でも表示され、ユーザーが安心してアクセスできることを意味します。

何を認証するかといえば、そのアカウントが間違いなくその本人であるということです。

Instagramが公式に認証するものであり、認証バッジがあるアカウントは、なりすましなどの不正がないことがわかります。

Instagramはご存知の通り、誰もが自由に情報を発信できるSNSプラットフォームです。

一般人はもちろんのこと、世界の著名人や企業も公式アカウントを運用していることもあり、名を語る不正ななりすましが発覚したことから大きな問題となりました。

そこでInstagramは2014年12月にこの認証バッジ制度を導入し、悪質な行為を防止する策を講じたのです。

同時に認証バッジを持つアカウントは検索されやすくなり、多くのユーザーから見つけてもらいやすくなるというメリットも生まれました。

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Instagramの認証バッジを付けるメリット

企業アカウントであれば認証バッジを付けるべきというのは、大きなメリットがあるためです。

もちろん、悪質な不正利用から身を守れるというのが最大のメリットですが、それに不随して大きな魅力があることも事実です。

安全性が認められフォローされやすい

認証バッジがあることは、Instagramが公式に安全性を認めていることになります。

ユーザーは認証バッジがあるアカウントを信頼し、安心してフォローすることができるため、フォロワーを増加させやすいというのがメリットです。

検索結果で上位表示されやすい

検索でも上位表示されやすく、実際に検索をかけてみるとそのほとんどが認証バッジを付けています。

上位表示されるアカウントは、自分の好みをアルゴリズムが分析したおすすめのアカウントですが、信頼性を確保してブランド力を高めるため表示される機会が増えやすくなります。

間違いなく本物である、社会的信用のおけるアカウントであるという認識が、多くのユーザーを惹きつける結果となっているのです。

Instagramの認証バッジを取得するための要件

早速Instagramの認証バッジが欲しいといっても、取得できるアカウントには要件があり、申請して認可される必要があります。

内容はInstagramが正式に発表していますので、一通り目を通しておいてください。

申請すると審査が行われ、その結果Instagramに認められれば承認となりますが、要件を読んでも曖昧な点があることは否めません。

特に唯一であることや有名であることは、申請する側にとっては判断しにくい部分でしょう。

フォロワーが多くコンテンツが充実しているオリジナリティの高いアカウントなら、認められる可能性は高いと言えますが、明確な物差しがあるとは言い難いのも事実です。

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Instagramの認証バッジの取得申請の手順

実際にInstagramの認証バッジを取得しようとした場合、まずはルールにもとづいて申請を行う必要があります。

申請までのステップは大きく分けて3つありますので、それぞれ解説します。

1必要物を揃える

認証バッジ取得に必要なものは、「本物である」「唯一である」「完全である」「有名である」の要件を満たすインスタグラムアカウントです。

加えて、本人確認書類を揃えますが、申請に使えるのは公的機関の発行した写真付き本人確認書類に限られます。

企業の場合は正式な事業者書類を揃えてください。

個人であれば「運転免許証」「パスポート」「マイナンバーカード」「住基カード」など、企業であれば「納税申告書」「会社定款」などです。

2申請フォームに入力する

上記の手順を進めると、Instagram認証リクエスト入力フォームが表示されますので、必要な項目を入力します。

「カテゴリ」という入力項目には選択肢があり、いずれか自分のアカウントに近いものを選ぶことになります。

「News/Media」「Sports」「Goverment/Politics」など項目が並んでいますが、どうしてもどれにも当てはまらないという場合は「Other」があります。

ただ、できる限りジャンルは中から選択する方がおすすめです。

3申請する

本人確認書類は、データ化してアップロードする形になります。

「ファイルを選択」をタップすると、「用意した書類をその場で写真に撮ってアップロード」か「端末に保存した写真から選んでアップロード」が選べます。

どちらでも構いませんが、細かい文字まですべてはっきりと読める解像度にすることは必須です。

「画像がぼけているから不承認」などということのないよう注意してください。

アップロード完了後に「送信」をタップすれば申請完了です。

認可はどのようにされるのか？

申請後、Instagramが審査を行います。

すべての審査が完了し、問題なければInstagramから承認の通知が届き、これで認証バッジを獲得したことになります。

審査が完了する具体的な日数に関する公式の発表はありませんが、取得経験者によると早い人で1時間以内で、約2週間という人も居れば、2週間以上かかったという人も居て、皆バラバラです。

承認されたら自身のアカウントを確認し、確かに認証バッジが表示されているかどうかチェックしてください。

Instagramの認証バッジ取得申請で気を付ける点とは

Instagramの認証バッジを申請する作業自体は、難しいことではありません。

気を付けるべきことといえば、認証バッジにはいかなる支払い請求もないということです。

Instagramの認証バッジは完全に無料ですので、万が一にも金銭の請求がなされることはありません。

認証を受けたことにつけ込む詐欺などに引っかからないように、認識しておきましょう。

その他、知っておくべき点をまとめておきましょう。

却下されることもある

審査があることからもわかるように、認証バッジを申請しても必ず承認されるわけではありません。

条件を満たさないと判断されれば却下されます。

気になるのは要件にもある「有名である」という部分ですが、申請する側がいかに主張しても、Instagram側がそうと認めなければ不承認となるおそれは十分にあるのです。

逆に、フォロワーが400未満のアカウントが認証されたという事例もあります。

却下されれば当然納得がいかない部分もあるでしょうが、あくまでInstagram側の判断によると認識しましょう。

申請は再挑戦できる

もし申請が却下されたら、30日後に改めて申請し直すことができます。

要因を改善し再挑戦することは可能ですので、諦めずに1ヶ月ブラッシュアップすることをおすすめします。

認証が取り消されることもある

晴れて認証バッジを取得しても、そこから不誠実な運営をすれば認証が取り消されることがあります。

認証バッジはInstagramが管理しており、いくらバッジを掲げていてもポリシーに違反する運営を行っていれば不適切なアカウントとして認証バッジが取り消されます。

もっとも、ポリシー違反はアカウント停止措置が採られますので、認証バッジどころの話ではありません。

ヘルプセンターには、以下の場合にバッジを取り消したりアカウントを停止したりすることがあると掲載しています。

認証バッジなしで公式であることを明示する方法

Instagramの認証バッジは魅力の大きい証明書ですが、実はそう簡単には取得できません。

国外のフォロワーも獲得しやすくなるなどメリットが非常に大きいものですが、特に開設したばかりのアカウントでは獲得は難しいでしょう。

ジレンマなのは、開設したばかりでフォロワー数が伸びない→フォロワー数が少ないから有名ではない→申請がいつまで経っても通らないという悪循環になりかねないことです。

早くInstagramに認められて「有名である」アカウントに成長したいところですが、なかなかうまくいかず却下されてしまうこともあるでしょう。

悪循環になる前に、認証バッジに頼らずに公式であることを明示する手段を講じるのは非常に有効です。

認証バッジがなければ公式アカウントではないというわけではありませんので、無事承認されるまでの間は独自の手段でアピールしておきましょう。

公式サイトとリンクする

企業の公式サイトのURLをInstagramのプロフィールへ追加し、公式アカウントであることを明示することが可能です。

他のSNSプラットフォームと相互リンクするのも有効な手段ですので、認証済みアカウントを持っている場合はぜひ、リンクを貼りましょう。

SNSではなりすましを排除するため、各プラットフォームが認証を行っています。

Instagramで時間を要しても、ほかで証明できるものがあれば連携しておきましょう。

公式情報を発信し続ける

正当な方法ですが、公式な情報をコツコツと発信し続け、実績で信頼を勝ち取る努力も大切です。

公式サイトや他のSNSに頼ることなくInstagramだけで完結できる手段であり、Instagramユーザーから真の信頼を勝ち得る方法と言えます。

公式な情報はすべて企業のリリースと同タイミングで発信し、新商品情報やキャンペーン情報などもライムラグなく発信していきましょう。

本物にしか知りえない情報を発信すれば、認証バッジの有無に関わらず、いずれ公式アカウントとして認識されます。

正しい情報、ユーザーにとって有益な情報を常にリアルタイムで発信し続け、本家本元であることを実力で証明するのが一番でしょう。