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インスタグラムで偽アカウントが流行している
これはあまり嬉しくない流行になってしまいますが、インスタグラムで偽アカウントが流行しています。
偽アカウントとは、なりすましアカウントのことでもあり、特定の人物になりすましたアカウントが新設されてしまうというものです。
他にも「なりすましアカウント」や、略して「偽アカ」「偽垢」などと呼ぶこともあります。
偽アカウントと聞くと、芸能人や著名人を思い浮かべます。
芸能人や著名人たちにSNSでなりすますことによって、承認欲求を満たそうとする輩が存在するのです。
また、なりすましの被害は自分には関係ないと考えている人が多いです。
しかし、インスタグラムの偽アカウントは必ずしも芸能人のようなインフルエンサーに限らないということは注意する必要があります。
それほどフォロワーのいない一般人になりすますような場合もあります。
むしろ、芸能人などがなりすまされるよりも一般人がなりすまされたほうが、なりすましの理由がわからないので恐怖を覚えます。
偽アカウントの特徴
偽アカウントには以下の特徴がありますので注意して下さい。
- ユーザー名が微妙に違う
記号やアルファベットが1つ多かったり少なかったりすることが多い - 投稿数が少ない
- フォロワー数が少ない
- フォロー数が多い
- 公式サイトのURLが記載されていない
公式サイトに誘導したくないため記載しないことが多い - 非公開アカウントになっている
フォローしないと投稿が見えないことでフォローを促すため - カテゴリ設定されていない
- 認証バッジが無い
インスタグラムで偽アカウントが横行しているといっても、どんなものが偽アカウントに該当するのか分からないです。
なりすましの特徴としては、名前やプロフィールが同じというのが第一のポイントです。
しかし、インスタグラムには膨大な数のユーザーがいますので、国内だけに限定したとしても、自分と同じような名前、プロフィールの人はたくさんいるはずです。
そのため、名前やプロフィールだけでは、完全に判断することが出来ないと言えます。
次の判断ポイントとしては、投稿している画像に同じようなものが並んでいるという点です。
偽アカウントは、まったく同じものが並ぶようなこともありますので、このポイントでほとんど判明するはずです。
紹介文まで同じにしている場合もあります。
偽アカウントは意外と信頼される
なぜインスタグラムで偽アカウントが横行するのかというと、意外と騙されやすいからです。
偽アカウントが出現しているユーザーのインスタグラムを確認してみると、偽アカウントの方もスムーズにフォロワー数が伸びていくようなこともあります。
もちろん、すぐにバレてしまうケースもありますが、中には騙されてどんどん成長していくような偽アカウントもあります。
SNSの特徴として、フォロワー数が一定数以上多くなると、フォロワーが増えやすくなる特徴があります。
偽アカウントのフォロワー数が多くなると見分けが難しくなり騙されてフォローしてしまう人が急増してしまいます。
本物のアカウントよりも偽アカウントの方がフォロワー数が多くなってくるという可能性もあるので、注意が必要です。
インスタグラムで育っている本物のアカウントがある場合には、本物と偽物の見分けが簡単で、騙される人は少ないです。
しかし、これまでインスタグラムをやってこなかった芸能人が突如インスタグラムを始めた時がやっかいです。
有名人が始めたてだと、偽物か本物か見分けるのは、かなり難しいです。
このような意表を突いたような偽アカウントの乱立も考えられるので、自分は騙されないと過信しないことが大事です。
偽アカウント作成者の目的
偽アカウントは、自らの承認欲求を満たすために作られることが多いです。
他にも、愉快犯的な行動として偽アカウントが作られることもあります。
そして、それほど有名ではない個人の偽物が現れるのは、その人に対して強い恨みがある場合が多いです。
そのため、事件に発展しやすいので、どちらかといえば、芸能人が真似されるよりも、個人が真似される方が危険なので注意しましょう。
最近は、マイクロインフルエンサーとして一般人がある程度のフォロワー数を抱えることも多いので、なりすましのターゲットとして狙われてしまうと厄介です。
場合によっては、ビジネス目的のために偽アカウントが作成されることがあります。
もちろん、まっとうなビジネスではなく、詐欺的なビジネスです。
偽アカウントで人を集めて利益を得ようとします。
こういったアカウントの特徴として、DMなどを利用して他サイトに誘導するという手口が見受けられます。
ただし、DMなどを利用することによって、かなりバレやすくなりますので、ある意味では騙される可能性は低くなると言えます。
偽アカウントを見分ける方法
インスタグラムの偽アカウントはとても迷惑なものです。
しかし、今では偽物を見分ける方法がありますので、ぜひ確認しておきたいところです。
見分ける方法を知らなければ、本物だと思ってフォローしていたアカウントが実は偽物だったということがあります。
著名人マーク(認証バッジ)
芸能人や著名人の場合は、著名人マーク(認証バッジ)による見分けがつきます。
著名人マークは、続々とインスタグラムに浸透していますので、今ではかなりインスタグラムのなりすましをするのが難しくなっていると言えます。
この著名人マークというのは、インスタグラムの運営側の審査を受けて初めて取得することができるものなので、まず偽物が取得することはできません。
そのため、著名人マークが付いていない有名人のアカウントは信頼しないという考え方もできます。
有名人からDMはまず来ない
偽アカウントの最大の特徴として必ずDMを送ってきます。
フォローしている有名人からDMが来ると、自分が特別な存在だと思われていると勘違いしてしまいます。
しかし、実際には有名人からDMが来ることはまずないです。
本来であれば、事務所を通じて連絡が来ます。
一瞬、サプライズを信じたくなってしまいますが、有名人と思われるアカウントからDMが来たら、まず偽物だと考えるようにしてください。
間違ってフォローしてしまっていたらフォロー解除するようにしましょう。
投稿日時を確認
偽物アカウントを見分ける方法に、投稿日時を確認する方法があります。
本物アカウントの場合は、少しずつ投稿を積み重ねていくという特徴があります。
しかし、偽物の場合は、一気に投稿が増える傾向があるのです。
それもそのはずで、まとめてアカウントの情報をコピーしますので、同一の日時に投稿することが多くなっています。
明らかに違う日に投稿したような内容が同一日時に投稿されているので、とても不自然なのです。
フォロワーを調べる
本物アカウントかどうかは、フォロワーを調べることでも見分けれます。
例えば、特定のアイドルユニットのアカウントがあったとします。
グループ内のメンバーで相互フォローし合っている可能性が高いです。
さらに、フォローしているアカウントが著名人アカウントであることが多くなります。
そのため、そのアカウントがフォローしている著名人アカウントの数を確認することでも、ある程度の目星はつきます。
基本的に有名人アカウントは、フォロワー数が膨大です。
偽物アカウントも確かにフォロワー数は多くなる可能性があるのですが、本物の人気有名人アカウントというのは、桁一つ違うことも多くなります。
他にも、FF比(フォロワー数とフォロー数のバランス)から考えることもできます。
まさか自分がなりすましの被害に
偽物アカウントは、フォロワー数が多ければ多いほど狙われやすくなっています。
あなたがマイクロインフルエンサーなどの場合は、なりすましの被害に遭遇してしまう可能性は十分に考えられます。
騙された時の対処法を確認しておくことが重要になります。
インスタグラムの運営に報告
なりすましの被害に遭遇してしまった場合には、インスタグラムの運営に報告することから始めます。
偽アカウントによる詐欺被害は、完全にトラブル扱いで、かなりの確率で運営が動いてくれます。
偽物を報告する際には、偽アカウントのページから通報をすることになります。
該当のなりすましアカウントのプロフィールページを表示させ、そこから「報告する」を選びます。
報告理由には、「なりすましアカウントである」を選んで報告して下さい。
誰になりすましているか選択することが出来ます。
このように運営に報告することによって対応してもらうことができますが、すぐに対応できるというわけではありません。
調査の後に対応することになりますので、ある程度の時間がかかると考えられます。
そこで重要になってくるのが、自分をフォローしてくれている人たちに、偽物アカウントのことを教えてあげるのも良いです。
そうすることによって、騙される人は確実に減りますので、こういった対策が重要になってきます。
なりすましを放置しておくのは危険!
最後になりすましアカウントを放置しておくリスクについて考えておくべきです。
なりすましがいても、あまり気にしない人もいるかもしれませんが、これを放置しておくことによって、どんどん被害が拡大してしまう可能性があります。
そのため、具体的なデメリットを把握しておくことが重要になります。
信頼性が失われる
なりすましアカウントを放置しておくデメリットで大きいのが、信頼性が失われてしまうというものです。
影響力のある人物のなりすましが発生してしまうと、どうしても騙されてしまう人が一定数はいます。
騙されてしまった人たちは嫌な思いをします。
あなたに非がないとしても、騙された側には嫌な思い出として残ってしまうことになります。
騙される人が増えることで、悪くない本家の信頼性がどんどん失われてしまう可能性があります。
犯罪行為に巻き込まれる可能性がある
なりすましの目的として、法律に反するような方法で利益を得るために使われることがあります。
つまり、犯罪行為に巻き込まれる可能性があると言えます。
自分はまったく関係ないのに、犯罪者だと思われてしまう可能性があります。
こうなってしまうと、被害は甚大で特にビジネスでアカウント運用をしている場合には、かなりデメリットが大きいです。
そのため、フォロワーに対して注意喚起を促したり、通報したりと、しっかりとなりすましアカウントへの対策をする必要があります。
もちろん、なりすましに騙されない心得も重要になります。