目次
SNSでサムネイルが重要な理由
- Instagram(インスタグラム)
- Twitter(ツイッター)
- YouTube(ユーチューブ)
などのSNSにおいては、サムネイルが非常に重要な役割を担います。
なぜなら、インスタやTwitterなどのSNSは、無駄を徹底的に省いたコンテンツだからです。
それゆえに、サムネイルや自己紹介など限られた情報の重要性が高まってきます。
SNSにおいて、サムネイルに徹底的にこだわる重要性が分かります。
サムネイル作成時にこだわるべきポイント
サムネイルを作成する際に、こだわるべきポイントについて紹介します。
ユーザーの目を奪う
基本的に、サムネイルを作る目的は、ユーザーの目を奪うことです。
サムネイルに目線を釘付けにしてしまい、そのままクリックやタッチを誘うことが出来ます。
サムネイルづくりをする際は、ユーザーの目を奪うことを考えて、様々な工夫をすることが大切です。
情報を入れすぎない
サムネイルを作成する際に重要なのは、画像に情報を入れすぎないことです。
例えば、大きな画像であれば、たくさんの情報を入れることが可能です。
しかし、最近の主流はスマホなので、スマホに表示されるサムネイルは、小さく縮小されたものがほとんどです。
そのため、あまりにも画像に情報を詰め込みすぎてしまうと、目を引くことが出来ません。
つまり、縮小されてしまうことを想定したうえで、目立たせる工夫が必要になってきます。
例えば、たくさんの人間が写っているサムネイルより、一人の人間がアップで写っているサムネイルを使った方が、圧倒的にユーザーの目を引けます。
サムネイルを作ったら、画像を縮小してみて、目立つかどうかをしっかりと確認するようにしてください。
確認するだけで、サムネイルの価値はずいぶん違ってきます。
文字を有効活用する
サムネイルには、画像や写真と文字を組み合わせることによって、効果を発揮してくれます。
また、1枚のサムネイルで全てを伝えなければならないので、とにかく分かりやすい文字というのが大前提になってきます。
例えば、人気テレビ番組のコンテンツならば、高い視聴率をでかでかと数字で表示させれば、がぜん見たい気持ちが高まります。
また、行動を後押しするような言葉を入れのも良いです。
インターネットでよく使われているのが、
- やるべき理由
- 学ぶべき理由
といった文字です。
他にも、誰に対してのコンテンツなのかを明確にする文字を入れるのも良いです。
若い女性に対してなら、20代女性や10代女性といった文字を入れることによって、ターゲットをはっきりと伝えることが出来ます。
さらに、文字を入れる際に注意したいのが配色です。
インターネットには、読みやすい配色見本に関する記事などはたくさんあります。
記事を参考にしながら、読みやすい配色を心がけると良いです。
配色を間違ってしまうと、ユーザーから敬遠されてしまう可能性があります。
アイコンを有効活用する
アイコンを有効活用することは、意外に面倒くさがってやらない人が多いです。
しかし、サムネイルにアイコンが加わることによって、分かりやすさがかなり向上します。
例えば、
- 初心者向けのコンテンツに初心者マークを付ける
- お金に関するコンテンツにコインのアイコンを付ける
など、動画の内容に関連するアイコンを付けることで、見る人の心を掴める可能性が高まります。
文字装飾をする
文字を縁取りなどをして、文字を装飾する方法があります。
そして、縁取りや文字の背景の色変えを目立たせるためには、スペースを有効活用するというものがあります。
縁取りする際には、少し太めに縁取りすることによって、文字が目立ちます。
さらに、背景色を変える場合には、少し文字の周囲のスペースに余裕を持たせることによって、目立たせることが出来ます。
各SNSのサムネイル推奨サイズ
サムネイルを作成する際、推奨サイズを理解していなければ、予想外の見切れが発生することがあります。
どのようなサイズのサムネイルが、各SNSで推奨されているかを説明します。
YouTubeのサムネイルの画像サイズ
サムネイルを作成するためには、最適な表示サイズを知っておくことで、画像が途切れることが無くなります。
YouTubeのサムネイルの推奨サイズは、1280×720ピクセルです。
アスペクト比は、16:9となります。
推奨サイズを意識してサムネイルを作ることで、想定通りの画像をサムネイルとして使用することが出来ます。
Twitterのサムネイルの画像サイズ
Twitterでは、一度に投稿できる写真の数は4枚までです。
1枚のみ写真を投稿した場合は、投稿した写真が大きく表示されます。
複数枚の写真を投稿した場合は、それぞれが縮小されて表示されます。
スマートフォンで撮影した写真などは縦長な画像が多いです。
したがって、近年では、縦長の画像を表示できるようになりました。
スマートフォンでサムネイルとして表示できるサイズは、アスペクト比が
- 1:1
- 3:4
の画像が、トリミングなしで表示できます。
また、パソコンでのサムネイルとして表示できるサイズは、
- 2:1
- 16:9
となっています。
画像を拡大せずに、全ての情報を表示したい場合は、上記のアスペクト比を考慮して画像を投稿しましょう。
Facebookのサムネイルの推奨サイズ
Facebookでは、投稿をシェアする際に選定した画像がサムネイルとなります。
推奨されているサムネイルのサイズは、1200×630ピクセルです。
また、最小サイズは、600×315ピクセルとなっています。
アスペクト比としては、1.91:1が理想とされています。
Instagramのサムネイルの推奨サイズ
インスタグラムでは、四角い写真のイメージが強いSNSです。
タイムラインに流れてくる投稿では、1080×1080ピクセルが推奨されています。
アスペクト比では、1:1となっています。
縦長に撮影した写真を投稿する場合、正方形にトリミングしなければいけないため、どこかが見切れてしまいます。
したがって、投稿する写真を撮影する際には、正方形を意識して撮影することがおすすめです。
YouTubeでは右下に注意
YouTubeにおいて、サムネイルは重要です。
しかし、YouTubeの特徴として、右下には視聴時間が入ってしまいます。
したがって、サムネイルの右下に重要な要素を持ってきてしまうと、思ったように目立たないということが起こります。
最悪の場合、重要な要素自体が隠れてしまうというケースもありますので、十分に注意しましょう。
人気SNSアカウントから学ぶ
サムネイル作りをする際は、どのようなサムネイルの動画が人気なのかを、調べることが大切です。
人気アカウントに共通するのが、サムネイルの作り方が上手いという点です。
そのため、人気のあるアカウントのサムネイルを研究することによって、良いサムネイルを作れる可能性は高くなります。
特に、大企業がやっているようなアカウントや、インフルエンサーが運用しているアカウントなどは、参考になることが多いです。
サムネイルのテンプレートがおすすめ
サムネイルは、デザインセンスが問われます。
そのため、人によっては、どうしてもサムネイルを一から作れないという人もいます。
サムネイルを作るのが難しい人におすすめなのが、テンプレートです。
サムネイルのテンプレートをダウンロードして利用することができれば、洗練されたデザインのものを簡単に作ることが可能になります。
テンプレートをそのまま使うと、オリジナリティに欠けます。
テンプレートを自分なりにアレンジすることによって、良いサムネイルに仕上げることが出来ます。
もちろん、商用利用が可能なものも多数あります。
したがって、テンプレートをいくつか比較して、使ってみましょう。
商用利用が可能なテンプレートは、デザインのプロが作成していることが多いです。
したがって、素人が半端な知識で作成するよりは、良い作品を作れる可能性が高いです。
まとめ
SNSにおけるサムネイルの重要性を紹介しました。
今まで、あまりサムネイルに重きを置いていなかったという人ほど、今すぐ見直すようにしてみてください。
SNSは、より第一印象が重要視される場所です。
サムネイルで損をすることによって、アクセス数は大きく下がることがあります。
逆に、サムネイルで人の目を惹きつけることが出来れば、アクセスが上がることに期待できます。
ぜひ、魅力的なサムネイル作りにチャレンジしてみてください。