
目次

インスタグラムのまとめ機能とは?
Instagram(インスタグラム)には、まとめという機能があります。
まとめ機能を有効活用することで、企業に利益をもたらしてくれます。
企業でInstagramアカウントを運用してるなら、まとめ機能の特徴は把握しておくべきです。
インスタグラムのまとめとは、フィード投稿をまとめる機能のことです。
フィード投稿をまとめることによって、
- アルバム
- ブログ
- ホームページ
のように見せることが出来ます。
写真や動画の全てをまとめることが出来ますので、柔軟性に富んだ機能です。
まとめの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
- 他のユーザーの投稿をまとめることが可能
- まとめに対して名前を付けることが可能
- 解説を付け加えることが可能
- ストーリーでシェアすることが可能
- URLを共有することが可能
まとめ機能は、機能豊富で使いこなすことが出来れば、インスタグラムをより楽しく利用することが出来ます。
したがって、積極的に学びたい機能の一つです。
まとめは大きく分けて3つに分かれる
インスタグラムのまとめ機能は、大きく分けると以下の3つの機能に分けることが出来ます。
- 場所
- 商品
- 投稿
場所
「場所」は、地図の代わりになってくれるので、場所を探したいときには非常に便利です。
商品
「商品」は、ショッピング機能と連携させることができ、タグも商品情報のものになるのです。
投稿
「投稿」は、通常の投稿のまとめになっています。
通常の投稿には、様々なものがあるので、最も汎用性の高いまとめだと言えます。
インスタのまとめ機能のメリット
インスタグラムのまとめ機能を利用するメリットを紹介します。
上手くまとめ機能を利用すれば、メリットをたくさん得られます。
情報をまとめることが出来る
まとめるということは、何事でも見やすく分かりやすくするものです。
したがって、まとめることが出来ること自体が、メリットとなっています。
一つひとつの情報だと有用性がない場合であっても、まとめによって一ヶ所にまとめることで有用性が出ます。
例えば、特定の地域でおすすめのおいしいお店情報だったり、商品のランキングだったりをまとめで作成することで、情報の力がさらに発揮されるものがあります。
まとめることによって、商品同士が相乗効果を発揮して、有益な情報になるのです。
まとめはアカウントのアピールに使える
まとめを作成しているアカウントは、まとめを作成していないアカウントよりも目立ちます。
まとめは、プロフィール画面のタグに表示されますので、「このアカウントはまとめを作成している」ということがすぐに分かります。
そして、まとめタグをタップすれば、どんなまとめを作成しているのか見てもらうことが出来るのです。
まとめを見てもらった際に、気に入ってもらうことが出来れば、ファンになってもらえる可能性は高いです。
まとめの作成が自分のアカウントと他のアカウントの差をつける原因になります。
したがって、プロフィールを充実させるのならば、まとめはぜひ作成しておきましょう。
インスタのまとめ機能の使い方
まとめ機能の使い方について紹介していきます。
まとめ機能は、インスタグラムで重要な要素の一つなので、簡単に利用できるようになっています。
3種類あるまとめ機能について、順に説明していきます。
投稿についてまとめる



まずは「投稿」を選択してください。


次に、表紙となるカバー写真を決定します
そして、各投稿についてのタイトルを記入し、任意で説明文を記入します。
全ての投稿に関して記入が済んだら、画面右上の「次へ」を押します。


場所についてまとめる
まとめには、場所やスポットをまとめるものがあります。
場所やスポットをまとめる場合には、まとめのタイプの際に「場所」を選びましょう。

「場所」を選択すると、近辺のスポットが自動で選出されます。
また、検索することで、まとめたい場所を選ぶことが出来ます。

選択し終わると、画面右上の「次へ」を押してください。

また、任意でまとめの内容や、各投稿へのコメントを記入してください。
画面中央下に「+場所を追加」ボタンがあるので、他にまとめたいスポットを選択します。
1点目のスポット同様に、必要な部分を記入してください。最低2点以上のスポットについて選択し終わると、画面右上の「次へ」ボタンを押すことで確認画面へと移動します。
場所を選んだ場合には自分でスポットを検索して投稿できるところが魅力となっています。
また、従来通り自分の投稿からもできますし、保存済みの投稿からすることもできるのです。
商品をまとめる
まとめ機能には、商品やショッピングをまとめる機能があります。
「商品」の場合は、まとめ方法の段階で、商品を選ぶと良いです。
まとめ方は「場所」と同様で商品を検索して投稿することが出来ます。

「商品」を選択すると、ショッピング機能を利用しているアカウントの一覧が出ます。
まとめたい商品を取り扱っているアカウントを選択しましょう。

選択した商品について、どの様に紹介するのかを選ぶことが出来ます。
「選んだ商品の写真」「自分の投稿の写真」「商品を扱っているアカウントの投稿の写真」の3種類から選択して、商品の説明画像として利用できます。

2点以上の商品を選択することで、まとめを確認できる「次へ」ボタンを押すことが出来ます。
確認して問題なければシェアしましょう。
商品をまとめることで、まとめから直接購入することが出来るので、カタログブックのような役割を果たすことが出来ます。
商品についてのまとめ機能は、企業にとって重要な機能となっています。
まとめ機能を使いこなしている企業
Instagramのまとめ機能を使っている企業を紹介していきます。
とても上手な使い方をしているので、今後まとめ機能を利用する人たちにとっては、かなり参考になります。
COHINA(@cohina.official)
COHINAは、小さい女性をターゲットにしたブランドになっています。
インスタグラムでは精力的な活動が見受けられ、フォロワーは23万人を超えるまでに成長しているのです。
COHINAは、まとめ機能を商品のまとめとして利用しています。
期間によってまとめることが出来れば、COHINAを訪れたユーザーにとっては、とても分かりやすいまとめになってくれます。
自社製品とまとめ機能は非常に相性が良くなっていますので、COHINAはかなり上手にまとめ機能を利用していると言えます。
じゃらん(@jalan_net)
じゃらんは、誰もが知っている旅行雑誌です。
じゃらんは、インスタグラムで精力的な活動を実施していて、フォロワーは21万人を超えています。
多くのフォロワーを集めることに成功したのは、旅行と関連した魅力的な写真を多数提供しているからです。
じゃらんは、スポットをまとめるために、まとめを利用しています。
旅行ビジネスとスポットのまとめは非常に相性が良く、特定のテーマを定めて、テーマに沿った場所のまとめを作成してくれています。
じゃらんの作成したまとめを確認すれば、どこに魅力的なスポットがあるのかが一目瞭然になりますので、とても有意義なコンテンツだと言えます。
さらに、ユーザーとの距離を縮めるためのコンテンツとして、公式キャラクターに関するまとめを用意している点もそつがありません。
じゃらんの投稿から分かるのは、インスタグラムのまとめコンテンツと旅行ビジネスとの相性の良さです。
ハヤリタビ(@hayari_tabi)
ハヤリタビは、航空会社であるANAが運営するアカウントです。
フォロワー数は約1.6万になります。
ハヤリタビの特徴としては、ハッシュタグ(#)を活用してユーザーの投稿を募集し、集まった投稿から何点かをまとめに使用するということです。
「#ハヤリタビ」を使用して投稿することで、有名な企業に取り上げてもらえると、多くのユーザーが素敵な写真を数多く投稿しました。
企業にとってもユーザーにとっても嬉しい企画となりますので、非常に参考になるキャンペーンです。
ワーナーブラザーズジャパン(@warnerjp_official)
ワーナーブラザーズジャパンは、総合エンターテイメント事業を手掛ける企業になっています。
インスタグラムアカウントには多くのフォロワーがいて、3.7万人のフォロワー数となっているのです。
どのような情報を提供しているかというと、新作映画の情報を提供したり、関連グッズの情報を提供したりもします。
他にも、俳優の情報などを提供して、より映画の世界観に入り込みやすくしてくれたり、映画のサブコンテンツとしての楽しみがあります。
ワーナーブラザーズジャパンのまとめは、映画に関するまとめなのですが、テーマに沿って映画をまとめているのです。
したがって、、テレビ欄のようなイメージで確認することができ、好きなテーマのまとめを確認することによって、相性の良い作品に出会えます。
また、映画に関するまとめは、タイトルの付け方が要になってきます。
ワーナーブラザーズジャパンは、タイトルの付け方がとてもうまいので、参考になります。
ミスターチーズケーキ(@mr.cheesecake.tokyo)
ミスターチーズケーキは、チーズケーキのオンライン販売を提供しています。
ミスターチーズケーキは、約16万人のフォロワーがいる人気アカウントです。
日々更新する投稿は、チーズケーキに関連したものです。
「こんなものもチーズケーキに関係していたのか」と驚くような投稿も多く、キメの細やかさが人気アカウントになった理由だと言えます。
ミスターチーズケーキの場合は、まとめコンテンツをコラボ企画の際に使用しています。
普段とは違うことを、まとめにすることで強調しています
北欧、暮らしの道具店(@hokuoh_kurashi)
北欧、暮らしの道具店は、オンラインでインテリアショップをしているサービスになっています。
北欧、暮らしの道具店もインスタグラムの巧者だと言えて、フォロワー数は120万人を超えています。
インスタグラムの投稿には、文字数の多めの投稿を多用しています。
丁寧な説明が、ユーザーから人気を集めている理由となります。
もちろん、写真についても洗練されたコンテンツが多く、ついつい商品を手に取ってみたくなるような投稿が多いです。
北欧、暮らしの道具店のまとめは、特定のテーマを作って商品を紹介するものになっています。
例えば、クリスマスをテーマにして、クリスマスプレゼントに関するまとめを作成しているのです。
ニトリ(@nitori_official)
ニトリは、「お、ねだん以上。」をコンセプトにインテリア・家具を販売している企業です。
フォロワー数は130万人を超え、非常に人気なアカウントとなります。
ニトリの主な投稿内容は、家具の紹介についての投稿となります。
紹介する家具について、それぞれ丁寧に説明が書かれており、投稿を見るだけで、どのような商品なのかわかるようになっています。
まとめコンテンツには、家具の実用例をまとめたものを投稿しています。
非常に参考になるまとめが多数存在しており、人気が高い理由となっています。
森永チョコレート(@morinaga.choco)
森永チョコレートは、森永製菓が運営するチョコレートに特化したアカウントです。
フォロワー数は3.8万人となっています。
森永チョコレートのアカウントには、多くの自社のチョコレートに関する投稿がされています。
同じ商品でも、それぞれ全く異なったデザインで投稿されていて、見ているだけで楽しくなる投稿ばかりです。
まとめコンテンツには、自社のチョコレート製品をどのようなシチュエーションで食べると良いか説明したものが多いです。
見ているだけで、食べたくなるようなまとめコンテンツとなっています。
フライングタイガー(@flyingtigerjp)
フライングタイガーは雑貨や食品などを取り扱っている企業です。
フォロワー数は、約20万人となっています。
フライングタイガーの扱う商品商品は、どれもユニークなものばかりで、ユニークさがウケて大人気のブランドとなりました。
フライングタイガーの投稿は、商品紹介をするよりも、店舗運営がどのような形で行われるかを知ってもらうような投稿が多いです。
例えば、店内を撮影した写真を掲載しており、店舗の雰囲気を掲載することで、実際に店舗に来てもらおうとしています。
まとめコンテンツには、フォトコンテストを開催した際の表彰を行ったり、自社商品を使ったクリスマスの飾りつけ例を紹介しています。
ユーザーの役立つ情報を季節に合った的確な情報としてまとめていて、非常に参考になります。
ファッションセンターしまむら(@grshimamura)
ファッションセンターしまむらは、フォロワー数62万人を抱える大人気アカウントとなっています。
インスタグラムでは、主に商品紹介を行っています。
自社商品のイメージにぴったり合うインフルエンサーを起用し、宣伝してもらうことで、多くの注目を集めています。
まとめコンテンツには、新作紹介のまとめが数多く存在します。
ブログのような感覚で新作を紹介することで、新作への注目度を高めています。
上手なインスタグラムのまとめの使い方
インスタグラムのまとめの上手な使い方を紹介します。
まとめを作成しても、見てもらえなければ意味がありません。
まとめが思うように見られない場合には、ブログやインスタグラムの投稿を利用して、積極的にまとめのアピールをしましょう。
まとめに人が来る仕組みを作ることが重要になってきますので、アピールは重要です。
さらに、まとめなので、ばらばらの投稿をまとめても意味がありません。
まとめで重要になってくるのは、一貫性になりますので、特定のテーマに基づいて、関連のある物事をまとめるようにしましょう。
例えば、自分が気になった投稿のみを適当にまとめているだけでは、自分には興味があるかもしれませんが、他人にとっては興味はありません。
逆に、自分が仕事に使えると思ったアイテムをまとめる場合には、多くの人が気にしてくれます。
まとめは、いくつもの投稿をくくることによって、より有用な情報に仕上げるというものになります。
「これとこれをまとめることで、どういった効果が発揮されるのか」を確認する必要があります。
特に、まとめを作る際に意識したいのが、閲覧者が有効活用することが出来るかです。
元々、まとめは有効活用するためのものなので、「他者が見ても有効に使えるか」をしっかりと意識していきましょう。
まとめはビジネスと相性が良いが、使っている企業は少ない
インスタグラムのまとめについて、よく理解できました。
そして、まとめはビジネスと相性の良いコンテンツになっています。
しかし、意外なことに、まとめを積極的に利用している企業はまだ少ないです。
したがって、積極的にまとめを取り入れることによって、ライバル企業に差をつけることが出来ます。
単純に商品カタログのように使うのも良いですし、少し奇抜なコンテンツを作成してみるのも良いです。
今後は、まとめが当たり前になっていくかと思われますので、今のうちに作り方をマスターしておけば、役立つことは間違いないです。