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Instagramのネームタグが廃止?
ビジュアルがメインのSNSプラットフォーム、Instagramならではの使い方として、名刺代わりに活用するインフルエンサーが増えました。
確かに自分の活動やテイスト、メッセージなどを一目でわかってもらうのには、Instagramは最適なプレゼンテーションツールでしょう。
そんなInstagramらしい機能が「ネームタグ」であり、2018年からネームコードでフォローしたり、プロフィールを表示したりするための機能として存在していました。
ところが2020年8月にネームタグは廃止が決定し、既に機能は無効化されています。
中には「あれほど便利だったのになぜ!?」とがっかりしている人もいますが、廃止理由は同様の機能をもつQRコード機能に一本化するというものです。
確かに、InstagramのアプリにはQRコード機能も搭載されていて、QRコードでも同じくインスタアカウント情報を交換することはできていました。
導入されたのは2019年の12月で、ネームタグは無くなってもQRコードは健在ですので、結論からすれば、さほどユーザーにとって不利益に感じることはないでしょう。
しかも、QRコードはネームタグと違い、Instagram外のカメラスキャンにも対応しています。
今までは、Instagram上でしか使えなかったものが、どんなアプリでも読み取れるのは便利なことです。
ネームタグでできたように自分のオリジナルデザインにカスタマイズも可能ですし、使い勝手はネームタグと変わりません。
実は、QRコードの導入は当初日本限定だったのですが、使う人が多いためそちらにシフトし、他の国でも導入が続々予定されているというのが実際のところです。
つまり、ネームタグは不要になったと、Instagram側が判断したということです。
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InstagramのQRコード機能の使い方
QRコードの目的はネームタグと同様に、簡単にプロフィールを表示させてフォローすることです。
違いと言えば、ネームタグはコード部分が自分の名前でしたが、QRコードはコードになっていることでしょう。
SNSに貼り付けて友達登録してもらうことも可能ですし、Instagram外のQRスキャンから読み取り可能なので、実はネームタグより使いやすいのです。
現在昔のネームタグを他のSNSに貼り付けているなら、古いネームタグは一旦削除して、新しくQRコード画像をアップしなおすことをおすすめします。
「InstagramのQRコード機能の使い方」について詳しく解説します。
QRコード発行手順
ネームタグの発行手順とほぼ変わらない方法で取得できます。
Instagramアプリを開き、右下の「自分のアイコン」をタップし、プロフィールへ遷移します。
画面の右上の「メニュー(≡)」をタップ
メニューの「QRコード」をタップ
QRコードが表示されます。
表示されたQRコードを相手に見せてスキャンしてもらえば、自分のアカウント情報を簡単に教えることが可能です。
インスタグラマーの名刺代わりになります。
上の「スタイル選択ボタン」を押せば、カラー・絵文字・セルフィーから背景を変更することが出来ます。
また、背景をタップすれば、背景色や絵文字の種類を変更できます。
右上の「保存ボタン」をタップすれば、QRコードの画像をダウンロード保存できます。
下の「QRコードをスキャン」をタップすれば撮影モードになって、カメラが開くので他人のQRコードを読み込むことができます。
標準カメラなどでも読み込める
以前のネームタグだと、Instagramアプリ内のスキャンにしか対応していませんでした。
しかし、上記手順で発行したQRコードは、
- 標準カメラ
- QRコードリーダー
などに対応しているため、他社のアプリでの読み込みが可能です。
以前の「ネームタグ」と「QRコード」の決定的な違いです。
InstagramのQRコードをカスタマイズする
ネームタグ同様、QRコードも自由にカスタマイズできますので、名刺代わりに気に入ったデザインを作っておくとよいでしょう。
デザインは、
- カラー
- 絵文字
- セルフィー
の3種類があります。
画面上部中央に表示されるメニューの中から好きなものをタップし、選択できます。
QRコードをカスタマイズしたら、右上のアップロードをタップすることで画像が保存できます。
Instagram以外のSNSプラットフォーム(TwitterやFacebookなど)でも共有できますので、まさに現代の名刺代わりと言えます。
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カラー
背景を押すだけで切り替えが可能です。
全体的に淡いグラデーションカラーで、基本的な色が一通り揃っています。
好きな色を選んで決定しましょう。
絵文字
背景を押すと絵文字一覧が表示されます。
顔アイコン以外にも様々な絵文字が用意されていますので、好きなものを一つ選択しましょう。
検索することも出来ます。
選んだものが背景に壁紙のように複数表示されます。
セルフィー
下中央の○を押すとセルフィー撮影モードになります。
撮影画像は背景になり、タップすると装飾が
- 黄色ふち眼鏡(メガネ)
- ハート目
- 青レンズ眼鏡(メガネ)
- 髭(ひげ)
- ユニコーン
の5種類から選ぶことができ、ユニークなアイコンにすることが可能です。
InstagramのQRコードをシェアする
オリジナルのInstagramQRコードができたら、どんどんシェアして交流を広げましょう。
シェアについては先ほども少し触れましたが、いくつかの方法があります。
対面でQRコードをカメラスキャンする
シェアしたい相手が目の前にいる場合、一方がQRコード画面を開き、相手がそれをスキャンすることで読み取れます。
まさに名刺交換のように交互に読み取れば、お互いの活動情報を交換できます。
SNSやメールで共有する
他のSNSでQRコードを共有したり、メールで相手に送ったりすることもできます。
QRコード画面右上にアップロードがあるので、それをタップしてシェア先を選択しましょう。
画像として共有する
QRコードを画像として保存しておけば、それを使って会った人にスキャンしてもらったり、紙媒体に印刷したりして共有できます。
そのまま名刺のようなカードにしてもいいですし、フライヤーやチケット、パンフレットなどに印刷してアピールすることも可能です。
InstagramのQRコードのスキャン方法
ほかのユーザーからInstagramのQRコードを受け取った場合、スキャンには2通りあります。
Instagramアプリで直接スキャンする
こちらはネームタグでおこなってきたやり方ですが、3ステップでQRコードをスキャンします。
- Instagramのアカウントプロフィール画面で右上にある「メニュー(≡)」をタップ
- メニューの中から「QRコード」をタップ
- 画面下にある「QRコードをスキャン」をタップ
以上でQRコードを読み取れます。
画像で受け取ったら、「スキャンする」をタップした先の画面で、右上に表示される画像を選択してください。
画像一覧が表示されますので、その中から該当するQRコードを選択して読み取ります。
QRコード読み取りアプリからスキャンする
InstagramではないQRコード読み取りアプリでも読み取れます。
詳しいやり方はアプリによって異なりますが、指示に従ってQRコードを読み取ることでInstagramのアカウントに移動できます。
InstagramのQRコードの活用方法
知り合った相手に自分の活動内容を知ってもらうため、気に入ってもらってフォロワーになってもらうためなど、Instagramにはさまざまな使い方があります。
まず認知してもらうことや見てもらうことが重要ですので、QRコードを交換したら即フォローしなければならないというものでもありません。
また印刷物などに掲載しておくことで、継続的に認知を広げることもできます。
単に連絡先を交換するというだけでなく、認知向上や宣伝広告として広く活用するのがよいでしょう。
名刺
インフルエンサーやインスタグラマーにとっては、Instagramアカウントそのものが自分の活動のプレゼン資料であり自己紹介です。
名刺としてカードにQRコードを掲載すればより訴求力が上がりますし、単にInstagramのアカウント名を載せるよりずっと強いアピールになります。
ぜひ見てほしいと言っても、わざわざアカウント名から検索するのは非常に手間ですし、なかなかやってはもらえません。
QRコードなら読み取るだけでプロフィール画面にアクセスできるので、相手のハードルを大幅に下げることが可能です。
ショップカード
参照元:https://ameblo.jp/meicy-card01/entry-12542828834.html
ショップカードやチラシにInstagramのQRコードを掲載するケースが非常に多くなりました。
POPなど販促物にもInstagramのQRコードを載せておくと、伝えられる情報の幅が莫大に多くなります。
集客に必要なのはまず知ってもらうこと、興味をもってもらうこと、そして好きになってもらうことです。
もちろんInstagram本体のコンテンツにも力を入れなければなりませんが、Qコードをきっかけにファンを獲得できるチャンスが広がるのは大きなメリットです。
就活
学生が就活のアピールに活用するのもよい手段です。
特にガクチカなどの資料として、自分のクリエイティブが掲載されているInstagramアカウントのQRコードを添えてESを提出してみるのもよいでしょう。
近年企業は実績より学生の人柄面を見る傾向にありますので、イキイキとした魅力的なアカウントであれば目を惹きます。
InstagramでQRコードが使えない原因
InstagramのQRコードは比較的近年に搭載された機能です。
もしコードがうまく表示されない、読み取れないといった場合にはどのようなことが考えられるでしょうか。
InstagramでQRコードが使えない原因と改善方法を紹介します。
アプリのバージョンが古い
InstagramのQRコード機能は、バージョン123.0から使用できる機能です。
もし、バージョン123.0より古いバージョンの場合には、最新のバージョンにアップデートして下さい。
QRコード読み取りアプリの不具合
Instagramではない外部のQRコード読み込みアプリを使用している場合、アプリ側に不具合がないかチェックしてみましょう。
場合によっては、一度アンインストールしてから、再度ダウンロードして最新バージョンをインストールし直してみることも必要です。
ユーザーネームを変更した
QRコードは、ユーザーネームを変更すると内容が更新されます。
印刷物や画像データとして保存したQRコードは変更が反映されないため、そのまま以前のものを使っていると読み込めなくなります。
相手から貰ったものであれば、再度新しいQRコードを送ってもらうか、改めてアカウントを検索して探す必要があります。
InstagramはQRコードを活用しよう
InstagramのQRコードは、利便性の高い機能です。
- アカウントに集客したい
- フォロワーを増やしたい
と考えているなら、フォローしてくれる相手の手間も考えて、ぜひQRコードを活用しましょう。