何かとストレスの多い現代社会で、日々の仕事や家事で疲れ切っている人は多くいます。
そんな時は日々の雑音から離れて、自然豊かな場所でキャンプしてみるとスッキリとリフレッシュできます。
そのため、キャンプは休日のレジャーとしてとても人気があります。
Instagramでも、多くのインフルエンサーがキャンプの様子やキャンプ用品の紹介をしています。
キャンプは昔から人気がありますが、SNSの流行でさらに注目を集めています。
また、コロナ禍もあって、密にならないアウトドアの人気に火がつきました。
昔のキャンプのイメージだと
- 準備が大変
- 虫が多い
- 衛生的に心配
- 体力がいる
など気軽に始められないと思われていました。
しかし、近年では見た目が可愛いキャンプ用品や、ファッションにもこだわったオシャレな投稿が溢れています。
キャンプ系インフルエンサーの投稿を参考にする人が増えています。
そのため、様々な企業やメディアがインフルエンサーの活用でキャンプのマーケティングを行っています。
今回は、人気のあるキャンプ系インスタグラマー(インフルエンサー)のInstagramアカウントをまとめました。
目次
コロナ禍時代にキャンプが再注目されている
日本の第一次キャンプブームは80〜90代に巻き起こりました。
その後、下火になった時代もありながら、一部のキャンパーたちがキャンプを楽しんできました。
2013年頃から第二次キャンプブームが起こり、また盛り上がりを見せました。
2017年頃には「グランピング」の流行によって、キャンプギアを持っていなくても手軽にキャンプを楽しめると人気になります。
さらに、2018年から「ソロキャンプ」の人口が増え、女性でも一人でキャンプを楽しむ方が増えてきました。
SNSでの発信やお一人様ブームが影響しているのではないかと言われています。
そして、2020年以降は、新型コロナウイルスの影響で、密にならないレジャーとしてキャンプはますます盛り上がりを見せています。
こうした盛り上がりはInstagramなどのSNSでインフルエンサー達が発信しているオシャレなキャンプスタイルに憧れて、キャンプを初めた方がいるためです。
どんなキャンプ道具を選ぶか、どんなテントを選ぶかも、センスの現れるところです。
キャンプには魅力がいっぱい
キャンプはレジャーの一つとされていますが、本格的なキャンパーたちは、自分でテントやバンを用意している方がほとんどです。
キャンプギアも一つひとつこだわりを持って選んだものを使っています。
そして、キャンプに適したファッションを楽しみ、キャンプ飯も楽しみます。
忙しい現代社会では、人間の生活の基本である衣食住がおろそかになってしまいがちです。
キャンプは、衣食住の一つひとつに向き合う時間になります。
料理も普段なら便利な電化製品やレトルトなどを使っていることもありますが、キャンプにはそういったものがありません。
面倒臭いことに時間をかけていられることが、むしろ贅沢な時間になります。
贅沢と思えるようなキャンプの素晴らしさに気付かせてくれるのが、キャンプ系インフルエンサーたちです。
キャンプを始めたいと思っていても、なかなか腰を上げられない方が多いと思いますが、インフルエンサーが日々オシャレなキャンプライフを投稿してくれることによって「やってみよう!」と言う気持ちにさせてくれます。
また、キャンプは独自性を出しやすいので、各インフルエンサーによって雰囲気がまったく異なります。
そしてキャンパーの属性も様々で、
- ソロキャンパー
- カップルキャンパー
- 夫婦キャンパー
- ペット連れキャンパー
- ファミリーキャンパー
- ブッシュクラフトキャンパー
など、様々な世代、属性の方がいるので、幅広い層から親近感を持ってもらえるのです。
【7選】フォロワーの多い人気キャンプ系インスタグラマー
キャンプ系インスタグラマー(インフルエンサー)は増えています。
Instagramでおしゃれな写真を投稿していると「この人のようなキャンプライフを送りたい」と真似するファンも出てきます。
そのため、企業は注目度の高いインフルエンサーにプロモーション活動依頼することが増えています。
では、フォロワー数の多い人気キャンプ系インスタグラマー(インフルエンサー)のInstagramアカウントを紹介します。
YURIE(@yuriexx67)
YURIEさんは、バンライフでの様子をInstagramに投稿して、人気があります。
バンライフとはバン(車)ライフ(生活)という意味で、アメリカが発祥のライフスタイルです。
- 住居を持たずバンの中で生活をしている人
- キャンプ時にテントの代わりにバンで寝る人
- コワーキングスペースを設けて作業場にしている人
などスタイルは人によって様々です。
自由度が高いところがバンライフの人気の秘密です。
キャンプでバンライフを送る最大のメリットは、移動手段として現地にすぐに直行できてテントの設営の手間がかからないというところです。
また、女子がソロキャンプをする時の防犯対策としてのメリットもあります。
そして、何よりインスタ映えするということでしょう。
バンライフの様子をInstagramに投稿して人気を集めているのが、YURIEさんです。
元々デザインの仕事をしていたというだけあって、とってもオシャレな方です。
2018年には独立されて、キャンプやアウトドアを通じて「ソトアソビ」の魅力を発信しています。
以前は、実家の車を借りてテントなどの荷物を運んでいたそうです。
そのうち「自分の車が欲しい」と思うようになります。
その頃には、Instagram経由でアウトドア関連のプロモーションの仕事で忙しくされていたので、思い立ったらすぐにキャンプに行けるように中古のバンを購入したのが始まりです。
今では、愛車のサンシー号でのバンライフで女性を中心に人気を集めていて、フォロワー数は8万人のキャンプインフルエンサーです。
YURIEさんは、アウトドア雑誌の表紙を何回も飾り、メガネのZoffとアウトドア用サングラスのコラボをするなど大活躍しています。
また、自身の本も出版されています。
今、流行りのアウトドア女子の中で注目度の高いYURIEさんは、今後も活躍されるインフルエンサーの一人です。
森 風美(もりふうみ)キャンプ女子(@fu_u.m)
次に紹介するのは、なんとキャンプ歴=年齢という森風美(もりふうみ)さんです。
小さな頃から家族の影響でキャンプをしてきたという森さん。
現在は、年間50泊するというヘビーキャンパーです。
女性向けアウトドアWEBメディア「なちゅガール」の編集長を務め、女性キャンパーのライフスタイルを発信するなど、とても影響力がある方です。
森さんも自身のことを「車中泊キャンパー」と言っています。
元々は「徒歩キャンパー」と自称していました。
現在は、ホンダのバモスホビオ車を購入してキャンプを楽しんでいます。
テレビ出演も多数あり、バンライフ特集や、キャンプ女子特集だけでなく、災害時に使えるキャンプ術という特集にまで出演されているのです。
震災が多い日本では、災害に備えるためのキャンプという切り口が多くの人の心に刺さりやすいです。
芸能人とのコラボも多く、WEB媒体などで共演されています。
また、アウトドアスパイス「motteko」のブランドオーナーも務めています。
持っていくとキャンプが楽しくなる万能スパイスで見た目も可愛くインスタ映えもしそうです。
jawscj7(@jawscj7)
jawscj7さんのキャンプ投稿は色鮮やかなキャンプギアが特徴的です。
インスタ映えを意識して赤を基調とした写真の数々は、まるで写真集のような出来栄えです。
料理もカラフルな食材を並べるところから投稿していて、見ているだけで楽しめます。
カヌーで自然を満喫するなどのレジャーも楽しんでいます。
YouTubeの投稿もされているようで、オシャレな男性キャンパーの憧れになっています。
marimari( •ॢ◡-ॢ)-♡(@marimari8208)
marimariさんは、ナチュラルテイストのオシャレなキャンプライフをInstagramに投稿しているキャンプインフルエンサーです。
「おしゃれソトごはん」という本も出版されているだけあって、まるでカフェなんじゃないかと思ってしまうほど、作り込まれた世界観を持っています。
オシャレなテーブルコーディネートはキャンプでなくても真似したくなるものばかりです。
現地での手間を省く事前の仕込みテクニックなども紹介しています。
雪が積もる冬の時期でも年中家族と雪中キャンプを楽しむ姿はファミリーキャンプをしたいと思っている方におすすめです。
本を3冊出版されていて、テレビのバラエティー番組やCMにも出演するほどの人気ですので要チェックです。
hinata アウトドア情報メディア(@hinata_outdoor)
hinata アウトドア情報メディアさんは、キャンプ・アウトドア情報を発信している大人気キャンプメディアの公式Instagramアカウントです。
今まで紹介してきたインフルエンサーたちは、インスタ映えする写真の投稿が中心でした。
しかし、hinataさんは役に立つ情報をわかりやすくまとめた投稿が数多く上げられていて人気を集めています。
YouTubeのコンテンツも多岐にわたり、
- 飯テロ料理
- 質問コーナー
- 癒しの焚き火
- マイベストギアTOP10
など見応えがあって参考になるものばかりです。
YouTubeやInstagramの他に「きっとそとが好きになる」をコンセプトにしたWEBメディアも運営しています。
他のインフルエンサーとのコラボも多いので要チェックです。
- キャンプ場の情報
- キャンプご飯
- キャンプギア
など、それぞれに特化した情報をアカウント毎にまとめているのでとても参考になります。
♂️(@steppy88camp)
Naoさんは、夫婦でキャンプを楽しむ夫婦キャンパーです。
フォロワー数は3.1万人を超えており人気があります。
年間の宿泊数は50泊以上で、多い年はなんと80泊以上しているという強者です。
個性的なテントのチョイスにセンスの良さを感じます。
開放的なテントが多く、中はゆったりとくつろげるコテージ風になっています。
道具や椅子、棚などを木目調でそろえていて自然と一体になれるような優しい雰囲気です。
ゆったりと自然を感じたい方の参考になりそうです。
奥さんのharumiさん(@harumi_1125)もInstagramのアカウントがありますので、覗いてみると目線の違う投稿が見られます。
neru(@neru0414)
neruさんは、既製品をそのまま使うのではなく、手作業で作られたものを使いたいという、こだわりを持ったキャンパーです。
Instagramの投稿にもこだわりが詰まっておりスタイリッシュなキャンプスタイルです。
コップやカラトリーは、木製のものを必ずチョイスしています。
木製のものはどうしても使用しているうちに経年劣化していきます。
その経年劣化の様子がとてもお気に入りなんだそうです。
夜明けや月明かりでの写真が多く、キャンプライフの中の静の部分を切り取ったような投稿にはファンが多く、フォロワー数は1.7万人です。
キャンプはYouTubeとも相性が良い
キャンプライフの魅力を伝えるのに写真の投稿がメインのInstagramはとても相性が良いです。
最近では、Instagramの投稿に加えてYouTubeの投稿を併用しているインフルエンサーたちがたくさんいます。
動画であれば、到着して、テントの組み立てやセッティングなどを参考にしたいユーザーが視聴してくれます。
もちろん、インスタグラムでも動画の投稿はできますが、YouTubeは動画に特化しているSNSなので、YouTubeを好むユーザーは多いです。
また意外なのが、動画内で特に何かをしているわけではなく、焚き火の音や自然の音など、時間がゆっくりすぎる様子をそのまま配信しているチャンネルもあってチャンネル登録者数も多く、視聴回数も多く人気があります。
山賊さんはソロキャンプの様子をYouTubeに投稿していますが、川の流れる音や料理の音、道具を使う音などが心地よく聞こえるように編集されています。
今流行りのASMRです。
ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことを意味します。
実際にキャンプに行ったような臨場感が得られ、
- 焚き火のパチパチした音
- 小鳥のさえずり
- 虫の鳴き声
- 川のせせらぎ
- 薪割りの音
などは癒し効果がある音として、とても人気があります。
YouTubeの投稿をきっかけにキャンプインフルエンサーになる人もいます。
今後キャンプの盛り上がりとともに、さらにこのようなインフルエンサーが増えていくと予想されています。