VTuber(バーチャルユーチューバー)を企業が起用する意味とは?
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VTuber(バーチャルユーチューバー)とは?

youtubeの写真
VTuber(バーチャルユーチューバー・ブイチューバー)とは、YouTubeにコンテンツ配信をおこなうCGキャラクター(=配信者)を指します。
いわゆるYouTuber(ユーチューバー)なのですが、当人がグラフィックのキャラクターとして露出する点が異なります。
ほとんどのバーチャルユーチューバーは、配信者本人が声を当てています。

ただし、一般的なアニメーションと異なる点は、

  • 配信者の表情
  • 配信者の動作

そのままキャラクターの動きに反映される仕様(モーションキャプチャー技術)になっていることです。
モーションキャプチャー技術を活用し、配信者本人の感情を豊かに表現できる点がキャラクターに生命力を吹き込む魅力につながっています。
あたかもリアルな人がそこにいるかのような臨場感が感じられるため、AIで自律しているキャラクターのように感じるユーザーも多いです。

実際には、CGキャラクターが自律しているわけではなく、人の動きを極限までキャラクターに融合させた新しいアバターの形と言えます。
バーチャルユーチューバーは最新の技術をうまくIT社会、SNS時代に取り込んだ成功事例であり、今後も登場してくるであろう様々な技術と融合しやすい将来性のある存在です。

VInstagrammer(バーチャルインスタグラマー)とは?

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バーチャルの存在はYouTubeだけでなく、ビジュアルをメインとするSNSプラットフォーム、Instagramでもすでに活躍しています。
世界的にもバーチャルモデルやバーチャルインスタグラマーはすでに市民権を得ており、バーチャルユーチューバーより格段にリアルな人に近い存在である点が特徴です。
Brudが運営する「Lil Miquela」はフォロワー数302万人を超えるバーチャルインスタグラマーのパイオニアで、キャラクターはオリジナルブランドももつインフルエンサーです。

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また、Awwが手掛ける日本人タイプの「imma」などは有名ブランドのPRADAやCalvin Kleinなどともコラボレーションを果たし、まさにトップモデルと言ってよい存在です。
すでに1,000万人超ものフォロワーを集め、絶大な影響力を持つインフルエンサーです。
バーチャルヒューマンと呼ばれるほどリアルな姿には、「immaは、本当にCGなのか」と疑うコメントやDMが未だに多く寄せられますが、顔だけでなく全身フルCG制作の投稿もあり技術の高さを実感します。
immaの場合はAIによって判断がなされる仕様となっており、今後、Instagram投稿の先にいるのが人なのかCGなのかという垣根すら超える時代がやって来ることが予測できます。

バーチャルキャラクターを企業マーケティングに活用する手法

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  • VTuber(バーチャルユーチューバー)
  • VInstagrammer(バーチャルインスタグラマー)

のどちらにしろ、企業がオンラインマーケティングに活用するにはいくつかの手法が考えられます。
すでにコラボレーション企画は過去に実践されています。
バーチャルキャラクターを起用した効果的なマーケティング手法を紹介します。

手法1:オリジナルキャラクターを持つ

企業が自社でVTuber(バーチャルユーチューバー)やVInstagrammer(バーチャルインスタグラマー)を作成し、専属タレントとしてプロデュースする手法が考えられます。

プロデュースする手法のメリットは、もちろんブランドに合わせた理想的なキャラクターを一から作れることです。
さらに内製できればアウトソーシングのコストもかからず、修正や追加もスピーディに実行できるため運用が自由自在にできます。
もちろん製作のみ外部委託して自社運用したり、内製したキャラクターの運用のみ外部委託したりする手段も取れます。

ただし、作成して満足するのではなく、ユーザーの心をつかむキャラクターでなければなりません。
YouTubeやInstagramの傾向やターゲットユーザーの好みを知らずに製作や運用はできず、ブランドにマッチさせながら人気を獲得することは容易ではありません。
VTuber(バーチャルユーチューバー)であれば表情や動作を当てる担当者が必要です。
「人」として愛されるキャラクターに育てるためには相応のハードルがあります。

手法2:自社キャラクターをバーチャルタレント化する

すでにオリジナルキャラクターが存在する場合、オリジナルキャラクターをVTuber(バーチャルユーチューバー)やVInstagrammer(バーチャルインスタグラマー)としてタレント化するというマーケティング手法が考えられます。

一定の認知がありファンも存在するキャラクターの別バージョンとして展開すれば、人気を引き継ぎながら新しい分野を開拓することが可能です。
古いキャラクターでも最新技術で一新させることで新たな認知やファンの獲得が期待でき、絵柄や設定などがすでに存在するため、往々にして発生しがちな立ち上がりの遅れがありません。
ある日YouTubeを見たら、よく見知ったキャラクターが楽しそうに歌い、踊り、トークを繰り広げていたとしたら、大きな反響を得られる期待があります。
懸念される点があるとすれば、固定イメージや既成概念が固まっているキャラクターの場合、逆にファンが離れてしまうリスクがあることです。
人気があればあるほどファンの期待値は高いため、期待値に応えられるだけのクオリティーや企画が必要となります。

手法3:コラボレーション/タイアップ

すでに活躍しており、インフルエンサーとしての影響力を持つVTuber(バーチャルユーチューバー)やVInstagrammer(バーチャルインスタグラマー)を起用する手法があります。

以前からある一般なインフルエンサーマーケティングの手法となんら変わりません。
しかし、新たな感覚で新しいターゲット層からブランド認知を獲得できる期待があります。
特定のコミュニティで絶大な影響力を持つインフルエンサーなので、運用を任せられる点が大きなメリットです。
自社運用は想像以上に設備や時間、手間や人員といったコストが嵩み、マーケティング企画自体が頓挫してしまう例が後を絶ちませんが、リスクを高い確率で回避することが可能となります。

ただし、タイアップには報酬が発生するため、予算は必要です。
金額は起用するキャラクターの人気によっても大きく差がありますが、当然人気の高い相手は報酬も高くなるため選定には慎重になる必要があります。
また、自社ブランドや商材と親和性の高いキャラクターが存在するかにもかかっています。
ターゲットユーザーと合致しない場合は効果を得られないので、親和性を見極めることが重要です。

バーチャルタレントを起用した企業マーケティングの事例

インフルエンサーマーケティング画像
実際にバーチャルタレントを起用した企業のマーケティング事例をまとめました。
それぞれタイプの違う選択をしている企業をピックアップして紹介します。

ロート製薬

ロート製薬は、自社でオリジナルキャラクター「根羽清(ネバセイ)ココロ」を制作しバーチャルユーチューバーとして運用しています。
キャラクターを担当するのは元々バーチャルユーチューバーとして活動していた方で、ロート製薬に入社後公式にデビューしました。
2018年6月に活動開始し、約1年でチャンネル登録者数2万人以上を獲得しました。
今ではチャンネル登録者数3万人を超えており、注目されてるVTuber(バーチャルユーチューバー)の一人です。

サンリオ

  • YouTubeチャンネル:サンリオ
  • チャンネル登録者数:21.7万人

サンリオと言えばキャラクタービジネスの有名企業なので、もちろん自社キャラクターNo.1 のハローキティを起用し、youtubeチャンネルを開設しています。
ユニークなのは人間味あふれるトークで、ときに子ども向けキャラクターとは思えないダークな発言が逆に人気を博し、2019年6月にはチャンネル登録者数20万1,000人を超える大人気となりました。

ローソン(LAWSON)

コンビニエンスストアのローソンは、元祖バーチャルユーチューバーとも言える「キズナアイ」とタイアップし、youtube動画を投稿しています。
キズナアイ自体、2019年にはチャンネル登録者数261万1,000人を超えるA.I.Channelの大人気ユーチューバーですが、キズナアイがローソンの店員になりきる内容で視聴回数約33万5,000回弱を記録しました。

PRADA/Calvin Klein他

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先に少し触れましたが、imma(イマ)は日本初のバーチャルヒューマンとして2018年にインスタグラマーデビューしました。
当初は実写の身体にCGの顔を合成していましたが、現在はフルCGの投稿も登場しています。
発言や動きはAIで判断し、すでに個性を獲得しつつあるタレントです。
数々のアパレルブランドやコスメブランドともタイアップし、世界21ヶ国で発行されているファッション誌「GRAZIA」の中国版では12pの特集が組まれ、表紙も飾っています。
公式サイト:https://www.instagram.com/imma.gram/

GU

GU_YU

2020年に大手アパレルブランドGUがブランド初のバーチャルモデル「YU(ユウ)」を起用しました。
GUは日本人女性200人の体型を26項目で計測し、平均を参考にモデルを作成しました。
目的は、モデルがサンプルを着ていても体型が自分とは違うため参考にならないという、ユーザーの不満の声に応えるためです。
実際に多くの着こなしの悩みに寄り添う形で誕生し、顧客満足度向上に貢献するモデルです。
公式サイト:https://www.gu-global.com/jp/ja/

ケンタッキーフライドチキン

バーチャルインフルエンサーとしてケンタッキーフライドチキンが起用したのは、なんと創業者のカーネル・サンダースでした。
今までの固定概念を逸脱した筋肉質でスリムなロマンスグレイの姿に、初のInstagram投稿には6万5,000を超える「いいね!」が寄せられています。
すでに世に存在しない方でもモデルとして起用できる、まさにバーチャルタレントならではの企画です。
公式サイト:https://www.kfc.co.jp

アリババ

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中国企業のアリババが、自社が運営するTモール「ラグジュアリー・パビリオン」のモデルとして起用したのがバーチャルタレントの「noonoouri(ヌーヌーリ)」です。
イギリスのマルベリーとコラボレーションし、ユーザーとヌーヌーリがオンラインゲームをプレイしたり、フランスの雑誌「FIGARO」で表紙を飾ったりと活躍を見せています。
特徴はリアルな人ではなく、一見してキャラクターとわかるアニメーション的な顔立ちを採用している点です。
逆に現実を逸脱させる手法の成功例です。

ポイントはリアルかリアルではないかではない

鉛筆を持って驚くメガネ女子
企業の起用事例を見てもわかるように、結論からすれば、バーチャルタレントの起用はタレントがリアルかリアルではないかという部分に論点はありません。
そもそもユーザーからしてみれば、現実に出会うことはほぼないタレントやモデルはもはや生活の外の存在であり、実在か否かはあまり関係がないからです。
またSNS時代になり、たとえ実在のユーチューバーやインスタグラマーでも画像の加工は当たり前で、本人とはかけ離れていることも計算の範疇です。
つまり企業がバーチャルタレントを起用するにあたっては、

  • 実際に配信/投稿されているコンテンツ内容
  • コンテンツの質(クオリティ)
  • センス
  • 運用実績
  • 人気

などをチェックし、自社との親和性を重視すべきです。
バーチャルユーチューバーのチャンネル登録者も、バーチャルインスタグラマーのフォロワーも、スマートフォンのモニターに映るまま受け留めています。
企業マーケティングにおいてもその価値観や目線を理解し、どういった手法で展開すればターゲットユーザーに響くかを考えるべき時代です。

まとめ | 5G時代はバーチャルタレントに期待大!

ピンクのパーカーを着ている女性が手を挙げてメガホンで宣伝している画像
バーチャルユーチューバーやバーチャルインスタグラマーなどのCGキャラクターがあらゆる分野で活躍し、世界的にも市民権を得はじめています。
最新テクノロジーと相性がよく、VRやAR技術と融合した存在がリアル社会で活躍する時代においては、企業マーケターも従来の手法を変えていかなければならない局面です。
近年さらに期待が高まる高速/大容量の通信技術5Gは、全世界でタイムラグのないリアルタイム社会を実現します。
現在はまだAIを搭載した自律キャラクターではない場合も多いですが、もうすぐ個性を獲得した自律CGキャラクタータレントの誕生が控えていることは間違いありません。
世界で多くのマーケターがバーチャルユーチューバーやバーチャルインスタグラマーに注目しているのは、そうした近い未来まで見据えたうえで、高い効果が望めるからです。
今後、インフルエンサーマーケティングを企画するなら、一度こうしたバーチャルタレントの起用も含めて検討してみてください。

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